ネタバレ要素を確認: 以降の記述には、ゲーム・漫画などの核心部分について記述されている可能性があります。 |
『メトロイドスーツ』(Metroid Suit) とは、『メトロイド ドレッド』終盤にて、サムスの持つメトロイドDNAが暴走し、メトロイドと同一の存在へと変化して発現したスーツ。
解説[]
イトラシュにおける最終決戦で、レイヴンビークを追い詰めたサムスは、左手に宿したメトロイドのエネルギー吸収能力を覚醒させ、止めを刺そうとした。しかし、レイヴンビークの反撃を喰らい、逆に息の根を止められかける。
命の危機に瀕したその時、サムスの体内にあるメトロイドDNAが暴走。サムスが着ているスーツをメトロイドスーツへと変貌させ、レイヴンビークどころか空中要塞のエネルギーまで吸収し尽くす程の、絶大な吸収能力が発現したのだった。
スーツの形状はかなり刺々しい。全体的に緑色で、有機的な質感を持つ生物的なフォルムとなっている。メトロイドの内臓のように、随所に赤く光るラインがあり、バイザーも真っ赤に染まっている。アームキャノンの先端にはメトロイドの牙のような突起が四本生えている。
メトロイドスーツ着用時のサムスは、アームキャノンの全能力を収束させた最強兵器「ハイパービーム」が使用可能になる。ボム系統の武器やサブアイテムも使用可能。ただし、エイオンアビリティは使用不可となる。また、Xが擬態した敵クリーチャーを、触れるだけで撃破・吸収できるようになる。
この状態では、吸収能力は意識せずとも触れるだけで発揮されるようで、スターシップに搭乗してZDRから脱出しようとする際、シップのエネルギーを吸収してしまうため、この能力が妨げとなった。しかし、Xが擬態したクワイエットローブが現れ、自らサムスに吸収される。メトロイドを制御するソウハ族の遺伝子の影響なのか、メトロイドスーツが解除され、元のグラビティスーツへと還元、安全に端末を操作できるようになった。サムスはすかさずシップを起動して、崩壊する惑星からの脱出に成功したのだった。
オフィシャルデータ[]
ステータス[]
体内のメトロイドDNAが暴走し、メトロイドと
同一の存在へと変化したサムスの姿。メトロイド ドレッド ステータス