メトペディア - メトロイド Wiki
Advertisement
メトペディア - メトロイド Wiki
この記事はボスクリーチャーの「クレイド」について記述されています。

クレイドの皮膚は対光学シールドに匹敵。
アナタの武器は通じませんよ。


クレイド』(Kraid) は、ブリンスタ深部に生息する巨大生物。スペースパイレーツの幹部級クリーチャー。初代『メトロイド』ではサムスと同程度の体長だったが、『スーパーメトロイド』以降の作品では巨体を誇る大型ボスクリーチャーとなっている。

解説[]

Super Metroid Package Artwork SM

サムスの前に立ちはだかるクレイド&リドリー (SM)

ゼーベスブリンスタ深部に生息する爬虫類型クリーチャー。全長約29フィートという、ゼーベス居住生物の中でも最大級の巨体を誇る。幼獣から成体になるまでに約60年もの歳月がかかるとされている[2]
頭部には2つの赤色の眼、額にも眼のような感覚器官があり、鼻先には小さな角がある。長い尾を地面に引きずりながら、強靭な後脚を使って二足歩行を行う。体があまりに大きく動作も鈍重であるため、積極的に歩行移動を行うことは少ない。未発達の長い前肢の先には2本の鋭い爪があり、勢いよく飛ばして攻撃に使用することもできる。肥大化した腹部には縦一列に3つの穴が空いており、そこからダガー状の鋭利な刃の付いた寄生生物[3]が突き出している。クレイドの意思でこの寄生生物を発射・外敵を攻撃可能。腕の爪や腹部の角は、射出後すぐに新しいものに生え変わる。
鱗状の皮膚は耐光学シールドに匹敵する強度を持ち[4]サムスのあらゆる武器を完全無効化する。鱗に守られてない口内部が唯一の弱点で、ミサイル系武器でダメージを与えられる。通常は口を閉ざしているが、赤色の眼に衝撃を加えることで強引に口を開かせることが可能。見た目に反して耐久が低く脆弱であり、弱点の口に集中攻撃を行えば、比較的容易に撃破できる。
スペースパイレーツの幹部格として位置付けられており、パイレーツ最高指揮官であるリドリーと双璧を成す存在で、ゼーベスの中枢区画「ツーリアン」への道を守護する重要な役割が与えられている。ただリドリーと比較すると知能は低く、漫画版『メトロイド』等の描写を見る限り、厳密には幹部として扱われている訳ではなく、戦闘能力の高い原生生物を洗脳・拠点防衛に利用しているだけの可能性が高い。

各作品における特徴[]

メトロイド[]

Kraid M1

クレイドとの戦闘 (M1)

初登場。ツーリアンへの道を守護する小ボスとして、小ボスの部屋Ⅰの最深部に出現。本作のクレイドは後発のシリーズ作品とは異なり、サムスと同程度の大きさとなっている。取扱説明書等に記載のコンセプトアートでは、全身が毛に覆われた生物として描かれている。
戦闘時には腹部から発射する鋭い角と、回転しながら飛んでいく爪で攻撃してくる。これらの物体は破壊不能だが、アイスビームで凍結・停止できる。凍結している間は、次の物体が生成されることはない。なお戦闘部屋はゲートロックされないため、途中離脱も可能。
サムスの持つすべての武器が有効だが、縦方向3列に射出される角によって弾かれてしまうため、正攻法は通用しない。特に中段の角はサムスの武器の射線上に位置するため、アイスビームで凍らせるなどの対策が必要。常に地上にいるため攻撃を当てづらく、作中屈指の強力なボスクリーチャーとなっている。主な攻略法として以下が挙げられる。
  • ダメージ覚悟でクレイドに密着した状態でミサイルを連射して倒す
  • 丸まり状態でクレイド足元に大量の爆弾を設置、絨毯爆撃でダメージを与える
撃破するとアイテム取得ファンファーレが鳴り響き、報酬として大量のミサイル (75発) を獲得できる。また、ブリンスタ右上部に設置されたクレイドの像が起動、ツーリアンへの道を開く鍵として機能する。
同エリアにはクレイドのフェイク個体である偽クレイドも出現。外見・攻撃方法などよく似ているが、本体の色が茶色・青色のツートンカラーで、あらゆるステータス値が低い。スクリューアタック等で簡単に倒せるが、こちらは倒しても特に何も起きない。

