『メトロイドの抜け殻』(Metroid's Husk) は、SR388系列のメトロイド種が変態した後に残される外皮の殻。
解説[]
メトロイドはSR388の環境下で脱皮を行い、より強力な形態へと成長していくことが知られているが、この変態時の過程で前形態の外皮が抜け殻として後に残される。
各作品における特徴[]
メトロイドⅡ RETURN OF SAMUS[]
初登場。本作のみ、抜け殻には地形と同様の判定が存在し、上に乗ったり中に入ったりすることができる。
地表にて最初に遭遇する幼生体メトロイドがサムスの目の前で脱皮を行ってアルファメトロイドに進化し、そこに抜け殻が残されるため、プレイヤーにそれが抜け殻だとわかるようになっている。幼生体の抜け殻はSR388の各所に残されており、付近に進化したメトロイドが潜んでいる目印となっている。また、最初に遭遇した個体のように幼生体が目の前で脱皮をする場合や、進行ルートにおいて抜け殻を目撃するより先にメトロイドと遭遇するような場所があるなど、作品の演出において重要な役割を担っている。
ガンマ形態からゼータ形態に進化する際にも脱皮を行うが、この場合は抜け殻は画面外に落下していき地面には残らない。 また、本作ではアルファ形態からガンマ形態、ゼータ形態からオメガ形態に進化する際には脱皮を行わない。
メトロイド フュージョン[]
本作に登場する抜け殻は、幼生体から一足飛びにオメガ形態にまで成長可能となる特殊な生体調整が施された個体のものである。シークレットラボで保管されていた個体が、SR388の自然環境が再現されたセクター1 SRXにまで逃げ込み、他の生物を捕食して成長しながら脱皮を行ったものと思われる。この個体は生体調整の影響か幼生体のまま複数回の脱皮を行っており、セクター1にて大きさの違う幼生体の抜け殻を見つけることができる。 サムスがB.S.L.からの脱出のためにドッキングベイにたどり着いた際にはひときわ巨大な幼生体の抜け殻が残されており、これを踏み潰しながらオメガメトロイドが出現する。
メトロイド サムスリターンズ[]
リメイク元である『Ⅱ』と同様に、地表にて最初に遭遇する幼生体メトロイドがサムスの目の前で脱皮を行ってアルファメトロイドに進化し、背景に抜け殻が残されるため、プレイヤーにそれが抜け殻だとわかるようになっている。 幼生体の抜け殻はSR388の各所に残されており、付近に進化したメトロイドが潜んでいる目印となっている。封印の像の指定に満たない数のメトロイドDNAを像に納めた場合、マップデータがアップデートされ、生存しているメトロイドに対応する抜け殻がある位置が一箇所マップ上に表示される。また、それによって示された抜け殻からは黄色いガスが発生し、より目立つようになる。
本作ではガンマ形態からゼータ形態に進化する際だけでなく、アルファ形態からガンマ形態、ゼータ形態からオメガ形態に進化する際にも抜け殻を残すようになっている。ただし、これらの抜け殻はサムスが軽く触れただけで崩れてしまうほど脆く、はっきり抜け殻とわかるものが確認できるのは各形態との初遭遇時のムービーのみである。そのため、ムービー以外で目撃可能なものは全て幼生体の抜け殻となっている。
登場作品[]
ギャラリー[]
関連項目[]
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