オートAD

オートAD
『サムスリターンズ』アートワーク
基本情報
英語名	Autoad
出現地	エリア2 (Ⅱ) エリア3 (Ⅱ) エリア4 (SR) エリア5 (SR) エリア7 (SR) エリア8 (SR)
特徴	鳥人族製のロボット
攻撃	体当たり (Ⅱ) エネルギーフィールド(SR)
弱点	ミサイル プラズマビーム スクリューアタック
登場作品	メトロイドⅡ RETURN OF SAMUS

『オートAD』(Autoad) は、惑星SR388に出現する自律行動しているメカノイド。

解説

SR388の地下洞窟や古代遺跡内部などを徘徊しているロボット。本体中央に1つの目のような部位があり、本体底面にある脚を利用して地上を移動する。かつてSR388に居住していた鳥人族によって製造されたものと推測され、先住者がいなくなった現在では制御されておらず、勝手に動き回っている。『Ⅱ』および『サムスリターンズ』に登場するが、行動パターンが大きく異なる。

各作品における特徴

メトロイドⅡ RETURN OF SAMUS

遺跡内部を徘徊するオートAD

初登場。エリア2やエリア3の古代遺跡内部に出現。古代種族が開発したロボットだが、制御者がいないため勝手に動き回っている。

サムスを発見するとジャンプ移動で追跡、体当たり攻撃を行う。耐久力は比較的高く、通常ビームでは撃破が困難だが、ミサイルやプラズマビームなどの強力な武器を使えば容易に倒せる。撃破すると、高確率でミサイルアモがドロップする。

コンセプトアート

メトロイド サムスリターンズ

エリア5を徘徊する通常個体 (サムスリターンズ)

リメイク元の『Ⅱ』からリデザインされ、ビジュアルや行動パターンが大きく変更された。本体が大幅に小型化され、クモに似た姿となっている。本体中央部には赤色のカメラアイがあり、ジャンプ移動は行わず、3本足で地面や壁に張り付き、歩行移動するようになった。

通常は床や壁を這い回っている。サムスを発見すると活発になり、機敏な動作でサムスに向かって急接近する。ある程度 距離を詰めるとその場で停止して、中心部から黄色球体状の特殊フィールドを発生させる。サムスがこのフィールドに触れるとエイオンゲージ残量が大きく減少する。さらにパワードスーツが機能不全に陥り、特殊エフェクトが発生している一定時間、エイオンアビリティが使用不能となってしまう。耐久力が比較的高く、ミサイルやビームバースト、スクリューアタックなどの攻撃が有効。

ゲーム終盤のエリア8では、強化が施された銀色のオートAD (Black Autoad) が出現する。行動パターンなどは共通だが、耐久力が劇的に上昇しており、通常武器では全くダメージを与えられない。ビームバーストの長時間照射、パワーボムの爆風でのみ撃破可能。特殊フィールドによるエイオンゲージの減少量、エイオンアビリティが使用不能になる時間も強化されている。

また、海外の公式攻略本『Metroid: Samus Returns Official Guide』では、鳥人族が同族との戦闘のためにオートADを製造した可能性があることをほのめかしている。

オフィシャルデータ

取扱説明書

先住者が作ったと思われるロボット。今では制御されず勝手に動き回っている。

メトロイドⅡ RETURN OF SAMUS 取扱説明書

登場作品

• メトロイドⅡ RETURN OF SAMUS

豆知識

• 海外版『Ⅱ』取扱説明書では「AUTO」と「AD」の間に空白がなく、そのまま「AUTOAD」と表記されている。跳ねまわる性質からカエル(Toad) のような見た目のナード(Hornoad) との関連性を思わせる。

関連項目

• サイドホッパー - 『2Dメトロイドシリーズ』の敵クリーチャー。ジャンプで跳ね回る。
• レズビット - 『プライム2』に登場。ウイルス転送機能を持ち、サムスのパワードスーツを機能不全に陥らせる。