スーパーメトロイド[]

Kraid Appearance SM

出現時の演出 (SM)

ブリンスタ深部のボスとして登場。前作『メトロイド』からデザインが大きく変更。全身が緑色の鱗に包まれた大型爬虫類のような外見となり、ゲーム画面に収まりきらない程の巨体を獲得している。ツーリアンへの道を守護する四天王ボスの1体。
本作はクレイドの被ダメージ量に応じてステージ構造が変化する仕様。第2段階まで変化する。これは後発シリーズ作品でも継承されている要素である。戦闘部屋の地面一帯はトゲの生えた植物で覆われており、接触するとダメージを受ける。
弱点は口内。口を開いた時にミサイルもしくはスーパーミサイルを当てるとダメージを与えられる。HP値は1000。頑強な見た目に反して耐久は低く、スーパーミサイル4発で撃破可能。致死量のダメージを与えると、クレイドは咆哮を上げながら地下深くへと崩れ落ちていく。同時に地面一帯に生い茂っていたトゲ植物が消滅、安全に進めるようになる。クレイド撃破後、奥にある小部屋でアイテム「バリアスーツ」を入手可能。さらにクレテリアに設置されたクレイドの彫像が起動して、ツーリアンへの道を開く鍵の1つとして機能する。
また、戦闘部屋前の通路には偽クレイドが登場する。体長はサムスと同程度。単なる偽者ではないようで、一部書籍では "クレイドの幼獣" として紹介されている。

第1段階[]

Kraid SM

第1段階 (SM)

サムスが部屋に入ると、地響きを立てながら地下から出現。この段階では上半身のみ露になっており、前後に移動しながら細長い腕を振ったり、口から小岩を吐き出して攻撃してくる。
口に向けて一度ダメージを与えると、激昂したクレイドは天井を突き破って巨大化、第2段階に移行する。

第2段階[]

Kraid 2 SM

第2段階 (SM)

全身を露わにした第2段階。左右に歩行移動しながら、腹部から発射するトゲ状生物、回転飛行する爪で攻撃を行う。空中に点在する足場や射出されるトゲの上を乗り継いで部屋上方に登り、クレイドの口を狙ってミサイル攻撃を繰り返し行う必要がある。

メトロイド ゼロミッション[]

Kraid MZM

クレイドとの戦闘 (MZM)

クレイドエリアのボスとして登場。リメイク元の初代『メトロイド』とは異なり『スーパーメトロイド』準拠の巨大爬虫類型生物にリデザイン。公式サイトなどでは目覚めた巨獣生物と紹介されている。
ツーリアンへの道を守護する2大ボスの1体で、未詳アイテム取得後、クレイドエリア深部で戦闘となる。戦闘開始時には、目覚めたクレイドが咆哮を上げるカットシーンが挿入される。
クレイドの主な攻撃手段は、腕を振るって空中に飛ばす爪と、腹部から発射するトゲ。爪は回転しながら空中をゆっくり移動する性質があり、ビーム等で破壊すると補給アイテムがドロップする。腹部から発射されるトゲは空中を直進する際に接触するとダメージを受けるが、壁に突き刺さった後は足場として利用可能。ただし、壁に刺さって一定時間が経過すると消滅する。サムスが付近にいる時は、引っ掻き攻撃も行う。
本作もクレイドの被ダメージに応じて地形が変化する仕様。最初はゲート前に足場が用意されているが、ミサイルを数発当てると足場が崩れ、最上部の空中足場だけが残される。クレイドの腹部から発射されるトゲが壁に突き刺さるので、それを乗り継いで上まで登り、攻撃を続けると良い。更にダメージを与え続けると最上部の足場も崩壊。壁に刺さったトゲだけが、唯一の足場となる。
『スーパー』の個体と同様、弱点部位は口の中。ミサイル系の武器が有効。見た目に反して耐久力は低く、ミサイル15発分のダメージで撃破可能。スーパーミサイルを先行取得している場合、戦闘開始と同時に瞬殺できる。口を閉じている場合、額にミサイル等を当てればこじ開けることができる。
クレイド撃破後、左奥の部屋でアイテム「スピードブースター」を入手可能。また、ブリンスタ左上部にあるクレイドの彫像が起動、ツーリアンへの道を開く鍵の1つとして機能する。

