『メトロイド ドレッド』(Metroid Dread)は、2021年10月8日発売のNintendo Switch専用ゲームソフト。『メトロイドシリーズ』第14作目、2Dシリーズのナンバリングタイトルとしては5作目となる。
概要[]
メトロイドシリーズ第14作、2Dメトロイドシリーズとしては2003年発売の『フュージョン』以来約17年ぶりとなる完全新作。シリーズ時系列上で『フュージョン』以降の物語がはじめて描かれる、正当な続編となっている。
本作は2021年6月16日、国際的なビデオゲーム見本市イベント「E3 2021」最終日の Nintendo Directにて、紹介映像とともに発表された。映像冒頭では「METROID 5」とナンバリング表記されている。
タイトルの"Dread"は「恐怖」を意味しており、主人公「サムス・アラン」に襲い来る絶望的なまでの恐怖と、それに臆することなく立ち向かい、最終的に克服するという本作独自のテーマを表現している。
能力を拡充しながら広大なダンジョンを探索していく、シリーズおなじみのゲームシステムに加えて、強力な敵対メカノイド「E.M.M.I.」による追跡から逃れる、ステルスゲーム的要素が新たに追加された。自由度の高い「探索」と、不気味な敵に追跡される「恐怖」という、これまでに無い2種類の刺激が楽しめる『メトロイド』となっている。
これまでの『2Dメトロイドシリーズ』では、主人公「サムス・アラン」と浮遊生命体「メトロイド」の奇妙な関係性が綴られてきたが、本作ではその "一区切り" となる重要エピソードが展開される。なお、決して本作がシリーズ最終作になる訳ではなく、開発陣もそれを望んではいない。今後『ドレッド』の続編が発売される可能性も十分に考えられる。
開発は前作『メトロイド サムスリターンズ』を手掛けたMercurySteamによって行われた。これは、メトロイドシリーズの主要な開発者の一人である坂本賀勇が、前作の開発を通してMercurySteamのメトロイドシリーズへの深い理解・情熱や高い開発能力に感銘をうけたことにより、自身が長年温めてきた『フュージョン』続編構想を実現するための新たな共同プロジェクトとして開始されたものである。『メトロイドドレッド』の開発は本作以前に、遡ること2005年ごろから少なくとも2回企画されたが、いずれも技術的な制約により開発中止に至っていた。
開発[]
タイトル発表と開発中止[]
『ドレッド』の名称が初めて確認されたのは、任天堂がE3前に公開した2005年度ゲーム発売予定リストで、Game Informar誌などのゲームメディアを通して一般向けに報道された。当初『ドレッド』は、横スクロール型の『2Dメトロイドシリーズ』新作として、ニンテンドーDS用ソフトとして発売予定だった。
2005年9月19日には、IGNが『ドレッド』は今なお開発中であると報道していた。しかし、その後2005年内にソフトは発売されず、任天堂からの続報も無かった。2005年10月8日時点では、Nintendo-Nextの調査で『ドレッド』の開発が中止となった可能性も示唆されていた[3]
2006年にも、イギリスのゲーム雑誌「Nintendo Official Magazine」の発売予定リストで『ドレッド』に関する情報が確認されており、2006年2月17日時点では、リリース予定日が年内11月頃になると報道されていた。
しかし、2006年3月16日の続報で発売日情報が消去され、その後4〜6月にかけてはタイトルだけの掲載となり、発売日が不明瞭な状態が続いた。そして、2006年7月号の誌面からは『ドレッド』の情報が完全に消去されてしまったという。この時点で一度、何らかの事情で開発プロジェクトが凍結されたものと推測される。
誤解を招いたパイレーツログ[]
2007年8月27日、IGNは海外で先行発売された『メトロイドプライム3 コラプション』のゲーム中で、待望の『ドレッド』開発状況についての情報が密かに公開されていると報道した。ゲーム終盤で訪れる惑星ウルトラガスの施設内で、以下のログデータが確認できたことが報道の根拠となっていた[4]。
『メトロイド: プロジェクト ドレッド』は、完成間近の最終段階にあるという内容で、このログデータが当時 界隈で噂されていた『ドレッド』進捗状況を示唆している可能性が高いという予想記事であった。
