『ダイダロス』(G.F.S. Daedalus) は、銀河連邦軍が保有する情報調査艦。『メトロイドプライム フェデレーションフォース』にのみ登場。惑星環境の調査や諜報任務などに利用されたが、パイレーツの攻撃によって大破した。
解説[]
様々な調査・諜報任務に使用された銀河連邦軍の情報調査艦。調査活動に際して要求される設備やデバイスが搭載されている。ダイダロスの乗員はすべて非戦闘員であり、特に武装は用意されていないようで、敵との交戦時には一切の反撃手段がない。
かつて放棄した基地施設を復旧させるため、フェデレーションフォースの活動と並行してエクセルシオンの惑星環境を調査していた銀河連邦軍は、地底湖の付近で未知の液体資源を発見した。連邦は液体資源のサンプルを採取するために、調査艦ダイダロスを派遣。艦に搭載された全8基のリカバリーポッドを地上に配備して調査を開始したが、サムスの情報提供によりスペースパイレーツの破壊活動部隊がダイダロスに接近しつつあることが判明。連邦はダイダロスの乗員をすべて退避させ、未回収のリカバリーポッドを防衛するためメック小隊を派遣した。メック達の活躍により、銀河連邦軍はリカバリーポッドの回収に成功し、十分量の液体資源サンプルを獲得するに至った。
その後、ダイダロスはパイレーツの動向を探るために単独で諜報任務を実行していた。パイレーツが開発している巨大戦略兵器に関する機密データの傍受に成功したが、データ流出を阻止するためにパイレーツが奇襲を行い、ダイダロスは深刻なダメージを受けてしまい、エクセルシオンの連邦軍訓練場跡地に不時着した。ダイダロスの乗員は安全な場所に避難したが、艦内のデータアップリンクに保管された機密データの回収には間に合わなかった。そこで連邦軍は、経験豊富なフェデレーションフォース小隊を現地に派遣。小隊はパイレーツの攻撃網をかいくぐり、データアップリンクを起動させて機密データの転送に成功した。この事件で大破したダイダロスは、その後劇中に登場することはなかった。