メトロイド ドレッド[]

Kraid Artwork MD

アートワーク (MD)

カタリスのボスとして登場。首と両腕に拘束具を取り付けられ、ドーム状の大部屋に宙吊り状態で拘束されており、下半身は溶岩に浸かっている。クリア特典のチョウゾアーカイブでは、鳥人兵士の一団によって捕獲・拘束されるクレイドの様子を確認できる。サムスに対して明確な敵意を見せるが、これはサムスのパワードスーツが、自身を拘束した鳥人兵士の甲冑と似ているためではないかと推測される。
『ゼロミッション』『スーパー』に登場した個体 (ゼーベスに生息) とは別個体と推測されるが、詳細は不明。外見は過去作品のクレイドと同様であるが、瞼を縦に閉じる等、微妙な差異も見られる。また腹部中央の穴が寄生虫により侵食・化膿しているようで、非常に目立つ紫色の膿が生じている。開発者の坂本賀勇によると、一目でクレイドだと分かるようにしつつ『ドレッド』ならではの新デザインを見せたかったとのこと[5]
戦闘は全2段階のシーケンスで進行。一定ダメージを与えると、次のシーケンスに移行する。弱点は口内で、チャージビーム/ミサイルでダメージを与えられる。過去作品と同様、口を閉じている時は、額にダメージを与えるとこじ開けられる。

第1段階[]

Kraid MD

サムスを威嚇するクレイド (MD)

第1段階ではサムスが高所の足場に立っており、クレイドの上半身だけが見えた状態での戦闘となる。クレイドは時折、口を開いたまま殴りかかる素振りを見せるが、拘束具があるため攻撃はできない。
この段階では、以下の攻撃パターンを使用する。
爪の投擲
両腕を振り上げた後、どちらかの腕を振り、連続で爪を投げて攻撃。爪は回転しながら放物線を描いて落下、接触するとダメージを受ける。爪はミサイル等で破壊可能で、エネルギーボール/ミサイルアモ等の補給アイテムをドロップする。
この攻撃パターンはクレイドが常に口を開けた状態のため、ミサイルを連射すればダメージを与えやすい。
酸性の欠片
Kraid Battle Phase 01 Globules Attack MD

口から球状の欠片を連続放出 (MD)

天井を向いた後、口から大量の酸性の欠片を吐き出して攻撃。欠片はビームで破壊可能で、補給アイテムを多数ドロップする。ただし、一定間隔でサムスの位置を狙って、破壊不能な炎弾も発射してくる。ビーム連射しながら適宜回避行動を取る必要がある。
この攻撃パターン時にも弱点の口を狙えるが、欠片の処理をしつつ対処しなければならない。

第2段階[]

Kraid Battle the second phase MD

第2段階の戦闘 (MD)

しばらく口内にダメージを与え続けると第2段階に移行。殴りかかった拍子に左腕の拘束具が外れ、クレイドは自由になった左腕でサムスが立っていた足場を叩き落す。サムスは溶岩に面した床に着地。以降、縦長の部屋での戦闘となる。
部屋の最下層にいる時はクレイドの腹部しか見えず、弱点である口内を狙えない。下層では攻撃回避に専念。隙を見てリフトを利用する等して部屋の上層まで移動して、頭部の弱点を狙う必要がある。
ボムを先行入手していれば、特殊な隠しテクニックが使用できる。ボムを使って左壁の中に入り、隠されたモーフボールランチャーを利用すれば、腹部の穴からクレイドの体内に侵入可能。体内でボムを連続起爆することで早期撃破を狙える。ただし、クレイドの体内にいる間はエネルギーが徐々に減少するため注意。
この段階では、以下の攻撃パターンを使用する。
腹部からの射出攻撃
Kraid Battle Phase 02 Splashes of Acid MD

地面に沿って広がる酸 (MD)