しかし『プライム3』を手掛けたレトロスタジオの開発者陣は、2007年9月26日のインタビュー記事にて、上記の言説を完全に否定。架空のプロジェクト名が偶然に一致しただけであり、噂された『ドレッド』との関連性は無いと断言している[5]。また、ゲーム中で該当ログデータに隣接した端末では、この『プロジェクト: ドレッド』が失敗に終わった旨の情報が確認されている。
さらに2007年9月6日には、Games Rader+の報道で、現時点で『2Dメトロイド』新作を開発していないと任天堂が公表していることが分かった。前述の通り『ドレッド』は2D新作と噂されていたため、この報道で『ドレッド』の存在自体が、公式発言により否定されてしまったのだった。
こうした事情を受けてか、その後 2008年3月8日に発売された日本版『プライム3』では、該当のパイレーツログは直訳されず、全く別の文章に差し替えられてしまった。
2度目の開発中止[]
2015年7月、Nintendo Software Technology社 (以外、NST) の内部関係者を名乗る人物によると、2008年頃に『ドレッド』試作品が同社により製作され、翌年2009年のE3開催期にNintendo of Americaのスタッフに対して提供・公開されていたという裏話が明らかにされた。ニンテンドーDS専用ソフトとして開発が進められており『フュージョン』に近しいグラフィックが採用されていたという[6]。
NST社は過去に『メトロイドプライム ハンターズ』を製作した実績があり、試作品の完成度も高かったことから、一時期は『ドレッド』開発社の有力候補として挙げられていたが、諸事情によりこの企画は取り止めになったという。2009年にNSTが開発中止が告知された格闘ゲーム『Project H.A.M.M.E.R.』の失敗が遠因とも言われるが、詳細な理由は不明である[7]。
プロデューサーの坂本賀勇によると、2005年頃には既に『ドレッド』の構想が固まっていたものの、当時の技術やハード性能ではコンセプトをうまく表現できなかったため、開発を断念したという。その後、再度チャンスが巡ってきた事があったが、坂本氏のイメージ通りのゲームが実現できないと判断し、開発を見送ったと当時を振り返っている[8]。
ストーリー[]
寄生生命体Xの脅威が惑星SR388とともに宇宙から消滅してからしばらく後。銀河連邦は未知の情報源からXの生存を示唆する記録映像を受信した。情報の発信源と推定される惑星ZDRに、7機の探査ロボット『E.M.M.I.』からなる連邦無人特殊部隊が派遣されるが、到着してすぐに消息が途絶えてしまう。事件のさらなる調査のため、唯一Xの耐性を持つ存在であるバウンティハンター・サムス・アランが惑星ZDRに派遣される…
操作方法[]
サムスの操作[]
操作 | 対応キー |
---|---|
移動 | Lスティック |
しゃがむ | Lスティック下 |
モーフボール | しゃがんでいる時にLスティック下 ZRボタン |
ジャンプ | Bボタン |
回転ジャンプ | 移動しながらBボタン |
ビーム ボム |
Yボタン |
ミサイル | Rボタン + Yボタン |
ストームミサイル | Rボタン長押しの後、ロックオンしてYボタン |
クロスボム | モーフボール中にRボタン + Yボタン |
パワーボム | モーフボール中にRボタン長押しの後、Yボタン |
グラップリングビーム | ZRボタン + Yボタン |
スピードブースター | 移動しながらLスティック押し込み |
シャインスパーク | スピードブースター中、Lスティック下でチャージ チャージ中にBボタン |
フリーエイム | Lボタン + Lスティック |
メレーカウンター | Xボタン |
ダッシュメレー | 移動しながらXボタン |
ファントムクローク発動 / 解除 | Rスティック押し込み |
フラッシュシフト | Aボタン + Lスティック |
パルスレーダー | 十字ボタン右 |
ミニマップの拡大 | 十字ボタン左 |
その他の操作[]
操作 | 対応キー |
---|---|
マップの表示 | +ボタン |
マップのスクロール | Lスティック |
マップのズームイン / アウト | ZLボタン / ZRボタン |
アイコンハイライト | アイコンを選択してYボタン |
グローバルマップに移動 | Xボタン |
マーカーの設置 / 除去 | Aボタン |
サムスの装備を見る | Rボタン |
装備の説明を見る | 装備画面で装備を選択してAボタン |
ミッションログを見る | Lボタン |
