『スキャンバイザー』(Scan Visor) は、サムス・アランのパワードスーツに搭載されたバイザーシステムの一種。周囲のデータ収集、デバイスの起動およびハッキングが可能。
解説[]
サムス・アランのヘルメットに標準装備されている、データ収集機能に特化したバイザー。人差し指と中指を伸ばした左手をバイザーの横に添えることで起動、通常視界のコンバットバイザーからスキャンバイザーに切り替わる。バイザー中心部に表示されているカーソルを移動させ、ターゲットに重ね合わせてスキャンすることで、対象から様々な情報を得ることができる。
スキャンバイザーには一定の射程距離が設定されており、スキャンを行う際には対象物にある程度接近する必要がある。対象との距離が開いた状態でスキャンを行うとバイザー上に「スキャンレンジオーバー」と表示され、情報を読み取ることができない。また、スキャンバイザーを起動している間は装備している武器を一切使用することができないため、注意が必要である。
生命体の生態データや弱点、情報端末の用途や操作方法、遺跡や研究施設などに設置された各種ログの解読、オブジェクトの構成物質や破壊手段の特定など、収集可能な情報は多岐に渡る。スキャンバイザーを利用可能な対象物は非常に幅広いが、中にはスキャンすることができないものも存在する。他のバイザーシステムに切り替えることで対象を視認できたり、トランスレーターファイルを更新することで情報を読み取れるようになる場合がある。
スキャンバイザーのデータ解析機能の応用性は非常に高く、コンピュータにアクセスすることで、特定デバイスの作動プログラムを起動させたり、ハッキングを行いメカニズムのロック状態を解除することも可能。
各作品における特徴[]
メトロイドプライム[]
- 初登場。標準装備。ログブックに記録される重要な情報、あるいはエレベーターなど仕掛けを作動させるものは赤色のターゲットで、それ以外の情報はオレンジ色のターゲットで表示される。
メトロイドプライム2 ダークエコーズ[]
- 標準装備。任務に関係する重要なスキャン対象は赤色、それ以外の対象は青色で表示される。また、過去にスキャン済みの対象は緑色で表示される。
メトロイドプライム3 コラプション[]
- 標準装備。基本性能は『ダークエコーズ』と同様。Wiiリモコンに対応した操作で、スキャン対象を捕捉可能になった。
メトロイドプライム ハンターズ[]
- アドベンチャーモードにて使用可能。下画面にあるバイザーアイコンをタッチペンで長押しすると、上画面がスキャンバイザーに切り替わる。
オフィシャルデータ[]
ログブック[]
スキャンバイザー
メトロイドプライム
スキャンバイザー:標準装備されている通常視界のバイザー。スキャンすることであらゆるデータ収集が可能です。また、特定の装置の作動プログラムを解析して動作させることもできます。
スキャンバイザー使用中は、一切の攻撃ができません。で、スキャンバイザーに切り替え可能。ターゲットを
でロックオンし続けるとスキャン可能です。
で別のバイザーに
でコンバットバイザーに切り替えられます。
サムスの記録:《記号》は、重要な情報のターゲットのようだ。敵をスキャンすると、能力や弱点等の情報を入手できる。
スキャンデータの再確認はポーズメニューの「ログブック」で行うことが可能。この画面でを押して、ログブックを確認してみよう。
スキャンバイザー
メトロイドプライム3 コラプション
標準装備されているデータ収集機能を持つバイザーです。一部のデバイスにアクセスし、起動することも可能です。
(-)を押し続けてバイザーセレクトメニューを呼び出し、上部にカーソルを合わせ(-)を放すとスキャンバイザーに切り替わります。対象物をポイントして、Zを押し続けるとスキャンします。重要なターゲットは赤色で表示されます。
特に重要な情報はログブックに記録され、いつでも確認が可能です。
スキャンバイザー
メトロイドプライム ハンターズ
主にデータ収集を行うバイザーです。バイザーアイコンを長くタッチすると起動します。対象を中心にとらえてファイアボタンを長く押すと相手をスキャンします。矢印アイコンでページを進めます。もう一度バイザーアイコンをタッチすると、コンバットバイザーに戻ります。
取扱説明書[]
惑星ターロンⅣには、地形や天候の異なるさまざまなエリアが存在し、鳥人文明の遺跡も多数残されている。スキャンバイザーによって鳥人族のメッセージやスペースパイレーツの暗号化データを解読可能です。ターロンⅣに秘められた謎を解き明かすためには、スキャンバイザーを駆使する必要があります。
スキャンバイザーを使うと、他のバイザーでは感知できない情報を発見できます。スコープ内にレッドまたはオレンジ色のアイコンを捕捉しLを押し続けると、対象物の情報を読み取り、敵の特性や弱点を分析できます。バリアシステムの解除やエレベーターの起動などにも必要です。
スキャンした重要なデータは、ログブックに記録されます。
生物やコンピュータ端末などから情報を読み取ることが可能。敵の弱点の分析や鳥人族のメッセージの解読のほか、システムのスイッチオンやロックの解除にも使用します。メトロイドプライム 取扱説明書
生物やコンピュータ端末などから情報読み取り、データを収集するバイザーです。なお、スキャンバイザーの使用中は、武器を使用できません。
対象物を照準カーソル内にとらえた状態で、Zボタンを押し続けてスキャンしてください。スキャンにより一部の装置を起動させることもできます。また、特に重要なものをスキャンしたときは、ログブックに記録されます。メトロイドプライム3 コラプション 取扱説明書
バイザーアイコンをタッチし続けると、上画面が「スキャンバイザー」に切り替わります。もう一度バイザーアイコンをタッチすると、通常時の画面(コンバットバイザー)にもどります。
スキャンバイザー時はウェポンを使えません。
スキャン対象カーソルが表示されたら、Lボタンを押し続けてスキャン(調査)できます。スキャンが完了すると、下画面にその情報が表示されるので、読み終わったら「OK」をタッチしましょう。特に重要な情報はログブックに記録されます。また、スキャンにより、さまざまな装置を起動することもできます。
※操作モードが「タッチペンL」「デュアルL」の場合、Rボタンでスキャンを行います。メトロイドプライム ハンターズ 取扱説明書
書籍[]
敵やアイテムなどをスキャンし、情報を得るためのバイザー。バイザーの中央にある四角い部分で、スキャンしたい場所を見よう。ただし、距離には限りがあるので、スキャンしたい対象にある程度近づかなければならない。また、このバイザーを使っている間は、武器を使うことができない。戦闘になったら、早めに他のバイザーに切りかえよう。
任天堂公式ガイドブック メトロイドプライム
公式サイト[]
動植物からコンピュータに至るまで、対象物をロックオンする事でその情報を読み取ることができる。
メトロイドプライム 公式サイト
生物やコンピュータ端末などから情報を読み取り収集、解析するためのバイザー。一度スキャンして記録されたデータは「ログブック」でいつでも確認が可能。
メトロイドプライム2 ダークエコーズ オフィシャルサイト
スキャンバイザー
標準装備されている情報収集機能を持つバイザー。生物やコンピュータ端末などから情報を読み取ってデータを収集することや、一部のデバイスにアクセスし、起動することも可能。
登場作品[]
ギャラリー[]
関連項目[]
- ハッカーモード - 『プライム2 ダークエコーズ』のマルチモードで使用可能なアクション。
- サーチングビュー - 『METROID Other M』で使用されるアクション。