『リバイアサン』(Leviathan) は、フェイゾン生命体の一種である。非常に巨大であり、そのフェイゾン生成能力やワームホール展開能力からフェイゾン汚染を拡散させる兵器としてダークサムスに利用され、様々な惑星に向けて発射された。
解説[]
リバイアサンは、惑星フェイザの中でベビーリバイアサンが約100年かけて成長し、隕石に匹敵する程に大型化した個体が、他の惑星に向けて射出され、ワームホール展開能力によって標的惑星の傍に接近して衝突する。その後、フェイゾン汚染を惑星全体へと広げていき、最終的に標的惑星をフェイザのように作り変えてしまうとされている。衝突した後のリバイアサンは「シード」と呼ばれる。
その名や実物が登場したのは『プライム3』で、作中でノリオン、ブリオ、エリシア、ウルトラガスに向けて発射されたが、『プライム』のターロンⅣや『プライム2』のエーテルに落下した隕石も、実はリバイアサンであったと後に明かされた。
内部には、その惑星に存在する強力な生物、あるいは機械等を取り込んでフェイゾン汚染を施した「ガーディアン」が存在し、シードコアを守護させている。シードコアは巨大な虫のような外見をしており、これを破壊されることでシードは完全に砕け散り、その惑星のフェイゾン汚染は食い止められる。シードが破壊された後の惑星にはフェイゾイドが出現する。
ワームホールによって時空を飛び越えて来るため、標的惑星に住む種族が優れた天体観測技術を持っていたとしても、発見する頃には既に対応が間に合わない場合が多い。また、それ自体が巨大な隕石であるので、衝突時の衝撃も凄まじく、惑星の環境を一変させてしまうこともある。
登場作品[]
豆知識[]
- 海外版のベビーリバイアサンのスキャンデータによると、リバイアサンは標的惑星に衝突後、死亡する前に原生生物を取り込みコアの守護者とする。
脚注[]