『メトロイド ドレッド』(Metroid Dread)は、2021年10月8日発売のNintendo Switch専用ゲームソフト。『メトロイドシリーズ』第14作、2Dシリーズのナンバリングタイトルとしては5作目となる。
解説[]
- メトロイドシリーズ第14作、2Dメトロイドシリーズとしては2003年発売の『フュージョン』以来約17年ぶりとなる完全新作。シリーズ時系列上で『フュージョン』以降の物語がはじめて描かれる、正当な続編となっている。
「E3 2021 トレーラー」より
- タイトルの"Dread"は「恐怖」を意味しており、主人公「サムス・アラン」に襲い来る絶望的なまでの恐怖と、それに臆することなく立ち向かい、最終的に克服するという本作独自のテーマを表現している。
- 能力を拡充しながら広大なダンジョンを探索していく、シリーズおなじみのゲームシステムに加えて、強力な敵対メカノイド「E.M.M.I.」による追跡から逃れる、ステルスゲーム的要素が新たに追加された。自由度の高い「探索」と、不気味な敵に追跡される「恐怖」という、これまでに無い2種類の刺激が楽しめる『メトロイド』となっている。
- これまでの『2Dメトロイドシリーズ』では、主人公「サムス・アラン」と浮遊生命体「メトロイド」の奇妙な関係性が綴られてきたが、本作ではその "一区切り" となる重要エピソードが展開される。なお、決して本作がシリーズ最終作になる訳ではなく、開発陣もそれを望んではいない。今後『ドレッド』の続編が発売される可能性も十分に考えられる。
- 開発は前作『メトロイド サムスリターンズ』を手掛けたMercurySteamによって行われた。これは、メトロイドシリーズの主要な開発者の一人である坂本賀勇が、前作の開発を通してMercurySteamのメトロイドシリーズへの深い理解・情熱や高い開発能力に感銘をうけたことにより、自身が長年温めてきた『フュージョン』続編構想を実現するための新たな共同プロジェクトとして開始されたものである。『メトロイドドレッド』の開発は本作以前に、遡ること2005年ごろから少なくとも2回企画されたが、いずれも技術的な制約により開発中止に至っていた。
開発[]
タイトル発表と開発中止[]
- 『ドレッド』の名称が初めて確認されたのは、任天堂がE3前に公開した2005年度ゲーム発売予定リストで、Game Informar誌などのゲームメディアを通して一般向けに報道された。当初『ドレッド』は、横スクロール型の『2Dメトロイドシリーズ』新作として、ニンテンドーDS用ソフトとして発売予定だった。
- 2005年9月19日には、IGNが『ドレッド』は今なお開発中であると報道していた。しかし、その後2005年内にソフトは発売されず、任天堂からの続報も無かった。2005年10月8日時点では、Nintendo-Nextの調査で『ドレッド』の開発が中止となった可能性も示唆されていた[3]。
- 2006年にも、イギリスのゲーム雑誌「Nintendo Official Magazine」の発売予定リストで『ドレッド』に関する情報が確認されており、2006年2月17日時点では、リリース予定日が年内11月頃になると報道されていた。
- しかし、2006年3月16日の続報で発売日情報が消去され、その後4〜6月にかけてはタイトルだけの掲載となり、発売日が不明瞭な状態が続いた。そして、2006年7月号の誌面からは『ドレッド』の情報が完全に消去されてしまったという。この時点で一度、何らかの事情で開発プロジェクトが凍結されたものと推測される。
誤解を招いたパイレーツログ[]
- 2007年8月27日、IGNは海外で先行発売された『メトロイドプライム3 コラプション』のゲーム中で、待望の『ドレッド』開発状況についての情報が密かに公開されていると報道した。ゲーム終盤で訪れる惑星ウルトラガスの施設内で、以下のログデータが確認できたことが報道の根拠となっていた[4]。
