ラムキ

ラムキ
コンセプトアート (MSR)
基本情報
英語名	Ramulken
生息地	エリア3 エリア5 エリア6 エリア7
特徴	堅い甲羅
攻撃	体当たり 回転突進
弱点	甲羅の内部
登場作品	メトロイドⅡ RETURN OF SAMUS

『ラムキ』(Ramulken) は、SR388に生息する甲殻生物。

解説

SR388の洞窟や地下遺跡に生息しているヤドカリのような陸棲型生物。本体には大きな1つの眼球があり、4本の脚を持つ。本体上部にはトゲの付いた甲羅が付いており、外敵の攻撃から身を守っている。

各作品における特徴

メトロイドⅡ RETURN OF SAMUS

遺跡の天井部を飛び跳ねるラムキ (Ⅱ)

初登場。エリア5中央に位置する遺跡の天井部に出現。一定の区間をジャンプ移動している。移動中のラムキに接触するとダメージを受けてしまう。

本体を包む甲殻は、ミサイルやプラズマビームなどといったサムスの持つあらゆる武器を無効化する。上方向および左右方向からの攻撃は全く効果がないが、甲羅に包まれてない本体底面部には攻撃が有効であり、倒すためにはラムキの下から攻撃を行う必要がある。ウェイブビームを使用すれば甲羅を貫通して直接本体に攻撃を行うことが可能。スクリューアタックの体当たり攻撃を使えば一撃で倒すこともできる。撃破後には、稀にミサイルアモがドロップする。

コンセプトアート (Ⅱ)

メトロイド サムスリターンズ

紫色の通常個体 (MSR)

エリア3で初めて登場し、以降SR388の様々なエリアに出現する。甲羅の色は薄黄色、本体の色は紫色。ジャンプ移動を繰り返す『Ⅱ』の個体とは異なり、地面や壁などに張り付いて移動する、ジーマのような這面型クリーチャーとなっている。

通常は地面や側壁、天井などに張り付いて、4本の足をうごめかせて一定の区間内を歩行移動している。目の前にサムスを発見すると、体を丸めて高速回転を始め、トゲの付いたボールのような状態となって突進攻撃を仕掛けてくる。攻撃の際は地面や壁に沿って突き進み、ある程度の距離まで突進すると回転をやめて通常の歩行形態に戻る。この回転突進攻撃はメレーカウンターで弾き返すことが可能で、カウンターヒット後には仰向けの状態で気絶し、甲羅の中に隠された本体が露わになる。

甲羅によって高い防御力を獲得しており、低威力のビームウェポンは通用しない。物理的な衝撃を加えるとダメージを与えることが可能なようで、ミサイルやスクリューアタックなどによる攻撃が効果的。また、甲羅の内部にある本体にビームやボムなどで直接攻撃を行うことでもダメージを与えられる。貫通性能を持つプラズマビームも有効なほか、破壊力の高いビームバーストやパワーボムなどでも撃破可能。倒した後には多数の各種回復アイテムやエイオンオーブがドロップする。

エリア5以降では、赤色の上位互換種が出現する。攻撃パターンなどは紫色の個体とほぼ同じだが、攻撃力と耐久力がかなり高くなっている。スーパーミサイルなどの破壊力の大きい武器が有効。

回転しながら突進攻撃を行うラムキ (MSR)

オフィシャルデータ

取扱説明書

堅い甲羅に包まれていて、ビームは効かない。唯一の弱点は甲羅のない下側にある。

メトロイドⅡ RETURN OF SAMUS 取扱説明書

登場作品

• メトロイドⅡ RETURN OF SAMUS
• メトロイド サムスリターンズ

豆知識

• ラムキという名称は、『Ⅱ』のディレクター・グラフィックデザイナーを担当した木村浩之氏の名字のアナグラムである可能性が考えられる。
• 『サムスリターンズ』では、ラムキが回転突進攻撃を行う際、進行ルート上にボムを設置すると、小爆発の衝撃でスリップして前のめりに倒れ込む。