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プロテウスリドリー』(Proteus Ridley) は、リドリーの亜種形態。『メトロイド サムスリターンズ』の最終ボスとして登場。正式な日本語名は判明していない。

解説

初代『メトロイド』および『ゼロミッション』において、サムスとの戦闘で敗北・撃破されたリドリーのオリジナル個体が、本体の一部を機械化・蘇生した形態[1]。『メトロイドプライム』に登場するメタリドリーと同様の出自だが、メタリドリーと比較して装甲が少なく、生身の部分が多くなっている。このことから、生体組織の再生が急速に進んでいる様子が見て取れる。

復活を遂げたプロテウスリドリーは、メトロイドを回収・再び生体兵器として利用するため、メトロイドが生息するSR388に急行した。しかし、彼が到着するまでの間に、サムスの活躍によって惑星内のメトロイドはほぼ殲滅されていた。プロテウスリドリーは、生き残った唯一のメトロイド = ベビーメトロイドを強奪するため、サムスの前に立ち塞がる。

プロテウスリドリーは、リメイク原作の『メトロイドⅡ RETURN OF SAMUS』には登場しない、新たに追加されたボスとなる。これは続編の『スーパーメトロイド』で、リドリーが完全復活を遂げるまでの過程を後付けで描写しているとも解釈できる。

戦闘

弱点は装甲に包まれていない生身の部分 (胸部・口) となっており、スーパーミサイルビームバーストプラズマビームが有効。装甲部位はビーム・ミサイルを弾いて無効化するため、フリーエイムを活用して的確に弱点を狙う必要がある。ノーマルミサイルパワーボムの爆風も通用しない。

プロテウスリドリーの戦闘は、全3段階のシーケンスで進行。一定のダメージを与えると、次のシーケンスに移行する。

第1段階

クイーンメトロイド撃破後、ベビーメトロイドを引き連れて、洞窟を抜け出したサムスは地表に到達。地表エリアは暗雲が立ち込め、雷雨にさらされていた。岸壁を越えてスターシップの着陸地点まで辿り着くと、サムスは遠隔操作でシップを起動。初めて目にしたシップに興味を示したベビーは、サムスの元を離れ、シップの周囲を軽快に浮遊する。

刹那、はるか遠方の空からプロテウスリドリーが出現。ベビーを背後から鷲掴み、強奪しようと企む。ベビーの危険を察したサムスは遠隔操作でシップを後退させ、崖から飛び降りてプロテウスリドリーの目前に着地。SR388での最終決戦が幕を開ける。

第1段階では、以下の攻撃パターンを使用する。

波状火球放射 (仮称)

火球を発射 (MSR)

空中で使用する攻撃。前方に向かって5発の火球を波状発射する。火球の進行速度が遅いため、容易に回避可能。
尻尾の刺突 (仮称)
空中で使用。地上にいるサムスを狙い、勢いよく尻尾を突き出して攻撃する。
急降下攻撃
空中で使用。地面にいるサムスを狙い、急降下して体当たり攻撃を行う。地面に着地した後、即座に空中に飛び上がる。

第2段階

第1段階を突破すると、リドリーの体から大量のエイオンオーブが放出され、サムスのゲージが回復。カットシーンに移行する。

プロテウスリドリーはベビーを手に持ち逃走を図るが、サムスはそれを追跡。尻尾を掴み取り共に上昇、リドリーを失速させようとする。これに気づいたリドリーは尻尾の薙ぎ払いで振り落とそうとするが、サムスは背中のスラスターを噴射させ、リドリーの胸に飛び込み、プラズマビームを連射して反撃。不意を突かれたリドリーは悲鳴を上げ、手の内のベビーを落としてしまう。

サムスは空中にジャンプして、解放されたベビーをすかさずキャッチ。ベビーを奪い取ろうとリドリーが迫るが、サムスは左の翼に向けて最大威力のチャージショットを発射。ビームの直撃でバランスを崩したリドリーは、付近の崖に衝突・落下。崩れ落ちた瓦礫の下敷きになる。しかし、リドリーはすぐに目を開いて立ち上がり、第2段階の戦闘が始まる。戦闘時には背景の嵐がより激しくなり、サムスに救助されたベビーメトロイドが、シップ付近を浮遊している。

第2段階では、第1段階から以下の攻撃パターンにシフトする。

直進火炎弾 (仮称)
地上で使用する攻撃。サムスが遠距離にいる時、前方に向かって直進型の火炎弾を発射する。サムスのいる方位を狙うため、斜め撃ちも可能。ジャンプで回避可能。
引っ掻き攻撃 (仮称)