- 『メトロイド: プロジェクト ドレッド』は、完成間近の最終段階にあるという内容で、このログデータが当時 界隈で噂されていた『ドレッド』進捗状況を示唆している可能性が高いという予想記事であった。
- しかし『プライム3』を手掛けたレトロスタジオの開発者陣は、2007年9月26日のインタビュー記事にて、上記の言説を完全に否定。架空のプロジェクト名が偶然に一致しただけであり、噂された『ドレッド』との関連性は無いと断言している[5]。また、ゲーム中で該当ログデータに隣接した端末では、この『プロジェクト: ドレッド』が失敗に終わった旨の情報が確認されている。
- さらに2007年9月6日には、Games Rader+の報道で、現時点で『2Dメトロイド』新作を開発していないと任天堂が公表していることが分かった。前述の通り『ドレッド』は2D新作と噂されていたため、この報道で『ドレッド』の存在自体が、公式発言により否定されてしまったのだった。
- こうした事情を受けてか、その後 2008年3月8日に発売された日本版『プライム3』では、該当のパイレーツログは直訳されず、全く別の文章に差し替えられてしまった。
2度目の開発中止[]
- 2015年7月、Nintendo Software Technology社 (以下、NST) の内部関係者を名乗る人物によると、2008年頃に『ドレッド』試作品が同社により製作され、翌年2009年のE3開催期にNintendo of Americaのスタッフに対して提供・公開されていたという裏話が明らかにされた。ニンテンドーDS専用ソフトとして開発が進められており『フュージョン』に近しいグラフィックが採用されていたという[6]。
- NST社は過去に『メトロイドプライム ハンターズ』を製作した実績があり、試作品の完成度も高かったことから、一時期は『ドレッド』開発社の有力候補として挙げられていたが、諸事情によりこの企画は取り止めになったという。2009年にNSTが開発中止が告知された格闘ゲーム『Project H.A.M.M.E.R.』の失敗が遠因とも言われるが、詳細な理由は不明である[7]。
- プロデューサーの坂本賀勇によると、2005年頃には既に『ドレッド』の構想が固まっていたものの、当時の技術やハード性能ではコンセプトをうまく表現できなかったため、開発を断念したという。その後、再度チャンスが巡ってきた事があったが、坂本氏のイメージ通りのゲームが実現できないと判断し、開発を見送ったと当時を振り返っている[8]。
ストーリー[]
寄生生命体Xの脅威が惑星SR388とともに宇宙から消滅してからしばらく後。銀河連邦は未知の情報源からXの生存を示唆する記録映像を受信した。情報の発信源と推定される惑星ZDRに、7機の探査ロボット『E.M.M.I.』からなる連邦無人特殊部隊が派遣されるが、到着してすぐに消息が途絶えてしまう。事件のさらなる調査のため、唯一Xの耐性を持つ存在であるバウンティハンター・サムス・アランが惑星ZDRに派遣される…
生物に寄生して死に至らしめ、
DNA情報を元に擬態する恐るべき生物「X」。不覚にも寄生されてしまった私は、
「X」の天敵であるメトロイドから生成された
ワクチンにより一命を取り留めたばかりか、
銀河の平穏を脅かすこの生物に対抗可能な
唯一の存在として生まれ変った。そしてフルスペック状態の自分自身の擬態
「SA-X」との死闘の末、
ついに「X」を惑星「SR388」もろとも全滅させることに成功した。
ところが……時が経ったある日、
あろうことか「X」の存在を示す映像が銀河連邦本部に送信されてきた。
連邦は発信元と見られる未踏の惑星「ZDR」に、
調査ロボット「E.M.M.I.」7体からなる
特殊部隊を派遣し、実態解明に乗り出したものの、
その部隊は「ZDR」到着後
原因不明のまま消息を絶ってしまった。果たして「X」は実在するのか?
そして「ZDR」で何が起きているのか?
現地に赴くことができるのは、
「X」への耐性を持つ私をおいて他にはいない……
……ここはどこだ? 私はなぜ倒れているのだ?