サムスが下層にいる時に使用。化膿した腹部の穴から地面を跳ねる紫色の球体[6]、もしくは紫色の酸を発射して攻撃する。地面を跳ねる球体はビーム等で破壊可能。酸は地面に当たると破裂し地面に沿って飛沫が広がるため、ジャンプで回避する。
スパイク射出
サムスが下層にいる時に使用。腹部から3連スパイクを下から順に射出して攻撃する。ジャンプで回避可能。最下段のスパイクはモーフボール/スライディングでも回避できる。
壁に突き刺さったスパイクは、足場として利用可能。ジャンプで壁伝いにスパイクを登り、左上に固定されたリフトに掴まれば、弱点部位である口内を狙える位置に陣取れる。なお、壁に刺さったスパイクは一定時間後に下から順に消滅する。
ちなみに、化膿した腹部の穴に一定量のダメージを与えた場合、パターンが微妙に変化する。穴を手で抑えて痛がる仕草をした後、3つのスパイクを同時斉射して攻撃してくる。スパイクが砕け散った後、壁のリフトが最下部まで降下。これに掴まることで部屋の最上部まで移動できる。
爪の投擲
サムスが上層にいる時に使用。第1段階と同様、両腕から爪を飛ばして攻撃する。爪はビーム連射/ミサイルで破壊できる。被弾すると地上に落とされてしまうため、迎撃に専念すると良い。
薙ぎ払い攻撃
Kraid Melee Counter MD

薙ぎ払い攻撃にはメレーカウンターが有効 (MD)

サムスが上層にいる時に使用。左腕を頭部の前まで振り上げる動作をした後、横に振り払って攻撃する。被弾すると地上に落とされてしまう。
この攻撃パターンは、メレーカウンターで弾くことが可能。成功すると弱点の口内に向けて連続攻撃が可能。大ダメージを与えられる。
パンチ
サムスが上層にいる時に使用。顔を前に突き出して威嚇した後、左腕で高速パンチを繰り出す。この攻撃はメレーカウンターできず、被弾すると地上に落とされてしまう。タイミングを見計らってジャンプ等で回避する。
フラッシュシフトを先行入手している場合、特殊な隠しテクニックが使用できる。パンチ攻撃の直前、クレイドの目が光った時に口に向かってフラッシュシフトすると、特殊なグラブシーケンスに移行。相手の攻撃をキャンセルしつつダメージを与えられる。

戦闘後[]

Kraid's spike stuck on the wall MD

戦闘後、壁に突き刺さった状態のスパイク (MD)

第2段階を突破するとムービーが挿入され、クレイド撃破となる。サムスはクレイドの腹部を駆け上がり、肩に飛び乗って背後に回ろうとする。腕輪の拘束を解いたクレイドは右腕を振り払ったり、噛み付いたりして応戦するが、全て回避されてしまう。サムスはクレイドの左腕を拘束していた腕輪のワイヤーに飛び移り、ビームをチャージ。それを狙ってクレイドは横から右腕を叩きつけるが、これも回避される。この時の衝撃で、クレイドの首輪を繋いだ天井部のケーブルが断線。支えを失い自重により沈みかける中、両腕で体を支えつつ、クレイドは腹部のスパイクを射出。しかし、サムスはこの命懸けの反撃も上半身を逸らせて難なく回避する。抵抗むなしく、クレイドは溶岩の海に沈んでいくのであった。溶岩に沈んだクレイドの生死については定かではない。
戦闘後、壁に突き刺さったスパイクを足場にすることで、先に進む事が可能になる。隣の部屋でアイテム「ディフュージョンビーム」を獲得可能。
Kraid vanishes after parasite X spread MD

X蔓延後には姿を消す (MD)

エルンXを解放した後クレイド戦闘部屋に戻ると、溶岩の中にクレイドの死骸は無く、壁に突き刺さったスパイクも消滅している。ゲーム最終盤にサムスが対決するレイヴンビーク-Xにクレイドの生物的特徴が見て取れることから、カタリスに侵入したXがクレイドの残骸 (もしくはスパイク) に寄生・遺伝子情報を獲得した可能性が非常に高い。