引っ掻き攻撃 (MSR)

地上で使用する攻撃。至近距離のサムスを狙って、爪の斬撃を2回繰り出す。ジャンプで回避可能。
尻尾の刺突 (衝撃波)
空中で使用する攻撃。第1段階で使用していた尻尾攻撃と同じだが、尻尾を地面に向かって、深く突き刺すようになる。さらに、尻尾を引き抜く瞬間に衝撃波が発生、スパイク状の岩石が地上を伝播する。
尻尾突き刺し突進 (仮称)

突進前のモーション (MSR)

空中で使用。地面に尻尾を突き刺したまま、前方に向かって突進攻撃を行う。地上にいると突進攻撃に巻き込まれる。移動距離が長く、攻撃範囲も広い。スペースジャンプでリドリーを飛び越えることで回避が可能。
ちなみに、サムスが壁際に居る時にリドリーが突進攻撃を行うと、壁に激突して一定時間 行動不能になる。壁と十分離れている場合は、即座に振り向いて次の攻撃に移る。
急降下攻撃
空中で使用する。第1段階でも使用していたが、着地した後すぐに地上攻撃に移行するなど、微妙な差異がある。

最終段階

第2段階を突破すると、大量のエイオンオーブが放出され、サムスのゲージが全回復。カットシーンが挿入される。

リドリーはサムスを狙い尻尾を振るう。サムスは背中のスラスターを噴射させ、後退しながらビームで応戦。しかし、リドリーは装甲の堅い左腕でこれを防御、サムスに接近して掴み上げ、崖に向かって投げ飛ばす。壁に激突してダウン状態となったサムスを、リドリーが左手で完全に抑え込み、至近距離でとどめの火炎弾を発射しようとする。

その時、一部始終を見ていたベビーメトロイドが、リドリーに向かって急接近。"母親" を助けるため、リドリーの頭部に食らいつき生命エネルギーを吸収する。怯んだリドリーの隙を突き、サムスは脱出に成功。最終段階の戦闘が開始される。戦闘開始の直前、ベビーは吸収したエネルギーをサムスに提供、これによりタンク2個分のエネルギーが回復する。以後、ベビーはサムスの後をついていくようになる。

最終段階では、第2段階での攻撃に加えて、以下の攻撃パターンが追加される。

火炎衝撃波 (仮称)

地面に向かって火炎弾を発射 (MSR)

サムスが地上にいる時に使用。空中を移動しながら口内でエネルギーを凝縮させ、強力な火炎を地面に向かって発射する。
ハイパークロースラッシュ[2]

ハイパークロースラッシュ (MSR)

地上で使用する攻撃技。左手を地面に付け、右腕にエネルギーを溜めるような動作をした後、前方に爪を振るい、強力な斬撃を繰り出す。勢いよく前方に移動するため、攻撃範囲が広い。
スラッシュ発動前には、装甲の堅い左腕に阻まれ、正面からダメージを与えることができなくなる。スペースジャンプで空中に退避して、リドリーの背後に移動すると良い。
叩きつけ突進攻撃 (仮称)
サムスが地上にいる時に使用。空中でポーズを構え、前方に向かって急突進する。この攻撃に接触するとカットシーンが挿入され、リドリーがサムスを掴み上げ、壁に向かって激しく叩きつけ追撃を行う。何度か叩きつけた後、サムスを地面に向かって投げ捨てる。
与ダメージ量が非常に大きく、プロテウスリドリーの攻撃の中で最も警戒すべきパターンと言える。攻撃の直前、地上でモーフボール状態になれば、安全に回避することができる。
噛み付き突進 (仮称)
一定のダメージを与えるとベビーメトロイドが戦闘に加勢。プロテウスリドリーの頭部に吸い付き、吸収したエネルギーをサムスに提供する。この援護攻撃の直後、プロテウスリドリーは確定でサムスに突進、強力な噛み付き攻撃を行う。

メレーカウンターで反撃 (MSR)

この噛み付き突進はメレーカウンターで弾き返すことが可能で、成功するとグラブシーケンスに移行。サムスはビーム/ミサイルを撃ち込み牽制しながら接近、リドリーの体に飛び乗って一気に駆け登り、口腔部に向けて追撃を行う。このカウンター攻撃のチャンスは2回ある。
なお、メレーカウンターを使用せず、通常攻撃だけでプロテウスリドリーを撃破することも可能。撃破時のカットシーンは共通となっている。

