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ルミナス』もしくは『ルミナス族』(Luminoth) は、惑星エーテルを本拠地とする先進的種族。エーテルに衝突した隕石によって引き起こされた、一連の災厄によって滅亡の危機に瀕していたが、惑星を訪れたサムス・アランの活躍により窮地を脱した。

歴史

エーテルの発見

ルミナスはエーテルではない別の惑星を起源とし、詳細な経緯は不明であるが故郷の星を離れ、長きに渡り宇宙空間を彷徨い続ける流浪の種族であったとされている。長い旅の途中、ルミナスはチョウゾイーラN'krenなどを筆頭とした多種多様な種族と出会いを果たし、交流を深めた。これらの種族は自分たちの本拠地となる母星を持ち、その星と深い繋がりを持っているものが多かった。漂流生活を続けるルミナスの民は、いつしか彼らと同じように故郷と言える場所を持つべきだという考えに至り、旅を続けながら居住に適した惑星を探し求めるようになった。
しかし、ルミナスの居住に適した星はなかなか見つからず、彼らの新たな故郷を探す旅は永遠に続くかのように思われた。種族の間に絶望が広がり始めたその時、一つの浮遊惑星が発見された。その星は豊かな平原と大海をたたえ、豊富な生態系を有する円熟した惑星であった。宇宙空間から星を眺めたルミナスはそのあまりの美しさに魅了され、エーテルと名付けたその星に降り立ちそこに住まうことを心に決めた。ルミナスの長い漂流生活はここに終わりを告げ、新たな時代の幕が開けたのであった。

種族の繁栄

エーテルに移住したルミナスは、まず初めに山地に集落を築いて居を構えた。それから時を経て、肥沃な大地が広がるアーゴン、深緑の森林に包まれたトーバスへと居住地を拡大、さらにこれらの居住地区とは別のエリアに、ルミナスの科学力を結集した難攻不落の機械要塞、ホレイトを建設した。これら3つの拠点の間に位置するルミナセウスの地に、平和と繁栄の象徴としてルミナス大聖堂を築き上げた。
しかし同時に、エーテルのコアに存在する惑星エネルギーが枯渇の危機に瀕していることが判明。繁栄の時代を迎えたルミナスとは対照的に、エーテルの星としての寿命は今にも尽きようとしていたのであった。これを阻止するためにルミナスは惑星エネルギーを抽出・制御する方法を研究、その実行に必要なエネルギー制御装置を開発した。ルミナス大聖堂に設置されたメインコントローラーと、アーゴン、トーバス、ホレイトの3箇所に設置されたサブコントローラーから成る大規模な装置で、惑星のコアから取り出し集約したエネルギーを必要な場所に部分的かつ無駄なく投射することが可能になり、惑星全体のエネルギー消費を極度に抑えることで、エーテルの寿命を飛躍的に延長させることに成功したのである。ルミナスの民は、制御装置に蓄積されたエネルギーが放つ光の輝きを「エーテルの光」と呼び称え、平和の訪れを喜び合った。

隕石の衝突

平穏な日々が続いていたある日、突如として宇宙の彼方から隕石に似た謎の物体が出現、エーテルに向かって急接近しつつあることをルミナス達は感知した。ルミナスは無数の破壊兵器を隕石に向けて発射して軌道修正を試みたが、これらの努力はすべて無意味に終わった[1]。ルミナス達はシェルターの中に避難し、最期の時を待つことしかできなかった。かくして隕石はエーテルの地表へ落下、凄まじい衝撃が惑星全土を襲った。肥沃なアーゴンの緑はすべて焼き払われ、トーバスの森林は大海の底に沈んだ。この世の終わりとも思える光景を目の当たりにして、ルミナス達は愛する故郷の最期を覚悟した。
時が経ち、隕石の衝突によって引き起こされた災害は収束した。エーテルは未曾有の天変地異を耐え凌ぎ、惑星崩壊の危機を辛うじて脱したのである。シェルターから外に出たルミナス達は生き延びたことを喜んだが、それも束の間の出来事であった。エーテル地表部の被害は甚大であり、同時にいくつかの奇妙な事態が発生していた。エネルギー制御装置に蓄えられていたエネルギーの半分量が失われており、さらにエーテルの大地を穿った隕石が一切の痕跡を残さず消失していたのである。混乱のさなか、エーテルの各所に空間の歪みが発生していることにルミナス達は気づいた。しかし、破壊された故郷の復興作業に追われ、加えてエネルギー不足問題にも苦しめられていた彼らに、その原因を調査するための余裕は無かった。
そして、災いは唐突にやってきた。エーテルに点在する次元の裂け目が口を開き、そこから暗闇の群体がとめどなく噴出したのである。この暗黒物質に取り憑かれたエーテルの生物は凶暴性の増したダーククリーチャーへと変わり果て、ルミナス達に容赦なく襲いかかった。ルミナス達はこの正体不明の敵性生命体に対して、ルミナスの言葉で「恐怖」を意味するイングという名称を与えた。エーテルの平和の時代は終わりを迎え、ルミナスとイングの壮絶な戦争が長く繰り広げられることとなる。

