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キハンター星人』(Kihunter) は、飛行能力を持つ昆虫型エイリアン。スペースパイレーツを構成する種族の一種。

解説

別銀河系に属するスペースパイレーツの構成種族の一種。サムス・アランの急襲によって壊滅した惑星ゼーベスの基地を再建する際、本部隊からの協力要請を受けてゼーベスに来訪したとされている。その名称から惑星キハンターが出身であると推測されるが、現時点で詳細は分かっていない。高度な知能を有しているかどうかも不明である。

頭部にはクチバシのような形状の口が付いており、酸液を吐き出して攻撃することができる。飛行能力を持ち、背中にある翅を激しくはためかせ、空中を浮遊移動することが可能。両手には鋭いカマが備わっており、敵に振り下ろして斬撃を行う。腹部先端には鋭い針があり、これを突き刺して敵を攻撃することもある。翅を失っても、脚を使って地上を歩行移動することができる。青緑色の体色を持つ個体が広く知られているが、黄色や赤色などの個体や、強化された亜種形態も確認されている。

キハンター星人は昆虫に似た生態を有しており、ゾーロと呼ばれる幼体から、蛹の段階経て成体へと完全変態する。さらに『METROID Other M』では、ハチ・アリなどの社会性昆虫のように巨大な巣を作り上げ、上級個体を中心とした階層型の社会構造を持つことも判明。食性は不明だが、『Other M』では巣の内部に蜜のような物質を大量に貯蔵していた。

キハンター星人の巣

詳細記事:キング・キハンター星人
King Kihunter Boss Battle 02 MOM

キハンター星人の巣の内部 (Other M)

METROID Other M』では、シリーズで初めてキハンター星人の巣が登場した。バイオスフィア深部に位置する生体実験フロアの広いホールに、星人達は巨大な巣を作り上げていたのである。キハンター星人の巣は、青紫色の本体部を中央に固定するように、トゲ付きの樹木が重なり合い本体部を保護する"傘"の役割を持つ上層と、巣の土台を形成している下層で構成された、樹木などを組み合わせた二層構造の要塞となっている。本体の内部には大量の蜜が貯蔵され、星人の最上級個体であるキング・キハンター星人が居る。本体部の表面にある無数の穴から、星人達が出入りする仕組みになっている。巣の下層には星人の幼生、ゾーロが生息しており、本体を支える支柱にフラワナが群生している。
キハンター星人の巣の外周には樹木などにより螺旋状の通路が構成されており、実験フロアに迷い込んだサムスは、この通路を駆け登り、頂上にある穴から巣の中に侵入した。巣の下層に降り立ったサムスはサーチングビューで周囲を見渡し、地面にうごめくゾーロの群れを発見する。そのとき、どこからともなくクリーチャーの叫び声が響き渡り、これに共鳴するかのようにゾーロ達が活発化。同時に巣の中から無数のキハンター星人が出現、巣に侵入したサムスを撃退するために襲い掛かる。サムスは星人の苛烈な攻撃を退け、巣の内部に居たキング・キハンター星人の撃破に成功する。

各作品における特徴

スーパーメトロイド

Kihunter SM

緑色の通常種 (スーパー)

初登場。取扱説明書では、ゼーベス再建のために招集された別銀河系の宇宙人とされている。後発作品と比較すると腕などが長く大きいため、巨大で筋肉質な印象を受ける。
鋭いカマの付いた両腕を持ち、通常は腕を前に突き出した状態で、背中の翅をはばたかせて空中を浮遊している。サムスを発見すると両腕を振り上げ、素早く突進して攻撃を行う。ある程度ダメージを受けると翅が抜け落ち、地面に落下する。翅を失った星人はジャンプ移動でサムスに接近して、口から噴射する酸液や体当たりで応戦する。攻撃時や被ダメージに鳴き声を上げるが、この鳴き声はリオなどと共通している。
本作では、以下の3種類のキハンター星人が存在する。
緑色 (通常種)
ブリンスタクレテリアに出現する通常個体。後発作品では、この個体の姿・配色がデフォルトとなる。3種類の星人の中で最も攻撃力・耐久力が低く、すべての武器が有効。屈強な見た目に反して、ノーマルビーム4発で倒せる。
  • HP値: 60
  • ダメージ値: 20
黄色 (中級種)
Kihunter 2 SM

キハンター星人 (黄)

難破船にのみ出現。緑色の個体よりも若干強化された個体で、戦闘にはある程度強力な武器が必要とされる。なお、この個体が出現する大部屋では、すべてのキハンター星人・アトミックを撃破しなければメタルゲートのロックが解除されない。
  • HP値: 360
  • ダメージ値: 60
赤色 (最上位種)
Kihunter 3 SM

