『モゲナー』(Mogenar)は、『コラプション』に登場するボスクリーチャー。古代ブリオニアンによって建造された大型ゴーレム。
解説[]
古代ブリオニアンによって建造されたモゲナー級の大型戦闘用ゴーレム。ブリオシードに取り込まれ、内部での極度のフェイゾン汚染を経て、シードコアを守護する強大なガーディアンへと変貌した。高濃度フェイゾンを内包した赤色の4つのオーブを巨大な体躯の各部に装着しており、これらを動力源として活動する。オーブがすべて破壊されるとモゲナーは機能を停止する。撃破後はアイテム「ハイパーボール」を入手可能。
「ブリオニアンの記録」から推察すると、モゲナーは元々、惑星再生の事業に従事していた最後の科学の指導者が自身らの身を守るため建造した、科学技術に古代の魔法を組み合わせた特殊なゴーレム(モゲナー級ワーゴーレム)のうちの一体であったと考えられる。ブリオニアン文明の滅亡後、更に数十世紀の時を経て、モゲナー級のうち一体がブリオに飛来したフェイゾンシードに取り込まれ、重度の汚染によりシードコアを守るガーディアンへと変貌したと思われる。本来、この種のゴーレムはブリオジェルを動力としていたとされる。
戦闘[]
サムスがブリオシードコアに到達すると、シードコア中央に鎮座していたモゲナーが覚醒するムービーが流れ、戦闘に移行する。
モゲナーは体の正面に3つ、背面に1つ、計4つの動力源となる赤色オーブを装着しており、この弱点をすべて破壊することで撃破できる。 オーブに一定以上のダメージを与えると白く発光する内部のフェイゾン結晶が露出し、そこからさらにダメージを与えるとオーブが炎上、オーブを破壊することができる。モゲナーが口を開けた際にアイスミサイルを当てると口が凍結し、赤色オーブが露出した状態になる。オーブ内部の白色の結晶に対してはハイパービームが有効。ただし、モゲナーは各装着部にあるオーブを入れ替える能力を持つため、攻撃中のオーブがどこに移動したのか注意する必要がある。
また、モゲナーは戦闘中に部屋の外縁部にあるオブジェクトから、魔法の手を使い新たなオーブを引き寄せ回復しようとしてくることがある。この場合、回復を阻止するために、モゲナーが引き寄せている途中のオーブを優先して攻撃し破壊する必要がある。 モゲナーは装着したオーブが破壊されるたびに、岩状のフェイゾン結晶を脚部に纏ってくる。この結晶はボムで破壊可能。
突進攻撃やジャンプしての衝撃波、腕部からのエネルギー弾放出、また地響きによる天井からの隕石落下などの攻撃パターンを持つ。これらの攻撃に対しては、サイドステップによる回避やビームなどによる迎撃が有効である。
撃破後はアイテム「ハイパーボール」が入手可能となる。
オフィシャルデータ[]
ログブック[]
バイオロジー[]
モゲナー
メトロイドプライム3 コラプション
極大汚染形態:モゲナー 古代ブリオニアン文明が建造した戦闘用の大型ゴーレムです。 身体に装着されたオーブから、高濃度のフェイゾンエネルギーを感知。 オーブの外殻は通常火器で破壊可能。
古代ブリオニアン文明によって建造され、機能を停止していた戦闘用の大型ゴーレムです。 喪失していた動力源を、フェイゾンエネルギーによって補填しています。 さらにフェイゾンエネルギーの結晶を内包したオーブを装着することで、戦闘時のエネルギー切れを防いでいます。 この結晶体を全て消失すると、機能は、停止してしまいます。 オーブの外殻は通常火器で破壊可能ですが、内包されたフェイゾンエネルギーの結晶を破壊するには、同質のエネルギー系の攻撃が必要です。
ブリオニアンの記録[]
追われる者
メトロイドプライム3 コラプション
原始民族は、彼らの戦士を守護する不思議な呪術をあみ出し、隠れている生き残りの科学の指導者たちを探すため、燃えさかる荒地に送り込んだ。 我々は、争いを避けようと努力したが、生き残っていた者は、原始民族の戦士たちに見つかり次々に殺されてしまった。
そして、幸か不幸か私一人だけが、生き残った。 私は、身を守るためにチョウゾから伝えられた知恵を生かし、新しい方法「科学」と古い方法「魔術」を融合する。 岩石から壮大なモゲナーを建造し、魔術によって、これに生命を吹き込み、科学の力で、これをコントロールすることに成功したのだ。
そうして、作り出したモゲナーを隠れ家の周囲やいくつかの拠点に配置していった。
登場作品[]
ギャラリー[]