『ナード』(Hornoad) は、惑星SR388に生息する小型生物。
解説
SR388の原生生物。カエルに似た外見をしており、両脚を使って飛び跳ねながら移動する。
各作品における特徴
メトロイドⅡ RETURN OF SAMUS
- 初登場。SR388の洞窟内を飛び跳ねているだけで目立った攻撃行動は取らないが、触れるとダメージを受けてしまう。攻撃力値は10[1]。倒すと高確率でミサイルアモが出現する。体色は緑色で腹は黄色、目の色は赤色[2]。
メトロイド フュージョン
- B.S.Lのメインデッキやセクター1 SRXに出現する。本作のナードはXが擬態した姿であるため、オリジナルと異なる点が多い。体色は毒々しい赤紫色で腹の色は水色。従来の飛び跳ねる移動方法は健在であり、更に目の前に敵を見つけると口から酸を吐いて攻撃するなど、凶暴性が増している。倒すと擬態が解除され、黄色や緑色のXに変化して周囲を浮遊する。
メトロイド サムスリターンズ
- SR388のあらゆるエリアに出現。通常種の体の色は緑色で、目の色は黄色。口には鋭い歯、背中には鋭利なヒレが生えており、尻尾のような部位が追加されているなど、リメイク元の『Ⅱ』と比較すると爬虫類寄りかつ凶悪な外見となっている。普段は地上を飛び跳ねているだけだが、サムスが近づくと飛びかかって噛み付き攻撃を行う。この攻撃はメレーカウンターで弾き返すことが可能。
- 本作のナードにはいくつかのバリエーションが存在する。エリア3以降に出現するオレンジ色の個体は、噛みつき攻撃の他に、緑色の酸を吐き出して攻撃してくる。
メトロイドプライム
- クリア特典のギャラリーモードに収録されている、フュージョンスーツの設定資料にナードの挿絵が存在する。チャージビームが近距離で発射するとチャージビームの仕様説明のための標的として採用されている。
METROID Other M
- ギャラリーモード ART14に収録されているウェーバーの設定資料に挿絵として登場。ウェーバーの体当たり攻撃を受けて気絶し、その後ウェーバーに体液を吸われている様子がラフスケッチで描かれている。
メトロイド (マガジンZ)
- 第4話「脅威」において、オールドバード達が惑星SR388を調査した際に撮影した映像にて登場。Xの追跡から免れようと洞窟へと逃げ込んだものの、飛来した多数のXが付着してしまい、悲鳴を上げながら溶解、絶命した。寄生の際に得たDNA情報を基にして、Xはナードに完全に擬態することに成功。この一連の様子を目にした鳥人族の面々は、Xの危険性の高さを意識しはじめる。
オフィシャルデータ
取扱説明書
洞窟の中を飛び跳ねている。
メトロイドⅡ RETURN OF SAMUS 取扱説明書
SR388の原生生物。洞窟の中を飛び回るカエルのような生物。
メトロイド フュージョン 取扱説明書
豆知識
- B.S.Lのセクター1 SRXにはXに寄生されていない個体が存在する。背景で動きまわっており、本来の色である緑色をしている。近くには巣とみられる物体がある。Xに寄生されると色が変わり、襲い掛かってくる。