朦朧とする意識の中、私の目があるモニュメントを捉えた。
すると……
ここで気を失うまでの記憶がリアルに蘇ってきた。「惑星ZDR」の深層部に到達して程なく、そいつは現れた。
ただならぬ威圧感を放ち立ちはだかった
その「謎の鳥人族」は、
高出力のビームを躊躇なく私に発射した。そいつは、その巨体にそぐわぬ俊敏さで襲い掛かってきた。
身に纏ったオーラは、私の攻撃をことごとく無効化してしまう。
一瞬の隙を突き、攻撃の糸口が見えたと思ったのも束の間、
そいつは瞬時に間合いを詰め、易々と私を捕らえた。自由を奪われ、為す術のない私にとどめを刺すつもりなのだろう。
そいつはビームをチャージしながらある言葉を発した。
「HADAR SEN OLMEN」
私は、この言葉の意味を知っている……薄れゆく意識の中で、自分の身体に生じる異変を感じていた。
そして、何かが沸き上がるような感覚がピークに達したところで
私の記憶は途切れたのだった。……今、私は確かに生きている。
あの「謎の鳥人族」は、なぜ私を放置して姿を消したのだろう。
気づけば私の装備は初期状態になっていた。あの時自分の身に起きた異変は何だったのだろう。
そして……
左手に残るこの違和感は?考えている暇などない。先を急ごう……
操作方法[]
サムスの操作[]
操作 対応キー 移動 Lスティック しゃがむ Lスティック下 モーフボール しゃがんでいる時にLスティック下
ZLボタンスライディング 移動しながらZLボタン ジャンプ Bボタン 回転ジャンプ 移動しながらBボタン ビーム
ボムYボタン ミサイル Rボタン + Yボタン ストームミサイル Rボタン長押しの後、ロックオンしてYボタン クロスボム モーフボール中にRボタン + Yボタン パワーボム モーフボール中にRボタン長押しの後、Yボタン グラップリングビーム ZRボタン + Yボタン スピードブースター 移動しながらLスティック押し込み シャインスパーク スピードブースター中、Lスティック下でチャージ
チャージ中にBボタンフリーエイム Lボタン + Lスティック メレーカウンター Xボタン ダッシュメレー 移動しながらXボタン ファントムクローク発動 / 解除 Rスティック押し込み フラッシュシフト Aボタン + Lスティック パルスレーダー 十字ボタン右 ミニマップの拡大 十字ボタン左
その他の操作[]
操作 対応キー マップの表示 +ボタン マップのスクロール Lスティック マップのズームイン / アウト ZLボタン / ZRボタン アイコンハイライト アイコンを選択してYボタン グローバルマップに移動 Xボタン マーカーの設置 / 除去 Aボタン サムスの装備を見る Rボタン 装備の説明を見る 装備画面で装備を選択してAボタン ミッションログを見る Lボタン アダムのメッセージを読み返す ミッションログでアダムメッセージを選択してAボタン チュートリアルを見る ミッションログでZRボタン
ステージ[]
- 未開の惑星「ZDR」が冒険の舞台となる。
アイテム・能力[]
- パワービーム - 標準装備。
- チャージビーム
- ワイドビーム
- プラズマビーム
- ウェイブビーム
- ??? - 特殊な状況下で使用可能。
- グラップリングビーム
- ミサイル - 標準装備。
- スーパーミサイル
- アイスミサイル
- ストームミサイル
- ノーマルスーツ - 標準装備。
- バリアスーツ
- グラビティスーツ
- ??? - 特殊な状況下で使用可能。
- スライディング - 初期から使用可能。
- モーフボール
- ボム
- クロスボム
- パワーボム
- スパイダーマグネット
- スピンブースト
- スペースジャンプ
- スクリューアタック
- スピードブースター/シャインスパーク
- パワーグリップ - 標準装備。
- メレーカウンター - 初期から使用可能。
- エイオンアビリティ
- オメガキャノン - 特殊な状況下で使用可能。
クリーチャー[]
メトロイド ドレッドに登場するクリーチャー一覧 | |
---|---|
陸棲生物 | アーマディガー | ヴァルクラン | オブシドミソン | キャタジラ | グープロット | クライダ | クリープ | サボトル | シェルミット | スクローク | スコッジ | スピッテイル | スラーガ | スライドル| ダイヴォ | タクマク | トビオ | フルマイト | ボルザー | ムズビ | ヤムパ |
