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原語:Metroid Prime Hunters: First Hunt
『メトロイドプライム ハンターズ ファーストハント』(Metroid Prime Hunters: First Hunt) は、ニンテンドーDS専用ソフト『メトロイドプライム ハンターズ』無料体験版ソフト。2004年11月21日、アメリカで出荷された初期ニンテンドーDSに同梱する形式でリリースされた。その後、ヨーロッパ・オーストラリア等でも同様に展開されている。日本では未発売。
開発[]
『ファーストハント』は、『メトロイドプライム ハンターズ』の開発が順調に進んでないことが契機となり誕生した。
2003年にGCで発売された『メトロイドプライム』は海外市場での売れ行きが好調で、高い評価を獲得していた。これを受けて任天堂は、携帯ゲームハード「ニンテンドーDS」で『メトロイドプライム』シリーズを展開することを構想。Nintendo Software technology (NST)により『ハンターズ』の開発が進められていたが、当初の想定よりもスケジュール進行が遅れていたという。
Reggie Fils-Aiméは代替案として、ニンテンドーDSに同梱する『ハンターズ』体験版ソフトの開発を提案したが、NST開発者はコンテンツを無料で提供することに反対。また、体験版ソフトの制作に開発リソースを分割すると、本編である『ハンターズ』のリリースが少なくとも6ヶ月遅れることが予想されたため、任天堂社内で物議を醸したという。
しかし、Fils-Aiméは岩田聡、宮本茂と強い信頼関係を築いており、討議の結果、体験版ソフト『ファーストハント』をアメリカで販売される初期数百万台ののニンテンドーDSに同梱することが決定された[2]。NST開発チームは、DSの発売に間に合わせるため『ファーストハント』開発を約9ヶ月で完了させた[3]。
ゲームモード[]

メニュー画面
本作には2つのゲームモード「トレーニング」「マルチプレイヤー」が収録されている。
トレーニング[]
1人用のシングルプレイヤーモード。サムスの能力をテストするという設定で、3種類のモードが用意されている。
- レギュレーター
- サバイバー
- モーフボール
マルチプレイヤー[]
本作の対戦モード。最大4人までのワイヤレス対戦が可能。本編の『ハンターズ』とは異なりダウンロードプレイには未対応で、人数分のDSカートリッジソフトが必要になる。使用可能なキャラクターもサムス・アランのみ。
隠しムービー[]
いずれかのトライアルで高得点を獲得すると、本編『ハンターズ』に関連した隠しムービーが解禁される。タイトルの下画面に出現するアイコンにタッチペンで触れると、ムービーを再生可能。
豆知識[]
- 『ファーストハント』の一部グラフィックは、US版とEU版で若干の差異がある
ギャラリー[]
脚注[]
関連項目[]
- メトロイドプライム ハンターズ - 後年発売された本編ゲーム。
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