アダムのメッセージを読み返す | ミッションログでアダムメッセージを選択してAボタン |
チュートリアルを見る | ミッションログでZRボタン |
ステージ[]
未開の惑星「ZDR」が冒険の舞台となる。
アイテム・能力[]
- パワービーム - 標準装備。
- チャージビーム
- ワイドビーム
- プラズマビーム
- ウェイブビーム
- ??? - 特殊な状況下で使用可能。
- グラップリングビーム
- ミサイル - 標準装備。
- スーパーミサイル
- アイスミサイル
- ストームミサイル
- ノーマルスーツ - 標準装備。
- バリアスーツ
- グラビティスーツ
- ??? - 特殊な状況下で使用可能。
- スライディング - 初期から使用可能。
- モーフボール
- ボム
- クロスボム
- パワーボム
- スパイダーマグネット
- スピンブースト
- スペースジャンプ
- スクリューアタック
- スピードブースター/シャインスパーク
- パワーグリップ - 標準装備。
- メレーカウンター - 初期から使用可能。
- エイオンアビリティ
- オメガキャノン - 特殊な状況下で使用可能。
クリーチャー[]
メトロイド ドレッドに登場するクリーチャー一覧 | |
---|---|
陸棲生物 | アーマディガー | ヴァルクラン | オブシドミソン | キャタジラ | グープロット | クライダ | クリープ | サボトル | シェルミット | スクローク | スコッジ | スピッテイル | スラーガ | スライドル| ダイヴォ | タクマク | トビオ | フルマイト | ボルザー | ムズビ | ヤムパ |
飛行生物 | クエツォア | シャーポウ | ショッカー | トウシン | ドロプター | ネイロン | フィング | プライ | ヘカソン | ヨジンベー |
水棲生物 | オムニソン | サカイ | ディジアン | デプソーン | バタルーン | リデンキ |
固定生命 | エンキ | ゴブラ | スナップ | ロドタック |
変異生物 | X/コア-X | グーショッカ | クエツショッカ | スピットクローク | 鳥人ゾンビ | ネイラーガ | ブライ | フリース | ロドミソン | ゼギオウ | ムズクラン | ヤムプロット |
メカノイド | オーツール | オーテクター | オートクラスト | オートシャープ | オートスナイパー | シェイカーノート | リンカ | タレット |
ボス | E.M.M.I. | セントラルユニット | コルピウス | クレイド | ロボット鳥人兵士 | ドロギーガ | 鳥人兵士 | エスキュー | 実験体 Z-57号 | ゴッヅーナ | エリート鳥人兵士 | レイヴンビーク |
特典[]
ハードモード[]
- ゲームを一度クリアすると、高難易度のハードモードが解禁される。通常のノーマルモードと比べて、サムスの被ダメージ値が約2倍となっている。過去の2Dシリーズとは異なり、敵の耐久力や、エネルギータンク・ミサイルタンク等の上昇値は変化しない。
amiiboとの連動[]
- 過去に発売された『メトロイドシリーズ』および関連シリーズの全amiiboに対応。ゲームプレイに役立つ様々な連動機能が用意されている。読み込みのみとなり、書き込みはできない。効果は以下の通り[9][10]。
No. | 効果 | 対応amiibo |
---|---|---|
01 | エネルギータンク×1 (1回のみ) エネルギーを回復 (1日1回・ランダム量) |
サムス【メトロイド ドレッド】 |
02 | ミサイルプラスタンク×1 (1回のみ) ミサイルを回復 (1日1回・ランダム量) |
E.M.M.I.【メトロイド ドレッド】 |
03 | エネルギーを回復 (1日1回・ランダム量) | サムス・アラン (メトロイドシリーズ) |
04 | サムス (大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ) | |
05 | ゼロスーツサムス (大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ) | |
05 | ミサイルを回復 (1日1回・ランダム量) | メトロイド (メトロイドシリーズ) |
05 | リドリー (大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ) | |