飛行生物 | クエツォア | シャーポウ | ショッカー | トウシン | ドロプター | ネイロン | フィング | プライ | ヘカソン | ヨジンベー |
水棲生物 | オムニソン | サカイ | ディジアン | デプソーン | バタルーン | リデンキ |
固定生命 | エンキ | ゴブラ | スナップ | ロドタック |
変異生物 | X/コア-X | グーショッカ | クエツショッカ | スピットクローク | 鳥人ゾンビ | ネイラーガ | ブライ | フリース | ロドミソン | ゼギオウ | ムズクラン | ヤムプロット |
メカノイド | オーツール | オーテクター | オートクラスト | オートシャープ | オートスナイパー | シェイカーノート | リンカ | タレット |
ボス | E.M.M.I. | セントラルユニット | コルピウス | クレイド | ロボット鳥人兵士 | ドロギーガ | 鳥人兵士 | エスキュー | 実験体 Z-57号 | ゴッヅーナ | エリート鳥人兵士 | レイヴンビーク |
特典[]
ハードモード[]
ハードモード
amiiboとの連動[]
- 過去に発売された『メトロイドシリーズ』および関連シリーズの全amiiboに対応。ゲームプレイに役立つ様々な連動機能が用意されている。読み込みのみとなり、書き込みはできない。効果は以下の通り[9][10]。
No. 効果 対応amiibo 01 エネルギータンク×1 (1回のみ)
エネルギーを回復 (1日1回・ランダム量)サムス【メトロイド ドレッド】 02 ミサイルプラスタンク×1 (1回のみ)
ミサイルを回復 (1日1回・ランダム量)E.M.M.I.【メトロイド ドレッド】 03 エネルギーを回復 (1日1回・ランダム量) サムス・アラン (メトロイドシリーズ) 04 サムス (大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ) 05 ゼロスーツサムス (大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ) 06 ミサイルを回復 (1日1回・ランダム量) メトロイド (メトロイドシリーズ) 07 リドリー (大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ) 08 ダークサムス (大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ)
チョウゾアーカイブ[]
- 詳細記事:『メトロイド ドレッド』エンディング一覧
各エリアのアイテムを全回収するとギャラリーが増える
エンディングリワード[]
- 詳細記事:『メトロイド ドレッド』エンディング一覧
ゲームクリア達成時の難易度・クリアタイムに応じてギャラリーが増える
追加コンテンツ[]
メトロイド ドレッド -Nintendo Direct 2022.2.10-
2022年2月10日放送の「Nintendo Direct 2022.2.10」にて、『ドレッド』追加DLコンテンツの配信が告知された。Ver2.0.0 以降の更新データ (無料) をDLすることで、様々な追加モードが楽しめる。一部コンテンツは、本編をクリアする等の特定条件でアンロックされる。
現在、以下の追加要素・モードが確認されている。
ルーキーモード[]
- 詳細記事:『メトロイド ドレッド』難易度一覧
ドレッドモード[]
- 詳細記事:『メトロイド ドレッド』難易度一覧
リザルト画面の変化[]
- TOTAL PLAY TIME (マップ表示・リトライも含めた総合プレイ時間)
- アイテム回収率
- エネルギー、ミサイル、パワーボムの数
- ゲームオーバーの回数
- 受けたダメージ総量
- 倒したボスの数
- セーブした回数
ボスラッシュモード[]
- 戦闘可能なボスは以下の通り。サムスの装備は、各ボス戦時に取得が想定されたものとなっている。
- コルピウス
- クレイド
- セントラルユニット (アルタリア)
- ドロギーガ
- ロボット鳥人兵士 (ガヴォラン)
- エスキュー
- 実験体 Z-57号
- ロボット鳥人兵士 x2 (バルエニア)
- ゴッヅーナ
- エリート鳥人兵士
