『ヴォーグル』(Chairman Vogl) は、銀河連邦議会の元議長。『メトロイド (マガジンZ)』にのみ登場。
解説[]
銀河連邦議会の元議長。漫画版『メトロイド』に登場する、頭部に角が生えた種族の代表的存在である。
彼が議長を務めていた時期は、宇宙犯罪組織「スペースパイレーツ」が勢力を拡大しつつあった激動の時代であり、銀河の各地でパイレーツの蛮行による被害が発生していた。当初ヴォーグルは、正当防衛のため銀河連邦勢力圏内での武力行使を容認、連邦に属する全国家に対して戦力増強を要請するなど、パイレーツに対して徹底抗戦の姿勢を見せており、議会内で多くの賛同を得ていた。
しかし、マザーブレインの裏切りによって、銀河連邦軍の総力をかけたパイレーツ掃討作戦は失敗。ゼーベスが占領されたことでパイレーツ側の戦局が優勢となった。これを受けてヴォーグル前議長は武力行使を断念、外交的交渉での宥和策に転じたものの、パイレーツの海賊行為を助長するだけの結果に終わってしまった。
その後ヴォーグルは議長の座を降り、後任としてキートンが連邦議長に就任することとなった。
登場作品[]
脚注[]