この記事は任務としての「ゼロミッション」について記述されています。 - ゲームソフトの「ゼロミッション」については、メトロイド ゼロミッションをご覧ください。
この隠密の任務(ゼロミッション) キッチリ遂行してみせるよ
『ゼロミッション』(Zero Mission) は、銀河連邦によって発令され、サムス・アランによって遂行された極秘任務のコードネーム。惑星ゼーベスの浮遊生命体「メトロイド」を殲滅し、パイレーツを統括する機械生命体「マザーブレイン」を破壊する作戦である。
シリーズ第1作『メトロイド』およびリメイク作品の『メトロイド ゼロミッション』で、詳細が描かれている。
解説[]
コスモ歴20X5年、殺戮・略奪行為を繰り返し、勢力を拡大しつつあった宇宙犯罪組織「スペースパイレーツ」が、SR388から帰還中だった銀河連邦の調査船を襲撃。船内に保管されていた危険生物「メトロイド」の研究サンプルが強奪された。パイレーツは、メトロイドのエネルギー吸収能力に着目、生体兵器としての利用価値を見出していたのである。
連邦警察による必死の捜索の結果、奪われたメトロイドはパイレーツの本拠地「要塞惑星ゼーベス」に輸送されたことが判明。銀河連邦軍が総攻撃を行うも、パイレーツの激しい抵抗にを受け、陥落させることはかなわなかった。その間もパイレーツのメトロイド増殖計画は着々と進行しており、銀河文明滅亡の危機が刻一刻と迫っていた。
こうした差し迫った事態の中、銀河連邦最高議長キートンは極秘任務「ゼロミッション」を発令。銀河最強と名高いフリーのバウンティーハンター「サムス・アラン」を難攻不落のゼーベス基地に侵入させ、要塞を集中管理するマザーブレインを破壊し、メトロイド増殖計画を強行阻止させる前代未聞の作戦を決定した。過去に数々の難事件を解決してきた実力者で、幼き日に鳥人族に育てられ、ゼーベスの地理環境に詳しい彼女は、まさに適任者であった。
銀河連邦軍は陽動作戦を敢行。アダム・マルコビッチ率いる特務艦隊が派遣され、スペースパイレーツ軍との艦隊戦を開始。時を同じくして、警備が手薄になったゼーベスの地に降り立ったサムスは、生態系を狂わされ、かつての面影を完全に失った故郷の地で任務を開始した。惑星最大級の巨獣「クレイド」を退け、緊急事態を受け帰還したパイレーツ最高司令官「リドリー」を撃破。最終的にツーリアンの破壊に成功。見事「ゼロミッション」を達成したのだった。