キハンター星人 (赤)

ノルフェア古代遺跡エリアに出現。キハンター星人の最上位個体であり、攻撃力・耐久力が異常に高い。ノーマルビーム以外の武器が有効だが、他の個体とは違い、ダメージを受けても翅を落とすことがない。
  • HP値: 1800
  • ダメージ値: 200

メトロイド フュージョン

Kihunter MF

Xが擬態した個体 (フュージョン)

熱帯環境を再現したセクター2 TROに大量発生するほか、メインデッキ中央動力炉にも出没する。寄生生命体Xが擬態した姿であるため、オリジナルとは異なる性質を有している。本体の色は青緑色で、翅・針などは紫色。他のシリーズと比較して頭部の形状が大きく異なり、紫色のバイザー部が肥大化して頭部を覆っている。翅の羽音が大きく印象に残りやすい。
ゲーム序盤のTROには幼体のゾーロしか出現しないが[1]ザザビー撃破後、ゾーロ達は蛹に変化して活動を停止する。その後長らく蛹の状態のままとなるが、ゲーム中盤にすべての個体が一斉に変態を遂げ、成体のキハンター星人となる[2]中央動力炉のメインサイロを停止させた植物の根を一掃するため、サムスはキハンター星人がひしめくTRO深部へと潜入する。
翅を羽ばたかせ空中を飛んでいるキハンター星人は、サムスを発見すると急降下して、腕のカマや尾部の針を使って執拗に攻撃を仕掛けてくる。動作がスピーディで攻撃の軌道が読みづらく、対処が難しい。ある程度ダメージを与えると翅を落とし、地面に落下する。地上に降りた星人は飛び跳ねながらサムスに近づき、口から吐き出す黄色の酸液や体当たりで攻撃する。撃破すると擬態を解除して、元のゲル状のXの姿に戻り周辺を浮遊する。Xがキハンター星人に再擬態する場合もあり、油断ならない。
サムスの持つすべての武器が有効ではあるが、攻撃力・耐久力が異常に高く、さらに複数体の群れで出現することが多いため、作中屈指の強さを誇る敵クリーチャーとなっている。特にHARDモードやアイテム低回収プレイでは、一撃でゲームオーバーとなる程度の絶大なダメージを被ることになる。複数の敵を貫くプラズマビームスクリューアタックなどの強力な武器を取得してからは、かなり対処しやすくなる。

METROID Other M

Battle against Kihunters MOM

サムスを襲撃するキハンター星人の群れ (Other M)

熱帯環境を再現したセクター、バイオスフィアにのみ出現。全体像は『フュージョン』に登場する個体とよく似ているが、過去作品と比較して細身になり、脚が6本に増えて昆虫らしいフォルムに変化している。全身の色は青緑色で、翅はオレンジ色、頭部のバイザー部は紫色。細長い黄色の嘴は、クリップのように横に開閉する。前肢先端のカマが小さくなり、攻撃に利用しなくなったことも特徴。ボトルシップの他のクリーチャー達と同様に、生体兵器として利用するために飼育されていたものと考えられる。生体実験フロアキング・キハンター星人戦以降、バイオスフィアの一部エリアに多くの個体が出現するようになる。
通常は翅をはばたかせ空中を浮遊移動しているが、サムスを発見すると接近して、口から吐き出す緑色の酸液で攻撃を行う。従来作と同じくダメージを与えると翅を落とす性質があり、ディフュージョン効果のある最大チャージビームが有効。さらにオーバーブラストの要領でキハンター星人に飛びつくと、相手の翅をもぎ取ることが可能。
Samus throws a Kihunter MOM

星人を投げ飛ばすリーサルストライク (Other M)

翅を失い地面に落ちたキハンター星人は、地面を這ってサムスに向かってゆっくりと接近。不意をついてサムスに飛び掛かり、自爆攻撃を試みる。この攻撃のダメージはかなり大きいため、注意して対処すべきである。ビームの衝撃などを受けてキハンター星人がダウン状態となる場合があり、このときリーサルストライクが使用可能。キハンター星人の脚を掴み上げたサムスはフルスイングを行い、星人を勢いよく投げ飛ばす。投げ飛ばされ退場した星人は以降出現しなくなるため、投げつけられた衝撃で死亡しているものと考えられる。
本作では『フュージョン』のように、幼体のゾーロから、蛹を経て成体に変態する過程を確認することができる。『フュージョン』と比較して成長速度が異常に速く、ものの数秒で完全変態を遂げる個体もいる。キハンター星人の出没するエリアには大抵、ゾーロも同時出現する傾向がある。
さらにゲーム終盤では、通常種に代わって強化形態のメイジ・キハンター星人が出現するようになる。本体は薄紫色、翅は赤紫色に変化、突起が多く毒々しいフォルムとなっている。行動パターンは通常種と共通しているが、攻撃力・耐久力が大幅に強化されている。