イングとの闘争

次元の狭間から突然現れて奇襲を行うイングに苛まれ続ける状況を打開すべく、ルミナス達はイングの世界へと攻め込むことを決定。開発したポータル発生装置を使用して次元の隙間をこじ開け、イングの待ち受けるダークエーテルへ突入することに成功した。瘴気にまみれたダークエーテルは、地理的環境が同位相にあるエーテルと非常に酷似しており、もう1つのエーテルとも言うべき世界であった。ルミナス達はこの世界が隕石の衝突に際して別次元に生成され、その際にエーテルの持つ惑星エネルギーの半分を奪い取ったという事実を身をもって理解した。また同時に、敵対するイングの真の姿を確認することもできた。しかし、瘴気に満ちたダークエーテルに留まり続けると体を蝕まれ死に至る危険性が高いため、ルミナスは攻撃を中断してライトエーテルに一時撤退、対策を立て直して戦闘態勢を整えることにした。
まず手始めにルミナスは、ライトクリスタルライトパフなどのデバイスを開発した。人工的にエーテルの光を再現したセーフゾーンと呼ばれる安全地帯を作り出すことができ、イングを遠ざけ瘴気渦巻くダークエーテルでの生存が可能になった。しかし、これらのデバイスは十分量を用意することができず、イングに打ち勝つためには、より強力な武装が必要であった。そこでルミナスは、イングが攻撃に使用するダークエネルギーを解析して武器に変換したダークビームを開発。同質エネルギーの過剰注入によって大ダメージを与えることが期待されたが、イングに対しては効果的に作用しなかった。その後、イングがライトエーテルの光に触れて消滅する事実を突き止めたルミナスは、エーテルの光を模したライトビームを開発、イングに対して致命的なダメージを与えられる攻撃手段を獲得した。さらにダークエーテルの瘴気やイングのスナッチから身を守る鎧を製造した。しかし、これだけの装備を取り揃えたにも関わらず、獰猛で狡猾なイングには苦戦を強いられ、長期戦に耐えうるだけの備蓄が無かったルミナスは、徐々に追い詰められていった。

最後の攻勢と敗北

数回行われた偵察によって、ルミナス大聖堂に惑星エネルギーが保管されているのと同様に、ダークエーテル側の同位相に暗黒の大空聖堂が存在し、エーテルから消滅した半分量の惑星エネルギーがそこに貯蔵されているという事実が判明した。しかし、大空聖堂のエネルギーはイングの王たる巨大生命体によって守られており、さらに大空聖堂の入口はダークエーテル各地にばら撒き隠された合計10個ある鍵によって堅く閉ざされ、侵入者を阻んでいることも分かった。ルミナスの持つ総合戦力では、強大なイングを残らず全滅させることは至極困難だが、惑星エネルギーを奪還してダークエーテルごとイングを消滅させることは実現可能であると推察された。残存部隊が必死の防戦を繰り広げる中、ルミナス達はエネルギーを持ち帰るための専用モジュールを完成させ、同時に最高峰の戦闘能力と武具を備えた精鋭部隊を結成した。望みを託された精鋭部隊は惑星エネルギー奪還のためダークエーテルへと突入、最後の賭けとも言える決死の大作戦が敢行された。
しかしながら、ダークエーテルへと旅立った戦士は誰一人として戻ることはなかった。エネルギー奪還作戦は失敗に終わり、ルミナスの希望は打ち砕かれた。絶望的な状況の中、それでもルミナス達は再びエネルギー奪還を図るべく第二のモジュール開発作業に取り組んだ。だが、ほどなくしてアーゴントーバスの地をイングの軍勢が襲撃。救援を絶たれた現地の戦士達は全滅し、聖堂が占領され両エリアは陥落した。残された軍勢はルミナスの誇る無敵の浮遊要塞、ホレイトに集結。襲い来るイングの軍団に対して、ルミナスの戦士は戦闘用メカノイドを大量投入して立ち向かったが、メカノイド群がスナッチされ敵勢に回ったことで形勢不利となり、あえなく敗北。最後の砦であったホレイトもイングの手に落ちてしまった。3つの拠点が陥落し、各聖堂に蓄えられていたエネルギーをすべて奪い取られた上、さらにエネルギー転送モジュールをもイングの手に渡ってしまったルミナス達の存立は、もはや風前の灯であった。
生き残ったルミナス達は、ライトエーテル最後のエネルギーが貯蔵されたルミナセウスの地に集まり、族長のU-Mosと僅かな衛兵達に見守られる中、聖堂内の大部屋でコールドスリープに入った。いつ来るやもしれないイング侵攻による最期の時まで、U-Mosは静かな聖堂の中で、来るはずのない奇跡を信じて祈りを捧げ続けたのだった。