- セントラルユニット (フェーレニア)
- レイヴンビーク
- ボスラッシュ
- 本編を一度クリアすると解放。全12体のボスと連戦して、全て撃破するまでのタイムを競う。負けてもそのボスからリトライできるが、ペナルティタイムが加算される。受けたダメージは持ち越されるが、武器は毎回フル回復する。
- サバイバルラッシュ
- 「ボスラッシュ」もしくは「ドレッドラッシュ」を一度クリアすると解禁。持ち時間5分が与えられ、その時間内に何体のボスを倒せるかを競う。受けたダメージは持ち越されるが、武器は毎回フル回復する。
- 1体撃破するとタイムボーナスが発生、残り時間が回復する。ノーダメージ撃破や、レイヴンビークの戦闘フェーズ進行でもボーナスが付与される。全12体のボス撃破が1周としてカウントされ、周回ごとにタイムボーナスが減少していく。
- ドレッドラッシュ
- 「ドレッドモード」を一度クリアすると解禁。ルールは「ボスラッシュ」と共通だが、一度でもダメージを受ければ即刻ミスとなる。
- プラクティス
- ボス戦単体の練習ができるモード。「ボスラッシュ」「ドレッドラッシュ」で撃破したボスが登録され、一覧から再戦が可能。
体験版ソフト[]
タイトル画面 (体験版)
- 体験版は、製品版と比較して以下の違いがある。Ver.2.0 で追加された仕様には * を付けている。
関連商品[]
amiibo[]
- 詳細記事:amiibo
amiibo「サムス」「E.M.M.I.」
- また、2種類のamiiboを同一パッケージに梱包した「amiibo ダブルセット [サムス/E.M.M.I.]」も同時販売された。価格は3,300円(税込)。
スペシャルエディション[]
「SPECIAL EDITION」国内版パッケージ
- ゲームカードではなくダウンロード版ソフトの引換番号が同梱された「ダウンロード版」や、特典だけを別枠購入できる「ゲームカード無し ※特典のみ」も同時販売されている。
Nintendo Tokyo オリジナルグッズ[]
Nintendo Tokyo オリジナルグッズ
- 2021年12月24日、公式Twitterアカウントで『メトロイド』関連グッズの発売開始が告知された[15]。「恐怖に打ち勝った自分に」というキャッチフレーズと共に、Tシャツやクリアファイル等の全6種類の新商品が登場。Nintendo Tokyo店頭、もしくはMy Nintendo Storeにて購入できる。
- 商品ラインナップは以下の通り。
- Tシャツ メトロイド
- Tシャツ メトロイド ドレッド
- ステンレスボトル メトロイド
- ピンズ メトロイド ドレッド
- 折り畳みバッグ メトロイド ドレッド
- クリアファイル2枚セット メトロイド ドレッド
B2ポスター 4種類セット[]
- My Nintendo Store にて販売。プラチナポイント400Ptで交換可能。ポスターを丸めた【折り目なし】と、コンパクトに折り畳まれた【八つ折り】の2種類が用意されている。なお【折り目なし】の場合は精密機器扱いで丁重に発送されるため、他の商品との同時梱包を指定できず、別途送料が発生する。
広報[]
メトロイド ドレッド レポート[]
- 公式サイトで閲覧できるレポート記事。2021年6月16の「E3 2021」での初公開から、約2週間程度のスパンで不定期更新。『ドレッド』に関する新情報を公開すると同時に、開発者による詳細な解説を交えた、読み応えのある内容となっている。サイト更新時には、Nintendo公式Twitterアカウントでも告知がなされていた。
- 現在 公開済みのレポート記事・概略は以下の通り。
- Vol.1『初公開映像を徹底解説』
- 2021年6月16日更新。E3での発表、公式サイト設立と同時に公開された。トレーラー映像に関する詳細な説明、ストーリー解説などが記載されている。
- Vol.2『E.M.M.I.がもたらすゲームの変化』
- 2021年6月30日更新。本作で初登場となる「E.M.M.I」の特徴・対策などを紹介。E.M.M.I.を軸に展開される独自のゲーム性についても触れられている。
- Vol.3『7つのキーワードからなる、「メトロイド」らしさとは』
- 2021年7月15日更新。過去の『2Dメトロイドシリーズ』から見出せる『メトロイド』の特徴・共通点を、7つのキーワードに焦点を当てて紹介している。