05 | ダークサムス (大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ) |
チョウゾアーカイブ[]
- 本作の収集要素。サムスが訪れる前に惑星ZDRで起きた出来事を描いたアートを閲覧できる。全8種類 (+α)。解放条件は「アイテム回収率」であり、1つのエリアの回収率を100%にすると、対応するアートが解放される。
エンディングリワード[]
- 本作の収集要素。これまでのサムスの活躍を描いたアートを閲覧できる。初代『メトロイド』と『Ⅱ』を除いた2Dシリーズ作品と『Other M』で全6種類 (+α)。解放条件は「クリアタイム」「難易度」であり、全アートを収集するには、最低でもノーマル・ハード両方を1回クリアする必要がある。
追加コンテンツ[]
2022年2月10日放送の「Nintendo Direct 2022.2.10」にて、『ドレッド』追加DLコンテンツの配信が告知された。Ver2.0.0 以降の更新データ (無料) をDLすることで、様々な追加モードが楽しめる。一部コンテンツは、本編をクリアする等の特定条件でアンロックされる。
現在、以下の追加要素・モードが確認されている。
ルーキーモード[]
- 2022年2月10日のアップデート第1弾で配信。アクションゲームが苦手な初心者向けに調整された低難易度モード。ノーマルモードと比較して、以下の違いがある。
- ドロップアイテムを取得した際の回復量が多い
- ゲーム開始時のミサイル弾数が多い (30発)
- ボスの攻撃で受けるダメージ量が少ない
- 破壊可能なボスの弾を壊しやすい
- フィニッシュカウンターが成功しやすい
ドレッドモード[]
- 2022年2月10日のアップデート第1弾で配信。敵やトラップに触れると即ゲームオーバーとなる超高難易度モード。
- 即死判定となる要素
- 敵の攻撃・接触ダメージ
- 毒ガスによるスリップダメージ
- 炎噴出装置等の障害物によるダメージ
- 即死判定とならない要素
リザルト画面の変化[]
- 2022年2月10日のアップデート第1弾で追加。エンディング後の画面で以下の情報が表示されるようになった。
- TOTAL PLAY TIME (マップ表示・リトライも含めた総合プレイ時間)
- アイテム回収率
- エネルギー、ミサイル、パワーボムの数
- ゲームオーバーの回数
- 受けたダメージ総量
- 倒したボスの数
- セーブした回数
ボスラッシュモード[]
- 2022年4月8日のアップデート第2弾で配信。ボスとの戦闘を楽しむモードで、ファイルセレクト画面でRボタンを押すと、ボスラッシュ選択画面に移行する。
- 戦闘可能なボスは以下の通り。サムスの装備は、各ボス戦時に取得が想定されたものとなっている。
- コルピウス
- クレイド
- セントラルユニット (アルタリア)
- ドロギーガ
- ロボット鳥人兵士 (ガヴォラン)
- エスキュー
- 実験体 Z-57号
- ロボット鳥人兵士 x2 (バルエニア)
- ゴッヅーナ
- エリート鳥人兵士
- セントラルユニット (フェーレニア)
- レイヴンビーク
- ボスラッシュ
- 本編を一度クリアすると解放。全12体のボスと連戦して、全て撃破するまでのタイムを競う。負けてもそのボスからリトライできるが、ペナルティタイムが加算される。受けたダメージは持ち越されるが、武器は毎回フル回復する。
- サバイバルラッシュ
- 「ボスラッシュ」もしくは「ドレッドラッシュ」を一度クリアすると解禁。持ち時間5分が与えられ、その時間内に何体のボスを倒せるかを競う。受けたダメージは持ち越されるが、武器は毎回フル回復する。
- 1体撃破するとタイムボーナスが発生、残り時間が回復する。ノーダメージ撃破や、レイヴンビークの戦闘フェーズ進行でもボーナスが付与される。全12体のボス撃破が1周としてカウントされ、周回ごとにタイムボーナスが減少していく。
- ドレッドラッシュ
- 「ドレッドモード」を一度クリアすると解禁。ルールは「ボスラッシュ」と共通だが、一度でもダメージを受ければ即刻ミスとなる。
- プラクティス
- ボス戦単体の練習ができるモード。「ボスラッシュ」「ドレッドラッシュ」で撃破したボスが登録され、一覧から再戦が可能。
体験版ソフト[]
