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メトロイド ドレッド』(Metroid Dread)は、2021年10月8日発売予定のNintendo Switch専用ゲームソフト。『メトロイドシリーズ』第14作目、2Dシリーズのナンバリングタイトルとしては5作目となる。

概要

メトロイドシリーズ第14作、2Dメトロイドシリーズとしては2004年発売の『フュージョン』以来約17年ぶりの完全新作。シリーズ時系列上で『フュージョン』以降の物語がはじめて描かれる、正当な続編となっている。

「E3 2021 トレーラー」より

本作は2021年6月16日、国際的なビデオゲーム見本市イベント「E3 2021」最終日の Nintendo Directにて、紹介映像とともに発表された。映像冒頭では「METROID 5」とナンバリング表記されている。

タイトルの"Dread"は「恐怖」を意味しており、主人公「サムス・アラン」に襲い来る絶望的なまでの恐怖と、それを最終的に克服するという本作独自のテーマを表現している。

能力を拡充しながら広大なダンジョンを探索していく、シリーズおなじみのゲームシステムに加えて、強力な敵対メカノイド「E.M.M.I.」による追跡から逃れる、ステルスゲーム的要素が新たに追加された。自由度の高い「探索」と、不気味な敵に追跡される「恐怖」という、これまでに無い2種類の刺激が楽しめる『メトロイド』となっている。

これまでの『2Dメトロイドシリーズ』では、主人公「サムス・アラン」と浮遊生命体「メトロイド」の奇妙な関係性が綴られてきたが、本作ではその "一区切り" となる重要エピソードが展開される。なお、決して本作がシリーズ最終作になる訳ではなく、開発陣もそれを望んではいない。今後『ドレッド』の続編が発売される可能性も十分に考えられる。

開発は前作『メトロイド サムスリターンズ』等を手掛けたMercurySteamによって行われた。これは、メトロイドシリーズの主要な開発者の一人である坂本賀勇が、前作の開発を通してMercurySteamのメトロイドシリーズへの深い理解・情熱や高い開発能力に感銘をうけたことにより、自身が長年温めてきた『フュージョン』続編構想を実現するための新たな共同プロジェクトとして開始されたものである。『メトロイドドレッド』の開発は本作以前に、遡ること2005年ごろから少なくとも2回企画されたが、いずれも技術的な制約により開発中止に至っていた。

開発

タイトル発表と開発中止

『ドレッド』の名称が初めて確認されたのは、任天堂がE3前に公開した2005年度ゲーム発売予定リストで、Game Informar誌などのゲームメディアを通して一般向けに報道された。当初『ドレッド』は、横スクロール型の『2Dメトロイドシリーズ』新作として、ニンテンドーDS向けに発売される予定だったとされる。

2005年9月19日には、IGNが『ドレッド』は今なお開発中であると報道していた。しかし、その後2005年内にソフトは発売されず、任天堂からの続報も無かった。2005年10月8日時点では、Nintendo-Nextの調査で『ドレッド』の開発が中止となった可能性も示唆されていた[1]

2006年にも、イギリスのゲーム雑誌「Nintendo Official Magazine」の発売予定リストで『ドレッド』に関する情報が確認されており、2006年2月17日時点では、リリース予定日が年内11月頃になると報道されていた。

しかし、2006年3月16日の続報で発売日情報が消去され、その後4〜6月にかけてはタイトルだけの掲載となり、発売日が不明瞭な状態が続いた。そして、2006年7月号の誌面からは『ドレッド』の情報が完全に消去されてしまったという。この時点で一度、何らかの事情で開発プロジェクトが凍結されたものと推測される。

誤解を招いたパイレーツログ

2007年8月27日、IGNは海外で先行発売された『メトロイドプライム3 コラプション』のゲーム中で、待望の『ドレッド』開発状況についての情報が密かに公開されていると報道した。

ゲーム終盤で訪れる惑星ウルトラガスの施設内で、以下のログデータが確認できたことが報道の根拠となっていた[2]

Experiment status report update: Metroid project "Dread" is nearing the final stages of completion.
パイレーツログ


『メトロイド: プロジェクト ドレッド』は、完成間近の最終段階にあるという内容で、このログデータが当時 界隈で噂されていた『ドレッド』進捗状況を示唆している可能性が高いという予想記事であった。