- Vol.4『シリーズ35年のストーリーを紐解く』
- 2021年8月6日更新。『メトロイドシリーズ』生誕35周年となる節目の日に、過去に発売された『2Dメトロイド』ナンバリング4作品のストーリーを徹底解説。さらに、本作のストーリーの謎に迫るPV「恐怖の片鱗 その1」 が公開された。
- Vol.5『最強のバウンティハンター「サムス・アラン」の強さに迫る』
- 2021年8月20日更新。銀河最強のバウンティハンター、サムス・アランの詳細な来歴・能力について紹介。彼女の強さの秘密に迫る。また、前回のレポートに引き続き『ドレッド』のストーリー導入部を紹介する映像「恐怖の片鱗 その2」も公開された。
- Vol.6『2ndトレーラー公開 新情報徹底解説』
- 2021年8月27日更新。ストーリー導入部や新たなアクションなどを紹介する「メトロイド ドレッド 2nd トレーラー」が公開され、映像内で使われたアクションや、新たな登場人物・クリーチャーに関する詳細情報を解説。
- この公開と同時にサイト内容が大幅に更新され、ストーリーやゲーム性についての詳しい説明ページが追加された。
- Vol.7『謎の種族「鳥人族」の秘密に迫る』
- 2021年9月10日更新。2ndトレーラーで公開された情報で、サムスと敵対する可能性が示唆された種族「鳥人族」について歴代シリーズでの鳥人族の位置付け、サムスとの関係性を中心に解説。
- VOL.8『探索の舞台 惑星「ZDR」』
- 2021年9月21日更新。ゲームの舞台となる「惑星ZDR」の背景設定・各エリアの概要、敵クリーチャーの詳細情報などを紹介。
- VOL.9『「はじめてのメトロイド」探索の心得』
- 2021年9月30日更新。初めてメトロイドを遊ぶ人を想定したチュートリアル記事で、基本操作やゲームシステム、探索の進め方などを分かりやすく解説している。
- VOL.10『ZDRに旅立つみなさまへ』
- 2021年10月7日更新。発売前日に更新され、ゲームデザインやBGMなどに関するこだわりを紹介。最後に読者への感謝と本作のおさらいをして当レポートは幕を閉じた。
- Vol.11『発売後特別企画 今こそ言える探索のヒント』
- 2021年12月1日更新。『ドレッド』発売から約2ヶ月が経過した時期に「番外編」としてレポートを更新。発売後だからこそ教えられる探索のヒントや、ボス攻略のアドバイス、隠しテクニック等が公開された。
プロモツイート[]
コマーシャル映像[]
宣伝用キービジュアル
JR線 駅広告[]
JR駅広告
- また、同時期には都心部の各JR線車内モニターにて『ドレッド』のコマーシャル映像が放映されていた[23]。
探索型アクションゲームであそぶ[]
- 2021年10月1日に任天堂公式サイト内で公開。Nintendo Switchでプレイ可能な探索型アクションゲームの一角として本作が紹介されている。余談だが、公開当初は『ドレッド』と『Castlevania Advance Collection』がトップで紹介され、いわゆる「メトロイドヴァニア」の語源となった2作品が並び立つ構図となっていた。
バウンティハンターチャレンジ[]
バウンティハンターチャレンジ
- 発売に先駆けて製品版『ドレッド』を著名なゲーム実況者・Youtuberにプレイして貰い、その様子をリアルタイムで動画配信[25]。各プレイヤーは「バウンティハンターチャレンジ」と題した5段階の課題にチャレンジして、制限時間 (約1時間30分) 内に課題の全達成を目指すことになる。
- 「バウンティハンターチャレンジ」5つの課題は以下の通り。
2Dメトロイドシリーズの歴史[]
- 2021年10月8日、Nintendo UKの公式チャンネルで英語版映像が先行公開。2021年10月28日に日本語版映像も公開された。歴代『2Dメトロイドシリーズ』の物語を振り返り、最後に『ドレッド』に繋がる構成となっている。
ナカムラ☆チャレンジ[]
- 2021年10月8日に任天堂公式YouTubeチャンネルで公開。声優の中村悠一が製品版『ドレッド』をプレイして、1時間以内にボス「コルピウス」の撃破に挑戦する。
Nintendo Switch 新春セール 2023[]
- 2023年1月1日~2023年1月15日、マイニンテンドーストアで開催されたセール企画。ラインナップに本作が含まれており、30%オフの割引価格で購入可能だった[26]。