メトロイド (マガジンZ)[]

第15話「爪牙」に登場。同じ時系列の『ゼロミッション』の個体とよく似た外見的特徴を有しており、ゼーベスに単身潜入したサムスを撃退するため、マザーブレインによって送り込まれた巨大生物としてサムスと戦いを繰り広げる。耐光学シールドに匹敵する皮膚でサムスのパワービームを弾き返し、腹部から射出した寄生生物で彼女の動きを封じた後、後足を使って踏みつぶそうとした。しかし、サムスの使用したボムの爆発によって後足を損傷、狼狽している隙を突いてクレイドの本体を駆け登ってきたサムスによって、弱点の口内にミサイルを撃ち込まれてあえなく敗退した。

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ[]

Website Gallery Brinstar Depths SSBU

ステージ「ブリンスタ深部」に出現するクレイド (スマブラSP)

『DX』『SPECIAL』の2作品に収録されたステージ「ブリンスタ深部」の背景に出現。ステージ最下部にある溶岩の海から定期的に姿をあらわして、爪の付いた腕を高く上げてから一気に振り下ろし、ステージを大きく回転させる。『DX』のモデリングは『スーパーメトロイド』の個体を参考にしていると思われるが、原作以上に不気味かつ巨大な姿となっている。『SPECIAL』では約16年ぶりにステージが復活。グラフィックの向上に伴いステージデザインが一新され、クレイドの外見も『ゼロミッション』に近いものに変更されている。行動パターンなどは『DX』のものとほとんど変わりない。『DX』ではクレイドのフィギュアも収集可能。
『SPECIAL』では収集要素のスピリットとしても登場。No.283のマスタースピリットで、アドベンチャーモード「灯火の星」のスピリッツバトル報酬として入手可能。スピリッツバトルでは、クレイドを模した巨大キングクルールと体力制乱闘を行うことになる。
Kraid Dojo 03 SSBU

クレイドの重戦車流道場 (スマブラSP)

上記スピリッツバトルに勝利すると、マップ上にクレイドの道場が解放される。この施設に任意のスピリッツを預けると、攻撃力・防御力が上昇する反面、移動速度・ジャンプ力がダウンする流派「重戦車流」の効果を付与できる。道場主のクレイドは「ギャルルルル」「ガオッ」などといった、マガジンZ版『メトロイド』の個体を髣髴とさせる単純な叫び・唸り声で会話を行う。

オフィシャルデータ[]

取扱説明書[]

クレイド
小ボスの部屋Ⅰの主。腹から角を飛ばし、背中からもくるくる回る角を飛ばす。攻撃力は強く、やられるとかなりのエネルギーを奪われてしまうので注意。

メトロイド 取扱説明書 (p.33)


クレイド (ブリンスタのボス)
巨体から繰り出すトゲ状の生物と口から吐く岩で攻撃してくる。その体はビーム、ミサイル、ボムいずれの武器にもびくともしない。弱点はどこだ?

スーパーメトロイド 取扱説明書 (p.35)


クレイド
要塞惑星ゼーベスに棲む、最大の敵。腹、指先から爪を飛ばす。攻撃力が高い。

メトロイド ゼロミッション 取扱説明書 (p.31)


書籍[]

クレイドがよみがえった!
以前、ゼーベスで完膚なきまでにたたきつぶしたクレイド。やつが、新たなる力とともによみがえった。
大地をゆるがし、想像を絶するほどの威圧感でせまってくる。あのでかい口に飲みこまれたら、かみつぶされることだろう。
スーパーミサイル・セット!