- 2021年10月28日より、無料の体験版ソフトを配信開始。Nintendoトピックスで "ハロウィンは「メトロイド」で恐怖体験" というハロウィンに因んだ宣伝が行われ、サムス風のジャック・オー・ランタンのPR画像も掲載されていた。任天堂公式Twitetr・Instagramでも同様に宣伝[11][12]。また、体験版ソフトを遊ぶ上でのヒントをまとめた『メトロイド ドレッド』体験版5つのヒント映像も公開されている。
- 体験版は、製品版と比較して以下の違いがある。Ver.2.0 で追加された仕様には * を付けている。
- 難易度選択が「ノーマルモード」「ルーキーモード」の2種類のみ*
- オープニングムービーをスキップできない
- セーブができず、ゲーム中断・途中再開ができない
- コルピウスを撃破して、ファントムクロークを入手するまでの正規ルートをプレイ可能*[13]
関連商品[]
amiibo[]
- 『ドレッド』発売に合わせて、本作オリジナルデザインの「amiibo サムス」と、敵として登場する「amiibo E.M.M.I.」の2種類のamiiboが同時発売された。価格は1650円 (税込)。
- また、2種類のamiiboを同一パッケージに梱包した「amiibo ダブルセット [サムス/E.M.M.I.]」も同時販売されている。価格は3,300円(税込)。
- 「amiibo サムス」を使用すると、初回限定の効果として追加のエネルギータンクを1個獲得でき、エネルギー上限値が+100される。また、1日1回だけランダムな量のエネルギーを回復可能。
- 「amiibo E.M.M.I.」を使用すると、初回限定の効果としてミサイルプラスタンクを獲得でき、ミサイルの残弾上限が+10される。さらに1日1回だけ、ランダムな量のミサイルを補給可能。
スペシャルエディション[]
- 通常版ソフトに豪華特典を加えた特別版ソフト。『ドレッド』を含めた歴代『2Dメトロイドシリーズ』のイラスト・設定画を盛り込んだ全140ページのオリジナルアートブック、過去作品5タイトルのパッケージがあしらわれたアートカード、スチールブック仕様のSwitchカードケースが付属。価格は10,978円 (税込)。
- ゲームカードではなくダウンロード版ソフトの引換番号が同梱された「ダウンロード版」や、特典だけを別枠購入できる「ゲームカード無し ※特典のみ」も同時販売されている。
Nintendo Tokyo オリジナルグッズ[]
- 2021年10月8日、渋谷の任天堂キャラクターグッズ専門ショップ「Nintendo Tokyo」公式Twitterにて、『メトロイド』関連オリジナルグッズの製作が発表された[14]。
- 2021年12月24日、公式Twitterアカウントで『メトロイド』関連グッズの発売開始が告知された[15]。「恐怖に打ち勝った自分に」というキャッチフレーズと共に、Tシャツやクリアファイル等の全6種類の新商品が登場。Nintendo Tokyo店頭、もしくはMy Nintendo Storeにて購入できる。
- 商品ラインナップは以下の通り。
- Tシャツ メトロイド
- Tシャツ メトロイド ドレッド
- ステンレスボトル メトロイド
- ピンズ メトロイド ドレッド
- 折り畳みバッグ メトロイド ドレッド
- クリアファイル2枚セット メトロイド ドレッド
B2ポスター 4種類セット[]
- My Nintendo Store にて販売。プラチナポイント400Ptで交換可能。ポスターを丸めた【折り目なし】と、コンパクトに折り畳まれた【八つ折り】の2種類が用意されている。なお【折り目なし】の場合は精密機器扱いで丁重に発送されるため、他の商品との同時梱包を指定できず、別途送料が発生する。
広報[]
メトロイド ドレッド レポート[]
- 公式サイトで閲覧できるレポート記事。2021年6月16の「E3 2021」での初公開から、約2週間程度のスパンで不定期更新されている。『ドレッド』に関する新情報を公開すると同時に、開発者による詳細な解説を交えた、読み応えのある内容となっている。サイト更新時には、Nintendo公式Twitterアカウントでも告知がなされている。
- 現在 公開済みのレポート記事・概略は以下の通り。
- Vol.1『初公開映像を徹底解説』
- 2021年6月16日更新。E3での発表、公式サイト設立と同時に公開された。トレーラー映像に関する詳細な説明、ストーリー解説などが記載されている。
- Vol.2『E.M.M.I.がもたらすゲームの変化』