メトロイドプライム4 ビヨンド発表関連[]
- 2024年6月18日のNintendo Directで『メトロイドプライム4 ビヨンド』のゲーム画面と正式タイトルが公開されたことをきっかけに、同年7月2日まで30%オフの割引価格で購入可能に。また、6月19日~7月10日の期間中「Nintendo Switch Online」加入者向けのアイコンが週替わりで配信された。
受賞歴[]
- Golden Joystick Awards 2021 "Nintendo Game of the Year"
- The Game Awards 2021 "Best Action/Adventure Game"
- Huawei 3D Games Awards "Best Spanish Game"
Golden Joystick Awards 2021[]
- 2021年11月23日、英国の歴史あるコンピュータゲームアワード「Golden Joystick Awards 2021」で、本作は任天堂のトップゲームを表彰する「Nintendo Game of the Year」を受賞[27][28]。その年最高のゲームを表彰する「Ultimate Game of the Year」にもノミネートされていたが、惜しくも受賞には至らなかった。授賞式にはNintendo UKを代表して、ゼネラルマネージャーのNicolas Wegnez氏が登壇した。
The Game Awards 2021[]
- 2021年11月18日、北米のコンピュータゲームアワード「The Game Awards 2021」に本作がノミネートされ、一般投票が開始された[29]。2021年12月10日の発表で、本作はジャンル部門「Best Action/Adventure Game」を受賞。惜しくも「Game of the Year」受賞には至らなかったが、多くの関係者・ファンから祝福の声が上がった[30][31]。
Huawei 3D Games Awards[]
- 2021年12月2日に開催された「Huawei 3D Games Awards」では「Best Spanish Game」に入賞。授賞式では『ドレッド』のクリエイティブディレクター、Jose Luis Márquez氏が登壇した[32]。
豆知識[]
- 『ドレッド』開発プロジェクトのコードネームは「Cazadora」だったと、コード解析から推定されている[33]。
- Cazadoraはスペイン語で「Huntress (女性ハンター)」を意味する。
ギャラリー[]
紹介映像[]
E3 2021 出展映像[]
紹介映像[]
CM映像[]
脚注[]
- ↑ 2021年10月ソフト・ハード売上ランキング速報。Switch『マリオパーティ スーパースターズ』が首位を獲得。そのほか新作タイトルが上位7位までランクイン | ファミ通.com
- ↑ 2.0 2.1 任天堂株式会社「2022年3月期 決算説明資料」 (17ページ)
- ↑ 『メトロイド・ドレッド』は開発中止に? - インサイド
- ↑ Metroid Dread Nearing Completion - IGN
- ↑ Retro Studios Answers The Dreaded "Metroid Dread" Question -- And Other "Prime" Exclusives - MTV
- ↑ Unseen64 Digs Up Development Insights Into Metroid Prime: Hunters, Dread and Federation Force - Nintendo Life
- ↑ Nintendo Software Technology's involvement in the Metroid series explored - Nintendo Insider
- ↑ シリーズ新作『メトロイド ドレッド』を動画付きで徹底解説。恐怖の中で味わう探索のおもしろさ。開発者・坂本賀勇氏によるQ&Aセッションも - ファミ通
- ↑ amiibo対応ソフト メトロイド ドレッド | 任天堂 より。
- ↑ なお、熱地帯や寒冷地帯内でダメージを受けている最中はAmiiboを使用できない。これはAmiiboによる回復操作で、ノーマルスーツのまま高熱・寒冷エリアを強引に突破するのを防ぐための仕様と考えられる。