しかし『プライム3』を手掛けたレトロスタジオの開発者陣は、2007年9月26日のインタビュー記事にて、上記の言説を完全に否定。架空のプロジェクト名が偶然に一致しただけであり、噂された『ドレッド』との関連性は無いと断言している[3]。また、ゲーム中で該当ログデータに隣接した端末では、この『プロジェクト: ドレッド』が失敗に終わった旨の情報が確認されている。

さらに2007年9月6日には、Games Rader+の報道で、現時点で『2Dメトロイド』新作を開発していないと任天堂が公表していることが分かった。前述の通り『ドレッド』は2D新作と噂されていたため、この報道で『ドレッド』の存在自体が、公式発言により否定されてしまったのだった。

こうした事情を受けてなのか、その後 2008年3月8日に発売された日本版『プライム3』では、該当のパイレーツログは直訳されず、全く別の文章に差し替えられてしまった。

2度目の開発中止

2015年7月、Nintendo Software Technology社 (以外、NST) の内部関係者を名乗る人物によると、2008年頃に『ドレッド』試作品が同社により製作され、翌年2009年のE3開催期にNintendo of Americaのスタッフに対して提供・公開されていたという裏話が明らかにされた。ニンテンドーDS専用ソフトとして開発が進められており『フュージョン』に近しいグラフィックが採用されていたという[4]

NST社は過去に『メトロイドプライム ハンターズ』を製作した実績があり、試作品の完成度も高かったことから、一時期は『ドレッド』開発社の有力候補として挙げられていたが、諸事情によりこの企画は取り止めになったという。2009年にNSTが開発中止が告知さた格闘ゲーム『Project H.A.M.M.E.R.』の失敗が遠因とも言われるが、詳細な理由は不明である[5]

プロデューサーの坂本賀勇によると、2005年頃には既に『ドレッド』の構想が固まっていたものの、当時の技術やハード性能ではコンセプトをうまく表現できなかったため、開発を断念したという。その後、再度チャンスが巡ってきた際には、坂本氏のイメージ通りのゲームが実現できないと判断し、開発を見送ったと当時を振り返っている[6]

ストーリー

寄生生命体Xの脅威が惑星SR388とともに宇宙から消滅してからしばらく後。銀河連邦は未知の情報源からXの生存を示唆する記録映像を受信した。情報の発信源と推定される惑星ZDRに、7機の探査ロボット『E.M.M.I.』からなる連邦無人特殊部隊が派遣されるが、到着してすぐに消息が途絶えてしまう。事件のさらなる調査のため、唯一Xの耐性を持つ存在であるバウンティハンター・サムス・アランが惑星ZDRに派遣される…

操作方法

サムスの操作

操作 対応キー
移動 Lスティック
しゃがむ Lスティック下
モーフボール しゃがんでいる時にLスティック下
ZRボタン
ジャンプ Bボタン
回転ジャンプ 移動しながらBボタン
ビーム
ボム
Yボタン
ミサイル Rボタン + Yボタン
ストームミサイル Rボタン長押しの後、ロックオンしてYボタン
クロスボム モーフボール中にRボタン + Yボタン
パワーボム モーフボール中にRボタン長押しの後、Yボタン
グラップリングビーム ZRボタン + Yボタン
スピードブースター 移動しながらLスティック押し込み
シャインスパーク スピードブースター中、Lスティック下でチャージ
チャージ中にBボタン
フリーエイム Lボタン + Lスティック
メレーカウンター Xボタン
ダッシュメレー 移動しながらXボタン
ファントムクローク発動 / 解除 Rスティック押し込み
フラッシュシフト Aボタン + Lスティック
パルスレーダー 十字ボタン右
ミニマップの拡大 十字ボタン左

その他の操作

操作 対応キー
マップの表示 +ボタン
マップのスクロール Lスティック
マップのズームイン / アウト ZLボタン / ZRボタン
アイコンハイライト アイコンを選択してYボタン
グローバルマップに移動 Xボタン
マーカーの設置 / 除去 Aボタン
サムスの装備を見る Rボタン
装備の説明を見る 装備画面で装備を選択してAボタン
ミッションログを見る Lボタン
アダムのメッセージを読み返す ミッションログでアダムメッセージを選択してAボタン
チュートリアルを見る ミッションログでZRボタン

ステージ

未開の惑星「ZDR」が冒険の舞台となる。

アイテム・能力

現時点で判明しているアイテム・能力は以下の通り。

クリーチャー

-

エンディング・クリア特典

チョウゾアーカイブ

サムスリターンズ』のように、サムスが訪れる前に惑星ZDRで起きた出来事を描いたアートを閲覧できる。全8種類。全て解放すると追加で特別なイラストが1種類 解放される。解放条件は「アイテム回収率」であり、全エリアの回収率を100%にすれば、全アートが解放される。