- 2021年6月30日更新。本作で初登場となる「E.M.M.I」の特徴・対策などを紹介。E.M.M.I.を軸に展開される独自のゲーム性についても触れられている。
- Vol.3『7つのキーワードからなる、「メトロイド」らしさとは』
- 2021年7月15日更新。過去の『2Dメトロイドシリーズ』から見出せる『メトロイド』の特徴・共通点を、7つのキーワードに焦点を当てて紹介している。
- Vol.4『シリーズ35年のストーリーを紐解く』
- 2021年8月6日更新。『メトロイドシリーズ』生誕35周年となる節目の日に、過去に発売された『2Dメトロイド』ナンバリング4作品のストーリーを徹底解説。さらに、本作のストーリーの謎に迫るPV「恐怖の片鱗 その1」 が公開された。
- Vol.5『最強のバウンティハンター「サムス・アラン」の強さに迫る』
- 2021年8月20日更新。銀河最強のバウンティハンター、サムス・アランの詳細な来歴・能力について紹介。彼女の強さの秘密に迫る。また、前回のレポートに引き続き『ドレッド』のストーリー導入部を紹介する映像「恐怖の片鱗 その2」も公開された。
- Vol.6『2ndトレーラー公開 新情報徹底解説』
- 2021年8月27日更新。ストーリー導入部や新たなアクションなどを紹介する「メトロイド ドレッド 2nd トレーラー」が公開され、映像内で使われたアクションや、新たな登場人物・クリーチャーに関する詳細情報を解説。
- この公開と同時にサイト内容が大幅に更新され、ストーリーやゲーム性についての詳しい説明ページが追加された。
- Vol.7『謎の種族「鳥人族」の秘密に迫る』
- 2021年9月10日更新。2ndトレーラーで公開された情報で、サムスと敵対する可能性が示唆された種族「鳥人族」について歴代シリーズでの鳥人族の位置付け、サムスとの関係性を中心に解説。
- VOL.8『探索の舞台 惑星「ZDR」』
- 2021年9月21日更新。ゲームの舞台となる「惑星ZDR」の背景設定・各エリアの概要、敵クリーチャーの詳細情報などを紹介。
- VOL.9『「はじめてのメトロイド」探索の心得』
- 2021年9月30日更新。初めてメトロイドを遊ぶ人を想定したチュートリアル記事で、基本操作やゲームシステム、探索の進め方などを分かりやすく解説している。
- VOL.10『ZDRに旅立つみなさまへ』
- 2021年10月7日更新。発売前日に更新され、ゲームデザインやBGMなどに関するこだわりを紹介。最後に読者への感謝と本作のおさらいをして当レポートは幕を閉じた。
- Vol.11『発売後特別企画 今こそ言える探索のヒント』
- 2021年12月1日更新。『ドレッド』発売から約2ヶ月が経過した時期に「番外編」としてレポートを更新。発売後だからこそ教えられる探索のヒントや、ボス攻略のアドバイス、隠しテクニック等が公開された。
プロモツイート[]
コマーシャル映像[]
- 2021年9月24日7:00 に放送された「Nintendo Direct 2021.09.24」にて、本作のコマーシャル映像が公開された。人気俳優の仲野太賀、落合モトキの2名が、本作を実際にプレイする様子を撮影した「CM1」「CM2」と、サムスのスタイリッシュなアクションと爽快な楽曲を織り交ぜた「CM3」の3種類が確認されている[18][19][20]。
JR線 駅広告[]
- 2021年9月未明〜10月初頭までの期間、JR山手線の主要駅ホームにて『メトロイド ドレッド』の巨大な看板広告が掲載されていた[21]。
- また、同時期には都心部の各JR線車内モニターにて『ドレッド』のコマーシャル映像が放映されていた。
探索型アクションゲームであそぶ[]
- 2021年10月1日に任天堂公式サイト内で公開。Nintendo Switchでプレイ可能な探索型アクションゲームの一角として本作が紹介されている。余談だが、公開当初は『ドレッド』と『Castlevania Advance Collection』がトップで紹介され、いわゆる「メトロイドヴァニア」の語源となった2作品が並び立つ構図となっていた。
バウンティハンターチャレンジ[]
- 2021年10月5日、任天堂公式サイトおよびTwitterにて発表された動画配信企画。『ドレッド』発売直前の2021年10月7日21時から開始予定。
