『ライトスーツ』(Light Suit) は、『メトロイドプライム2 ダークエコーズ』に登場するサムスの強化型パワードスーツ。ルミナスの開発したスーツで、作中で最大級の防御機能を誇る。
解説
ルミナスの技術の結晶とも言える特殊なパワードスーツ。純白の金属で覆われたスーツで、曲線的なデザインが多数組み込まれた流線形のフォルムをしており、胸部には4つの円型状の発光部位がある。それまでサムスが装着していたダークスーツをはるかに超える優秀な防御機能を備えており、外敵からのダメージをさらに軽減するほか、ダークエーテルの有毒な大気を完全に遮断・無毒化する。加えてダークウォーターやイングストームなど、他のダーク属性の物体への耐性も追加されている。
さらにライトスーツ着用時には、エーテルの各聖堂に設置されたエネルギー転送システムのワープ機能を利用することができる。転送システムの台座から発生しているホログラムに触れて目的地を選択すると、サムスが粒子化して光の内部に入り、聖堂間を結ぶ光のビーム内を超高速で突き進み瞬時にテレポートすることが可能。また一部エリアには、エネルギー転送システム以外にも同様のテレポートデバイスが設置されており、光の柱に触れると指定されたエリアにワープ移動できる。これらの移動システムはスキャンなどでは情報を読み取ることができず、移動先にアイテムが隠されている場合が多い。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』以降、サムスのカラーバリエーションの一種として、ライトスーツを意識した白色のカラーリングが用意されている。
また最新作の『SPECIAL』では、ライトスーツのスピリットも登場。4種類ある『メトロイドシリーズ』出典のレジェンド級スピリッツの一角を成しており、「ダークスーツ」から超化することで取得できる。防御属性のアタッカーで防御寄りのステータスを持ち、シールドガードによる体力回復の個性を持つなど、原作を強く意識した特殊効果が設定されている。
| スピリッツ | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| No. | 273 | 種別 | アタッカー | シリーズ | メトロイドプライム シリーズ | ||
| 名前 | ライトスーツ | 階級 | LEGEND ★★★★ | 属性 | 防御 | スロット コスト |
2 |
| 戦闘力 | |||||||
| Lv1 | 4840 | 攻撃力 | 1810 | Lv99 | 12103 | 攻撃力 | 4526 |
| 防御力 | 2399 | 防御力 | 5999 | ||||
| 個性/超化スキル | |||||||
| シールドで回復 | |||||||
| 入手条件 | |||||||
| 灯火の星 | × | ルール | - | ||||
| ステージ | ‐ | 対戦相手 | ‐ | ||||
| ヒント | ‐ | ||||||
| その他 | ‐ | ||||||
オフィシャルデータ
ログブック
ライトスーツ
メトロイドプライム2 ダークエコーズ
ライトスーツは、ルミナスの技術の結晶といえる特殊スーツです。ダークエーテルの大気やダークウォーターの影響を完全遮断します。
サムスの記録：ライトスーツは、ルミナスのエネルギー転送システムを利用して、エーテル内の各地域間を瞬時に移動可能にする。
書籍
ルミナス族の技術の結晶。ダークエーテルやダークウォーターによるダメージを、無効化できる。また、テレポートシステムが使用可能になる。[1]
任天堂公式ガイドブック メトロイドプライム2 ダークエコーズ
公式サイト
サムスが最終的に手にする聖なる鎧。
メトロイドプライム2 ダークエコーズ オフィシャルサイト
Q. ライトスーツをゲットしました。！！デモムービー(ゲームのタイトル画面）を見てライトスーツは、「ださ」と思ったけど、ゲットすると、「か…かっこいい。」まさか、かっこいいとは、思いませんでした。スタッフさんは、ライトスーツが、かっこいいと思いますか？ (メカノイド 11歳男性)
A. 「技術的にもデザイン的にも洗練されて、よりカッコ良いスーツ」というコンセプトで作成しました。気に入って頂けたのなら良かったです！メトロイドプライム2 ダークエコーズ オフィシャルサイト Q&A No.048
豆知識
- ライトスーツの胸部に施された装飾は、闇のアーゴンに生息していたアモービスの頭部をモチーフにしていると考えられる。
- 続編『メトロイドプライム3 コラプション』で復活したダークサムスは前作から姿が大きく変わったが、この頭部や肩アーマーなどの形状がライトスーツと酷似している。あくまで憶測にすぎないが、前作『ダークエコーズ』の最終決戦でサムスに敗北した際に、ライトスーツの情報を何らかの手段で読み取り、本体を再構成する際の参考にした可能性が高い。
ギャラリー
脚注
- ↑ 原文の誤植を修正