- ↑ https://twitter.com/nintendo/status/1453531706519085060
- ↑ https://www.instagram.com/p/CVowy6nhiOC/
- ↑ Ver.1.0 では、E.M.M.I.-02SMを撃破して、スパイダーマグネットを入手するまでの正規ルートをプレイ可能だった。一応、グリッチを使用してコルピウスとの戦闘を楽しむことも可能だったが、開発側が想定しないゲーム進行のため、途中でエラーが発生して強制終了することがファンの間で話題になっていた。
- ↑ https://twitter.com/N_Officialstore/status/1446309431168356374
- ↑ https://twitter.com/N_Officialstore/status/1474200063220064263
- ↑ https://twitter.com/Nintendo/status/1433601386525216770
- ↑ https://twitter.com/Nintendo/status/1433601386449719296
- ↑ https://twitter.com/nintendo/status/1441206670349127683
- ↑ 人気俳優が熱中する『メトロイド ドレッド』のCMが公開!―E.M.M.I.に追跡されるサムスなど気になるシーンも【Nintendo Direct】- INSIDE
- ↑ 現在「CM1」「CM2」は閲覧不可となっている。
- ↑ https://twitter.com/Rifa_wii/status/1437651616023252994
- ↑ 駅広告が確認された駅は「渋谷」「代々木」「新宿」「西日暮里」「日暮里」「鶯谷」「東京」「新橋」「目黒」など。
- ↑ https://twitter.com/tachikawaTYO/status/1445363883464560642
- ↑ Nintendo Switch『メトロイド ドレッド』に挑む8人のチャレンジャー。体験の模様を発売直前に同時配信。| トピックス | Nintendo (現在閲覧不可)
- ↑ HIKAKIN氏など、一部のプレイヤーは事前に録画した映像を公開する呈を取っていた。余談だが、配信日には震度5弱を記録した「千葉県北西部地震」があり、関東在住のチャレンジャーは『ドレッド』実況配信中に強い揺れに遭うなどしていた。
- ↑ 2023年1月1日から、「Nintendo Switch 新春セール」開催。 | トピックス | Nintendo
- ↑ Golden Joystick Awards 2021発表まとめ。Ultimate Game of the Yearには『バイオハザード ヴィレッジ』が輝くなどカプコンが存在感 | AUTOMATON
- ↑ Metroid Dread is your Nintendo Game of the Year at the Golden Joystick Awards | GamesRadar+
- ↑ https://twitter.com/thegameawards/status/1460663029301854209
- ↑ https://twitter.com/thegameawards/status/1469137655354966016
- ↑ https://twitter.com/NintendoAmerica/status/1469137982015868933
- ↑ PREMIOS 3DJUEGOS HUAWEI 2021 | YouTube
- ↑ https://twitter.com/OatmealDome/status/1445245017744887809
外部リンク[]
更新データ履歴[]
- Ver.1.0.1 (2021.10.21)
- Ver.1.0.2 (2021.11.4)
- Ver.1.0.3 (2021.11.17)
- Ver.2.0.0 (2022.2.10)
- Ver.2.1.0 (2022.4.8)
関連項目[]
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