サムス・アランの来訪

時は流れ、ダーシャ星系で消息不明となったブラボー中隊の捜索を依頼されたサムス・アランは、スターシップに搭乗して中隊からの信号が途絶えたエーテルを訪れたが、惑星の磁気嵐に巻き込まれてシップが損傷、墜落の危機に瀕する中、ルミナセウスの地に辛うじて不時着した。地表に降り立ち惑星の探索を開始したサムスは、程なくしてブラボー中隊の全滅を確認。さらに中隊全滅の最大の要因となった、生物に取り憑く特性を持つ暗黒生命体、イングの存在を知り得ることとなった。
その後、ルミナセウス中心部に位置するルミナス大聖堂に到達したサムスは、時を同じくして聖堂に攻め込んで来たダークギガスプリンター率いるダーククリーチャーの群れと交戦。このクリーチャー群はイングがライトエーテルの惑星エネルギーを奪取するため送り込んだ軍勢で、ルミナスを滅亡させる最後の刺客となるはずだったが、予期せず聖堂に現れたサムスの手によって軍勢は打ち破られた。また同時に、ダークギガスプリンターが所持していたエネルギー転送モジュールをサムスが偶然にも獲得。これによりイング側に傾いていた戦局は大きく移り変わることになる。
モジュールを取得した後、サムスはルミナスの族長であるU-Mosと遭遇。U-Mosはこれまで種族が歩んで来た経緯のすべてを事細やかに説明し、エネルギー転送モジュールを装備したサムスに対して、ダークエーテルに存在する惑星エネルギーを奪還してエーテルの危機を救うよう懇願した。銀河最強の戦士サムスはこの依頼を受けて立ち上がり、次々に現れるイングやスペースパイレーツダークサムスなどといった強敵達と交戦してこれをすべて撃破。彼女の目覚ましい働きによって惑星エネルギーの奪還に成功し、イングとダークエーテルは別次元から完全に消滅、エーテルは再び安定を取り戻した。U-Mosをはじめ、戦災を生き延びた数少ないルミナス達は、任務を達成して無言でエーテルを立ち去る英雄に対して、最大級の感謝の念を込めて敬礼を行った。

復興

サムスの活躍によってエーテルに再び平和な時代が訪れた。銀河連邦G.F.S Ahrを派遣、ルミナス達と共同でエーテルに残存するパイレーツ基地の解体作業を行った。このとき回収された多量のフェイゾン鉱石が、後にPED = フェイゾン強化装置の開発に繋がることになる。

個体名

族長

精鋭部隊

第一部隊

第二部隊

聖堂見守り役

その他

オフィシャルデータ

公式サイト

Q. ルミナス誕生の星はどこなのですか?また、ルミナスの先祖のあたる生物はどのようなものだったのですか? (T-800 15歳男性)
A. ルミナスの誕生星は不明です。 先祖は蛾の一種かもしれません。

メトロイドプライム2 ダークエコーズ オフィシャルサイト Q&A No.028


Q. コミックスのMETROIDでは「鳥人族は昔は好戦的だった」とありますが、ルミナスたちは昔どのような種族だったのですか? (T-800 15歳男性)
A. 元々は流浪の民だったのが、エーテルに落ち着いた種族です。基本的には和平を好みます。

メトロイドプライム2 ダークエコーズ オフィシャルサイト Q&A No.039


登場作品

ギャラリー

脚注

  1. 海外版『プライム2』ログブック「The Stellar Object」より。"We fired numerous weapons at it in a vain attempt to alter its trajectory. Nothing worked."
ルミナスに関連する項目
人物 U-Mos | J-Gnk | V-Mos | Q-Cis | X-Qar
A-Kul | B-Stl | G-Sch | J-Stl | S-Dly | C-Rch | D-Isl | J-Fme | M-Dhe | S-Jrs
I-Sha | A-Voq | O-Lir
K-Tch | B-Stz | E-Btr | C-Pul | D-Chr
装備 ダークビーム | ライトビーム | アナイアレイタービーム | ビームアモタンク | サンバースト | ダークバースト | ソニックブーム | ダークスーツ | ライトスーツ | グラビティブースト | ダークバイザー | エコーバイザー | シーカーミサイル | アーゴンキー | トーバスキー | ホレイトキー | 大空聖堂キー | エネルギー転送モジュール
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技術 ピーピングライト | ピーピングダーク | ライトパフ | ライトクリスタル | セーフゾーン | ライトリフトクリスタル | ダークリフトクリスタル | リフトバインクリスタル | ルミナスドア | エーテルの光(惑星エネルギー) | エネルギー制御装置 | ポータル(ポータル発生装置 / 空間の歪) | ソーラーレンズ | ソニック式セキュリティ | 軌道ユニット ...
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