任天堂公式ガイドブック スーパーメトロイド サムス・アランの2時間59分


クレイド/ブリンスタ/全長: 約29フィート

ゼーベス星で発見された最も巨大な生物。大型の爬虫類としては珍しい2足歩行だが、前肢の発達は乏しく、したがって知能も未発達と考えられている。注目すべきは腹部からはき出される鋭利な触角で、これは射程も長く、たいへん危険だ。成獣になるまでに約60年かかるといわれているが、現在すでに幼獣の生息も1体確認されており、今後も追跡調査の必要がありそうだ。

ゲーム・オン! 1994年5月号 スーパーメトロイド特集 THE BIOLOGY OF ALIENS


【ボス】クレイド

・口内が弱点。チャージビームかミサイルで攻撃するとダメージを与えられる
・口が閉じているときは、頭部の顎より上にチャージビームかミサイルを当てると開く
・戦闘開始直後はしばらく口を開けたまま攻撃してこない
・戦闘は2段階に分けられ、ダメージがかさむと段階が進む
・2段階目で射出されるフライングスパイクは足場になる
・ボムやフラッシュシフトを取得済みだと特殊な攻撃が可能

メトロイド ドレッド パーフェクトガイド


大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ[]

「メトロイド」のボス敵。
ブリンスタの奥底に潜む。
3つの赤い目で敵をとらえ、
アゴはなんでもかみ砕く。
腹に潜むトゲ状の生物は、
飛び道具となり獲物を狙う。
クレイドやリドリーを倒すと
彼らのシンボルが変化。
マザーブレインが待つ
ツーリアンへの道を開き、
サムスをいざなう。

大乱闘スマッシュブラザーズDX フィギュア説明文


登場作品[]

豆知識[]

  • メトロイドプライム』開発段階では、フェイゾンマインズのボスクリーチャーとして、クレイドを登場させるアイディアがあった。しかし、最終的に不採用となり実現しなかった[7]
  • クレイドは非常に巨大で、ゲーム画面に全身像が映ることは無く、それゆえプレイヤーに見えない箇所のグラフィック描画は省略されている。
    • 『スーパー』『ゼロミッション』では、尻尾のスプライトが途中で寸断されている。
    • 『ドレッド』の3Dモデルも同様に、溶岩に浸かった脚から下の部分は造形されていない[8]

脚注[]

  1. 『ドレッド』のみ腹部穴から侵入・体内でボム攻撃が可能。正規ルートでは使用不可。
  2. ゲーム・オン! 1994年5月号 スーパーメトロイド特集「THE BIOLOGY OF ALIENS」より。
  3. 『大乱闘スマッシュブラザーズDX』フィギュア説明文からの推察。文献によっては「角」「触覚」「スパイク」等と記述されている。
  4. 漫画版『メトロイド』におけるマザーブレインの台詞より。
  5. 『メトロイド ドレッド』坂本賀勇氏インタビュー。19年ぶりの最新作は2Dアクション『メトロイド』の集大成 | ファミ通.com
  6. 内部データでは"kraidbouncingcreatures"とされているらしく、寄生生物と思われる。
  7. Interview: Jack Mathews | Shinesparkers
  8. https://www.reddit.com/r/Metroid/comments/q6qvmg/continuing_a_metroid_tradition_since_super_his/

関連項目[]