大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS

Smash Run Kihunter SSB3DS

フィールドスマッシュに登場するキハンター星人 (スマブラ3DS)

ゲームモード『フュールドスマッシュ』に敵クリーチャーの1体として出現。『Other M』の3Dモデルが流用されているが、行動パターンは『スーパー』『フューヨン』などの個体とよく似ている。空中の高めの場所で飛行移動しているが、ファイターを発見すると急接近。命中すると痺れ効果が発生する緑色の酸弾を吐き出したり、尾部の針を使って突進するなどして攻撃を行う。耐久力は並み程度で、簡単に倒すことができる。
フィギュアとしても登場しており、3DSの立体視でモデルを鑑賞できる。『スマブラ for Wii U』ではフィギュア「キング・キハンター星人」の取り巻きとしても登場。

オフィシャルデータ

ギャラリー

■キハンター星人

※キハンター星人の成体です。群れで行動し、巣を作る性質があります。

口は横に開きます。クチバシの様でギザギザ。

※キハンター星人の幼生はゾーロというイモムシのような形です。
※ゾーロはサナギへと変化します。
※サナギから成体へ変化

METROID Other M ギャラリー ART 17


キハンター星人の巣があるこのエリアは
まさに要塞そのものである。あらゆる場所から
警戒した星人が容赦なくサムスを襲う。
棘の傘に守られた、中央にある巣本体を破壊
すべくサムスは危険なミッションに挑む。

※キハンター星人の巣本体
ススメバチの様なマダラ模様の毒々しい巣には
相当数の星人とその幼生が巣食っている。
卵を逆さにした形状の巣には、無数の穴が
空いており、そこから星人は出入りする。

※巣の内部イメージ
地面から伸びるスロープ状の穴に入り、中ボスが居る
ホールを目指す。このとき内部は複雑な迷路ではなく
簡単な (一本道でも可) 構造になっている。
ゲームプレイに合わせて調整して頂ければよいです。

METROID Other M ギャラリー ART 70


取扱説明書

ゼーベスを再建するため、協力を要請された別銀河系の海賊。羽がなくなると口から強酸性の液体を吐く。

スーパーメトロイド 取扱説明書


書籍

ゾーロが成虫になった姿という設定のキハンター星人。中央動力炉で大量発生しており、サムスに襲いかかってくる。ビームで攻撃してと羽が取れるだけなので、チャージビーム、あるいはミサイルで確実にしとめたい。

羽の取れたものは、地上に降りて反撃の機会をうかがう。

任天堂公式ガイドブック メトロイド フュージョン


羽蟻のような姿をしたクリーチャーで、集団で登場する。攻撃を受けて羽が取れてしまっても、地面をはいながらサムスに向かってくる。

任天堂公式ガイドブック METROID Other M


大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ

「メトロイド」シリーズに登場するクリーチャー。
ゾーロが成虫になった姿でハチのような風貌。
攻撃は急降下からの突進と酸を吐くの2種類。
上空から吐き出す酸は食らうとビリビリしびれ、
防御してもシールドが大きく削られてしまう。
そのため、攻撃してきたら回避を使って避けよう。
一瞬うしろに下がる動作をしたら突進の合図だ。

大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS フィギュア説明文


登場作品

豆知識

  • 『フュージョン』の個体と共通点が多いことから、『Other M』のキハンター星人はボトルシップが破壊される前に一部の個体が回収され、後にBIOLOGIC宇宙生物研究所に搬送された可能性がある。直接的な描写が無く憶測にすぎないが、リドリーナイトメアのようにボトルシップからB.S.Lに輸送された実例もあるため、可能性を否定はできない。
  • 『フュージョン』ではキハンター星人の巣のグラフィックデータが作成されていたが、ゲーム中で実際に使用されることはなかった。スズメバチの巣に似た形状で、星人のサイズに対してかなり小さい。『メトロイドプライム』のワスプハイブとよく似ている。

脚注

  1. 言うまでもないが、このゾーロもXの擬態した姿である。
  2. なお、ゾーロとキハンター星人の関係性が描かれたのは本作が初めてである。

関連項目


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