- 発売に先駆けて製品版『ドレッド』を著名なゲーム実況者・Youtuberにプレイして貰い、その様子をリアルタイムで動画配信[22]。各プレイヤーは「バウンティハンターチャレンジ」と題した5段階の課題にチャレンジして、制限時間 (約1時間30分) 内に課題の全達成を目指すことになる。
- 「バウンティハンターチャレンジ」の課題は以下の通り。
2Dメトロイドシリーズの歴史[]
- 2021年10月8日、Nintendo UKの公式チャンネルで英語版映像が先行公開。2021年10月28日に日本語版映像も公開された。歴代『2Dメトロイドシリーズ』の物語を振り返り、最後に『ドレッド』に繋がる構成となっている。
ナカムラ☆チャレンジ[]
- 2021年10月8日に任天堂公式YouTubeチャンネルで公開。声優の中村悠一が製品版『ドレッド』をプレイして、1時間以内にボス「コルピウス」の撃破に挑戦する。
Nintendo Switch 新春セール 2023[]
- 2023年1月1日~2023年1月15日、マイニンテンドーストアで開催されたセール企画。ラインナップに本作が含まれており、30%オフの割引価格で購入可能だった[23]。
受賞[]
受賞歴[]
- Golden Joystick Awards 2021 "Nintendo Game of the Year"
- The Game Awards 2021 "Best Action/Adventure Game"
- Huawei 3D Games Awards "Best Spanish Game"
Golden Joystick Awards 2021[]
- 2021年11月23日、英国の歴史あるコンピュータゲームアワード「Golden Joystick Awards 2021」で、本作は任天堂のトップゲームを表彰する「Nintendo Game of the Year」を受賞[24][25]。その年最高のゲームを表彰する「Ultimate Game of the Year」にもノミネートされていたが、惜しくも受賞には至らなかった。授賞式にはNintendo UKを代表して、ゼネラルマネージャーのNicolas Wegnez氏が登壇した。
The Game Awards 2021[]
- 2021年11月18日、北米のコンピュータゲームアワード「The Game Awards 2021」に本作がノミネートされ、一般投票が開始された[26]。2021年12月10日の発表で、本作はジャンル部門「Best Action/Adventure Game」を受賞。惜しくも「Game of the Year」受賞には至らなかったが、多くの関係者・ファンから祝福の声が上がった[27][28]。
Huawei 3D Games Awards[]
- 2021年12月2日に開催された「Huawei 3D Games Awards」では「Best Spanish Game」に入賞。授賞式では『ドレッド』のクリエイティブディレクター、Jose Luis Márquez氏が登壇した[29]。
豆知識[]
- 『ドレッド』開発プロジェクトのコードネームは「Cazadora」だったと、コード解析から推定されている[30]。
- Cazadoraはスペイン語で「Huntress (女性ハンター)」を意味する。
ギャラリー[]
紹介映像[]
E3 2021 出展映像[]
紹介映像[]
CM映像[]
脚注[]
- ↑ 2021年10月ソフト・ハード売上ランキング速報。Switch『マリオパーティ スーパースターズ』が首位を獲得。そのほか新作タイトルが上位7位までランクイン | ファミ通.com
- ↑ 2.0 2.1 任天堂株式会社「2022年3月期 決算説明資料」 (17ページ)
- ↑ 『メトロイド・ドレッド』は開発中止に? - インサイド
- ↑ Metroid Dread Nearing Completion - IGN
- ↑ Retro Studios Answers The Dreaded "Metroid Dread" Question -- And Other "Prime" Exclusives - MTV
- ↑ Unseen64 Digs Up Development Insights Into Metroid Prime: Hunters, Dread and Federation Force - Nintendo Life