メトロイドに登場するクリーチャー一覧
ブリンスタ メロ | ゼブ | ジーマ | スクリー | リッパ | ウェーバー | リオ
小ボスの部屋Ⅰ メム | ギガ | スクリー | ジーラ | リッパ | サイドホッパー | 偽クレイド
ノルフェア メラ | スクウィプト | ポリプ | ソーバ | ガメト | リッパⅡ | ドラコーン | マルテビオラ | ゲルーダ
小ボスの部屋Ⅱ ゼボ | ホルツ | ビオラ | マルテビオラ | デスギーガ
ツーリアン リンカ | 砲台 | メトロイド | ゼーベタイト
ボス クレイド | リドリー | マザーブレイン
スーパーメトロイドに登場するクリーチャー一覧
陸棲生物 ジーマ | メタルジーマ | スクリー | メタリー | ジーラ | カクタック | サイドホッパー | ボヨン | ビトン | チュート | プヨ
飛行/浮遊生命 メロ | リッパ | リッパⅡ | ウェーバー | リオ | ゼブ | ギガ | ゼボ | コーベン | アトミック | ブル
溶岩棲生物 スクウィプト | ドラコーン | デスギーガ | ゲルーダ | ガメト | アルコーン | ソーバ | ビオラ | メラ | マルテビオラ | ホルツ
水棲生物 アウッチ | エビア | オウム | シーザ | スカルテトラ | ゾア | ヤード | メム
障害物 ローリングストーン | 作業ロボット | 剣山トラップ | 火柱プロミネンス | プロミネンス | リンカ | ビーム砲台 | ゼーベタイト
固定生命 ガドラ | カーゴ | グラップラー | サムスイーター | ポリプ | ナミヘ | フーネ
友好/無害 エテコーン | ダチョラ | ホタリー | コズミック・バグ | トリッパ | プワンプ | タトリ | シャクトール
パイレーツ ゼーベス星人 | メタルゼーベス星人 | ゾーロ | キハンター星人 | マグドール星人 | 偽クレイド
メトロイド メトロイド | メトロイドモドキ | ベビーメトロイド
ボス バトル鳥像 (通常/金) | スポア・スポーン | クロコマイアー | ボツーン | クレイド | ファントゥーン | ドレイゴン | リドリー | マザーブレイン
メトロイド ゼロミッションに登場するクリーチャー一覧
ブリンスタ ジーマ | リッパ | スクリー | ウェーバー | ゼブ | メロ/メロの巣 | メーマ | カラームツーターの実 | デスギーガ
クレイド ジーラ | リッパ | ギガ | リオ | サイドホッパー | バリスト | ガドラ
ノルフェア ソーバ | リッパ | リッパⅡ | メラ | スクウィプト | ガメト | ドラコーン | マルテビオラ | ゲルーダ | ポリプ | カラームツーター/カラームツーターの実 | デスギーガ | バリスト
リドリー ビオラ | マルテビオラ | ゼボ | ホルツ | デスギーガ | ガドラ
クレテリア リッパ | スカルテトラ
ツーリアン リンカ | 砲台 | メトロイド | ゼーベタイト
チョウゾディア ジーマ | アトミック | 作業ロボット | メーアイ | ゼーベス星人
ボス ディオルム | ムーア | キル・ギル | クレイド | リドリー | マザーブレイン | 大軍神 | メカリドリー
メトロイド ドレッドに登場するクリーチャー一覧
陸棲生物 アーマディガー | ヴァルクラン | オブシドミソン | キャタジラ | グープロット | クライダ | クリープ | サボトル | シェルミット | スクローク | スコッジ | スピッテイル | スラーガ | スライドル| ダイヴォ | タクマク | トビオ | フルマイト | ボルザー | ムズビ | ヤムパ
飛行生物 クエツォア | シャーポウ | ショッカー | トウシン | ドロプター | ネイロン | フィング | プライ | ヘカソン | ヨジンベー
水棲生物 オムニソン | サカイ | ディジアン | デプソーン | バタルーン | リデンキ
固定生命 エンキ | ゴブラ | スナップ | ロドタック
変異生物 X/コア-X | グーショッカ | クエツショッカ | スピットクローク | 鳥人ゾンビ | ネイラーガ | ブライ | フリース | ロドミソン | ゼギオウ | ムズクラン | ヤムプロット
メカノイド オーツール | オーテクター | オートクラスト | オートシャープ | オートスナイパー | シェイカーノート | リンカ | タレット
ボス E.M.M.I. | セントラルユニット | コルピウス | クレイド | ロボット鳥人兵士 | ドロギーガ | 鳥人兵士 | エスキュー | 実験体 Z-57号 | ゴッヅーナ | エリート鳥人兵士 | レイヴンビーク
大乱闘スマッシュブラザーズ 関連項目
ゲーム作品 スマブラ64 | スマブラDX | スマブラX | スマブラfor 3DS & Wii U | スマブラSP
ファイター サムス | ゼロスーツサムス | リドリー | ダークサムス
ステージ 惑星ゼーベス | ブリンスタ | ブリンスタ深部 | ノルフェア | フリゲートオルフェオン | パイロスフィア
アイテム スクリューアタック | パワーボム
アシストフィギュア メトロイド | マザーブレイン | ダークサムス
ボス リドリー | メタリドリー
背景・敵キャラ ウェーバー | 鳥人像 | クレイド | パラサイトクイーン | ジーマ | リオ | キハンター星人 | メトロイド | FGⅡ-グラハム | ゾーロ | ジュリオン
その他 フィギュア | amiibo | スピリッツ
Advertisement