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イアン・マルコビッチ
『イアン・マルコビッチ』(Ian Malkovich) は、銀河連邦軍に所属する兵士。軍の優秀な司令官「アダム・マルコビッチ」の弟にあたる。ルシタニア号のドライブユニットの爆発に巻き込まれ殉職、既に他界している。
解説[]
『METROID Other M』で、サムスの回想シーンにて登場。サムスが銀河連邦軍に所属していた時代の仲間であり、アダム司令の直属の部下として、様々な任務を遂行していた。当時の年齢は27歳くらい[1]で、劇中の振る舞いやギャラリーモードの設定画を見る限り、冷静沈着で寡黙な兄・アダムに対し、気さくで社交的な人物であったと推測される。
イアンはルシタニア号救出任務の際、故障したドライブユニットに乗り込み、現場で制御・修理する役目を担っていた。しかし、突然ユニットが熱暴走を引き起こし、ルシタニア号の乗客300名の命が危ぶまれる事態に陥ってしまった。メルトダウンで大爆発が起きる最悪の事態を考慮して、アダムは即座にドライブユニットの切り離しを命令。切り離されたユニットは宇宙空間で爆破炎上を起こし、内部に取り残されたイアンは帰らぬ人となった。
その当時、サムスは肉親を見殺しにしたアダムの冷徹な判断を理解することができず、彼に失望して連邦軍を離れるに至ったが、『Other M』劇中ではイアンの死を悼みつつも、ルシタニア号の乗員および部下達の命を優先して、苦渋の決断を出したアダムの心境に対して同情・理解を示している。
登場作品[]
ギャラリー[]
アダムのデスクに置かれた写真。イアンの姿が映っている。
脚注[]
- ↑ 『Other M』ギャラリーモードの設定画より。
関連項目[]
- アダム・マルコビッチ - イアンの兄。