- ↑ Nintendo Software Technology's involvement in the Metroid series explored - Nintendo Insider
- ↑ シリーズ新作『メトロイド ドレッド』を動画付きで徹底解説。恐怖の中で味わう探索のおもしろさ。開発者・坂本賀勇氏によるQ&Aセッションも - ファミ通
- ↑ amiibo対応ソフト メトロイド ドレッド | 任天堂 より。
- ↑ なお、熱地帯や寒冷地帯内でダメージを受けている最中はAmiiboを使用できない。これはAmiiboによる回復操作で、ノーマルスーツのまま高熱・寒冷エリアを強引に突破するのを防ぐための仕様と考えられる。
- ↑ https://twitter.com/nintendo/status/1453531706519085060
- ↑ https://www.instagram.com/p/CVowy6nhiOC/
- ↑ Ver.1.0 では、E.M.M.I.-02SMを撃破して、スパイダーマグネットを入手するまでの正規ルートをプレイ可能だった。一応、グリッチを使用してコルピウスとの戦闘を楽しむことも可能だったが、開発側が想定しないゲーム進行のため、途中でエラーが発生して強制終了することがファンの間で話題になっていた。
- ↑ https://twitter.com/N_Officialstore/status/1446309431168356374
- ↑ https://twitter.com/N_Officialstore/status/1474200063220064263
- ↑ https://twitter.com/Nintendo/status/1433601386525216770
- ↑ https://twitter.com/Nintendo/status/1433601386449719296
- ↑ https://twitter.com/nintendo/status/1441206670349127683?s=21
- ↑ 人気俳優が熱中する『メトロイド ドレッド』のCMが公開!―E.M.M.I.に追跡されるサムスなど気になるシーンも【Nintendo Direct】- INSIDE
- ↑ 現在「CM1」「CM2」は閲覧不可となっている。
- ↑ 駅広告が確認された駅は「渋谷」「代々木」「新宿」「西日暮里」「日暮里」「鶯谷」「東京」「新橋」「目黒」など。
- ↑ HIKAKIN氏など、一部のプレイヤーは事前に録画した映像を公開する呈を取っていた。余談だが、配信日には震度5弱を記録した「千葉県北西部地震」があり、関東在住のチャレンジャーは『ドレッド』実況配信中に強い揺れに遭うなどしていた。
- ↑ 2023年1月1日から、「Nintendo Switch 新春セール」開催。 | トピックス | Nintendo
- ↑ Golden Joystick Awards 2021発表まとめ。Ultimate Game of the Yearには『バイオハザード ヴィレッジ』が輝くなどカプコンが存在感 | AUTOMATON
- ↑ Metroid Dread is your Nintendo Game of the Year at the Golden Joystick Awards | GamesRadar+
- ↑ https://twitter.com/thegameawards/status/1460663029301854209
- ↑ https://twitter.com/thegameawards/status/1469137655354966016
- ↑ https://twitter.com/NintendoAmerica/status/1469137982015868933
- ↑ PREMIOS 3DJUEGOS HUAWEI 2021 | YouTube
- ↑ https://twitter.com/OatmealDome/status/1445245017744887809
外部リンク[]
更新データ履歴[]
- Ver.1.0.1 (2021.10.21)
- Ver.1.0.2 (2021.11.4)
- Ver.1.0.3 (2021.11.17)
- Ver.2.0.0 (2022.2.10)
- Ver.2.1.0 (2022.4.8)
関連項目[]
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