戦闘後

最終段階を突破すると、プロテウスリドリーの胸部で爆発が起き、咆哮を上げながら地面に倒れる。当初は紫色だった体色が赤紫に変色しており、目の光が失われているため、絶命したかのように鎮静化していた。サムスは無残に横たえたリドリーを確認後、ベビーメトロイドを引き連れスターシップに搭乗。SR388を後にしたのだった。

エンディング後のカットシーンで、嵐が過ぎ去った後のSR388の地上の様子が描写されるが、この時プロテウスリドリーの姿を確認できない。リドリーのものと思しき、放棄された機械製の爪をナードが齧る描写があるため、意識を取り戻して自力で脱出したか、スペースパイレーツの救援により保護されたものと考えられる。

その後、リドリーは機械化した装甲部位を取り除き、完全復活を遂げたものと推測される。続編となる『スーパーメトロイド』では、スペースコロニーに保管されたベビーメトロイドを奪い去り、再建された惑星ゼーベスの地で再び、サムスと死闘を繰り広げることとなる。

オフィシャルデータ

書籍

Samus' greatest nemesis makes a return in this game to put a stop to her Metroid eradication. It was Proteus Ridley, Mother Brain, and the Space Pirates that harnessed Metroids for evil during Samus' first mission, and they clearly found it to their liking. Proteus Ridley’s not about to allow Samus to wipe out such a formidable source of power and an equally devastating weapon—not without a fight.

Metroid: Samus Returns Official Guide - Inhabitants & Eco System of SR388 (p.23)


登場作品

豆知識

  • プロテウスリドリーの名称は、ギリシャ神話に登場する海神「プローテウス」に由来すると考えられる。予言・変身能力を持つが、プロテウスリドリーとの関連性は不明。
  • 『サムスリターンズ』の最終ボスとして、リドリーを再登場させるアイディアは、開発を手掛けたMercury Steamから提案された。プロデューサーの坂本賀勇は、それが最大のファンサービスになると判断・即座に承認したという[3]
  • プロテウスリドリーの存在は『サムスリターンズ』発売直前に公開された「Nintendo Direct 2017.9.14」で、既に示唆されていた。
    • 「メトロイド最新作にあの強敵が登場?」というフレーズと共に、リメイク原作『Ⅱ』には登場しないサムスの強敵 (=リドリー) の存在をほのめかしていた。PVの終盤には、サムスを取り押さえる巨大な手が映され、ビデオ信号がロストすると同時に怪物の咆哮が響き渡る演出もあった。
    • また、それ以前に公開されていた『メトロイド サムスリターンズ 紹介映像』の一部で、リドリー戦闘BGMが使われている。ここからリドリーの再登場を推察するファンも少なくなかった。
    • 発売前は "隠しボス" のように扱われていたプロテウスリドリーだが、翌年8月ではネタバレ解禁が許容されており、スマブラ公式Twitterで『サムスリターンズ』にリドリーが登場すると明言されている[4]
  • 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』の隠し要素「ダッシュアピール」でリドリーのキャラ解説を見ると、パルテナがリドリーの様々なフォームについて解説を行う。しかし、このバリエーションにはプロテウスリドリーだけが含まれていない[5]

ギャラリー

脚注

  1. 海外で発売された攻略本『Metroid: Samus Returns Official Guide』の解説では、『サムスリターンズ』以前の時系列に登場するリドリーを一貫して "Proteus Ridley" と呼称している。この記述から、過去のリドリーと "Proteus Ridley" が同一個体であると解釈できる。
  2. 『Metroid: Samus Returns Official Guide 』(p.213-214) より
  3. Así se hizo Metroid: Samus Returns - Entrevista a Yoshio Sakamoto
  4. https://twitter.com/smashbrosjp/status/1026385695936376832
  5. 『スマブラSP』と『サムスリターンズ』の開発時期が被っていて説明を補完できなかったか、尺の都合でカットした可能性がある。

関連項目

メトロイド サムスリターンズに登場するクリーチャー一覧
原生生物 ナード | グルグ | モヒーク | ロックアイシクル | ツムリ | モーシン | ハラーサン | グルバル | ラムキ | パラビィ | フラゾ | フリーチ | チュート | ドリベル | ガウロン | グロー | メボー | ムンボ | X
メカノイド オートAD | ガンズー | パプー | オートラック
障害物 ウェブマーグル | アマダドラ | グリンコア | レッドプランツ | スティールオーブ
ボス マルカラ | ディガーノート | プロテウスリドリー
メトロイド メトロイド | アルファ | ガンマ | ゼータ | オメガ | クイーン | ベビー |
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