エンディングリワード

これまでのサムスの活躍を描いたアートを閲覧できる。『スーパー』~『ドレッド』までの2D作品と『Other M』で全6種類。全て解放すると、追加で特別なイラストが1種類 解放される。解放条件は「クリアタイム」であり、さらにノーマル3種類、ハード3種類となっているので最低でも2回クリアする必要がある。


関連商品

スペシャルエディション

「SPECIAL EDITION」国内版パッケージ

通常版ソフトに豪華特典を加えた特別版ソフト。『ドレッド』を含めた歴代『2Dメトロイドシリーズ』のイラスト・設定画を盛り込んだ全140ページのオリジナルアートブック、過去作品5タイトルのパッケージがあしらわれたアートカード、スチールブック仕様のSwitchカードケースが付属。価格は10,978円 (税込)。
ゲームカードではなくダウンロード版ソフトの引換番号が同梱された「ダウンロード版」や、特典だけを別枠購入できる「ゲームカード無し ※特典のみ」も同時販売されている。

amiibo

amiibo「サムス」「E.M.M.I.」

『ドレッド』発売に合わせて、本作オリジナルデザインの「amiibo サムス」と、敵として登場する「amiibo E.M.M.I.」の2種類のamiiboが同時発売された。価格は1650円 (税込)。
「amiibo サムス」を使用すると、初回限定の効果として追加のエネルギータンクを1個獲得でき、エネルギー上限値が+100される。また、1日1回だけランダムな量のエネルギーを回復可能。
「amiibo E.M.M.I.」を使用すると、初回限定の効果としてミサイルプラスタンクを獲得でき、ミサイルの残弾上限が+10される。さらに1日1回だけ、ランダムな量のミサイルを補給可能。
また、2種類のamiiboを同一パッケージに梱包した「amiibo ダブルセット [サムス/E.M.M.I.]」も同時販売されている。価格は3,300円(税込)。

広報

メトロイド ドレッド レポート

公式サイトで閲覧できるレポート記事。2021年6月16の「E3 2021」での初公開から、約2週間程度のスパンで不定期更新されている。『ドレッド』に関する新情報を公開すると同時に、開発者による詳細な解説を交えた、非常に読み応えのある内容となっている。サイト更新時には、Nintendo公式Twitterアカウントでも告知がなされている。
現在 公開済みのレポート記事・概略は以下の通り。
Vol.1『初公開映像を徹底解説』
2021年6月16日更新。E3での発表、公式サイト設立と同時に公開された。トレーラー映像に関する詳細な説明、ストーリー解説などが記載されている。
Vol.2『E.M.M.I.がもたらすゲームの変化』
2021年6月30日更新。本作で初登場となる「E.M.M.I」の特徴・対策などを紹介。E.M.M.I.を軸に展開される独自のゲーム性についても触れられている。
Vol.3『7つのキーワードからなる、「メトロイド」らしさとは』
2021年7月15日更新。過去の『2Dメトロイドシリーズ』から見出せる『メトロイド』の特徴・共通点を、7つのキーワードに焦点を当てて紹介している。
Vol.4『シリーズ35年のストーリーを紐解く』
2021年8月6日更新。『メトロイドシリーズ』生誕35周年となる節目の日に、過去に発売された『2Dメトロイド』ナンバリング4作品のストーリーを徹底解説。さらに、本作のストーリーの謎に迫るPV「恐怖の片鱗 その1」 が公開された。
Vol.5『最強のバウンティハンター「サムス・アラン」の強さに迫る』
2021年8月20日更新。銀河最強のバウンティハンター、サムス・アランの詳細な来歴・能力について紹介。彼女の強さの秘密に迫る。また、前回のレポートに引き続き『ドレッド』のストーリー導入部を紹介する映像「恐怖の片鱗 その2」も公開された。
Vol.6『2ndトレーラー公開 新情報徹底解説』
2021年8月27日更新。ストーリー導入部や新たなアクションなどを紹介する「メトロイド ドレッド 2nd トレーラー」が公開され、映像内で使われたアクションや、新たな登場人物・クリーチャーに関する詳細情報を解説。
この公開と同時にサイト内容が大幅に更新され、ストーリーやゲーム性についての詳しい説明ページが追加された。
Vol.7『謎の種族「鳥人族」の秘密に迫る』
2021年9月10日更新。2ndトレーラーで公開された情報で、サムスと敵対する可能性が示唆された種族「鳥人族」について歴代シリーズでの鳥人族の位置付け、サムスとの関係性を中心に解説。
VOL.8『探索の舞台 惑星「ZDR」』
2021年9月21日更新。ゲームの舞台となる「惑星ZDR」の背景設定・各エリアの概要、敵クリーチャーの詳細情報などを紹介。
VOL.9『「はじめてのメトロイド」探索の心得』
2021年9月30日更新。初めてメトロイドを遊ぶ人を想定したチュートリアル記事で、基本操作やゲームシステム、探索の進め方などを分かりやすく解説している。
VOL.10『ZDRに旅立つみなさまへ』
2021年10月7日更新。発売前日に更新され、ゲームデザインやBGMなどに関するこだわりを紹介。最後に読者への感謝と本作のおさらいをして当レポートは幕を閉じた。

プロモツイート

2021年9月3日以降、Twitter上で『ドレッド』プレイ映像をまとめたプロモツイートが配信されている。現在 以下2種類のツイートが確認されている。

コマーシャル映像

宣伝用キービジュアル

2021年9月24日7:00 に放送された「Nintendo Direct 2021.09.24」にて、本作のコマーシャル映像が公開された。人気俳優の仲野太賀、落合モトキの2名が、本作を実際にプレイする様子を撮影した「CM1」「CM2」と、サムスのスタイリッシュなアクションと爽快な楽曲を織り交ぜた「CM その3」の3種類が確認されている[7][8]

バウンティハンターチャレンジ

2021年10月5日、任天堂公式サイトおよびTwitterにて発表された動画配信企画。『ドレッド』発売直前の2021年10月7日21時から開始予定。
発売に先駆けて製品版『ドレッド』を著名なゲーム実況者・Youtuberにプレイして貰い、その様子をリアルタイムで動画配信。各プレイヤーは「バウンティハンターチャレンジ」と題した5段階の課題にチャレンジ。制限時間 (約1時間30分) 内に課題の全達成を目指すことになる。
「バウンティハンターチャレンジ」の課題は以下の通り。
  • 1体目のE.M.M.I.を破壊
  • 2体目のE.M.M.I.を破壊
  • コルピウスを撃破
  • 「カタリス」エリアのE.M.M.I.ゾーンに突入
  • 「ダイロン」エリアに突入

JR山手線 駅広告

2021年9月未明〜10月初頭までの期間、JR山手線の主要駅ホームにて『メトロイド ドレッド』の巨大な看板広告が掲載されていた。確認された駅は以下の通り。
  • 渋谷
  • 代々木
  • 新宿
  • 西日暮里
  • 日暮里
  • 鶯谷
  • 東京
  • 新橋
  • 目黒
また、同時期には都心部の各JR線車内モニターで『ドレッド』のコマーシャル映像が放映されている。

The history of the 2D Metroid series

2021年10月8日にNintendo UKの公式チャンネルで公開。歴代2Dメトロイドを振り返り、最後に本作に繋がる。

ナカムラ☆チャレンジ

2021年10月8日に任天堂公式YouTubeチャンネルで公開。声優の中村悠一が製品版『ドレッド』をプレイして、1時間以内にボス「コルピウス」の撃破に挑戦する。

ギャラリー

紹介映像

E3 2021 出展映像

E3 2021 トレーラー

「探索」×「恐怖」19年ぶりの2D完全新作!

E3 2021 Development History

開発者・坂本賀勇による解説映像


紹介映像

メトロイド ドレッド 紹介映像

シリーズ最新作のゲーム概要を紹介

恐怖の片鱗 その1

サムスを襲う絶望。彼女は何を目にしたのか?

恐怖の片鱗 その2

『ドレッド』のストーリー導入部分を紹介

2nd トレーラー

「HADAR SEN OLMEN」私は、この言葉の意味を知っている……


CM映像

メトロイド ドレッド CM1

サムスに迫りくる「恐怖」

メトロイド ドレッド CM2

広大なマップを「探索」

メトロイド ドレッド CM3

あらゆる強敵と恐怖を「克服」


脚注

外部リンク

関連項目

メトロイドシリーズ
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クロスオーバー 大乱闘スマッシュブラザーズ(初代 | DX | X | for 3DS | for Wii U | SP)
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