凍結しないメトロイド

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凍結しないメトロイド
凍結しないメトロイドのホログラム (MOM)
基本情報
英語名	Unfreezable Metroid
出現地	セクターZERO (ボトルシップ)
特徴	冷気耐性を獲得したメトロイド
攻撃	エネルギー吸収
弱点	惑星規模の爆発
登場作品	METROID Other M

セクターZEROのメトロイドは、おそらく凍結しない。
低温環境に弱いという、メトロイドの致命的な弱点が 遺伝子操作によって、ついに克服された可能性が高い。
それが事実なら 言うまでもなく君に勝ち目はない。

アダム・マルコビッチ

『凍結しないメトロイド』(Unfreezable Metroid / Genetic Metroid) は、生物兵器としての性能を最大限高めるべく、遺伝子操作により低温耐性を獲得したメトロイド幼生体の総称。寒冷環境で活動可能なほか、アイスビーム等の冷凍兵器への耐性を持つ。

解説

ただ、これではっきりした。疑いの余地はない。
メトロイドは再生されている。
生体兵器が致命的な弱点を持っているなど、ありえない話だ。
そんな欠陥品を、そのまま軍が量産するとは考え難い。
どうあれ、これだけは言える…メトロイドは危険すぎる…蘇るべき存在ではない。
ましてや、倒す術が無いとなれば、その存在を許すわけにはいかない。

アダム・マルコビッチ

メトロイドはあらゆる武器への耐性を持つ浮遊生命体で、エネルギー吸収を行う特性により生物兵器としての資質に富んでいたが、冷気耐性が無いという致命的な弱点を有していた。ターロンⅣのスキャンログ等によると、スペースパイレーツもメトロイドの弱点 (冷気低耐性) を克服するための研究を独自に進めていたが、その確立には至らなかったようである。

その後、凍結しないメトロイドは銀河連邦軍によって遂に開発された。

銀河連邦本部はアダム・マルコビッチに対してメトロイド軍事化計画のレポート作成を指示した。アダムはレポートで、メトロイドが冷気耐性を克服した場合の重大な危険性・計画の欠点について説き、実行すべきではないと結論付けた。レポートを受領した本部もこれを理解していたが、その記述が連邦軍の一部過激派に余計なヒントを与えてしまったのである。

銀河連邦軍の過激派組織は、ゼーベスから帰還したサムスのパワードスーツに付着していたベビーメトロイドの細胞片から、幼生メトロイドのクローン生成に成功。その多くは遺伝子調整が行われ冷気耐性を獲得、ボトルシップのセクターZEROにて保管されていた。

寒冷環境で発見されたギガエールの死骸 (MOM)

偶然ボトルシップを訪れることになったサムスは、クライオスフィアを探索中、ミイラのように干からびたギガエールの死骸を発見する。この死骸が、凍結しないメトロイドの存在を示唆していた。

その後、サムスはMBと遭遇する。MBはボトルシップを制圧後、銀河連邦および人類に対して報復攻撃を行う過程にいた。MBはマデリーン・バーグマンを装い、メトロイド軍事化計画についての情報をサムスに説明、彼女をセクターZEROに差し向けた。この時、MBはメトロイドが冷気耐性を持つ事実を意図的に説明せず、サムスの自滅を狙っていた。

しかし、通信を傍受したアダム・マルコビッチが危険を察知、現地に急行して、サムスのセクターZERO進入および自滅を防いだ。アダムはメトロイド軍事化計画の真相を語り、サムスに対して重要ミッションを与えた後、自らセクターZEROに乗り込み、自爆装置を作動させセクターZEROを破壊した。この際、セクター内で保管されていた凍結しないメトロイドは全滅したと推測される。

オフィシャルデータ

ホログラムデータ

Common name: Genetic Metroid
Size: Length 1.5m
Classification: Metroid subspecies able to endure frigid temperatures.

METROID Other M ムービー

登場作品

• METROID Other M

関連項目

• デバイドメトロイド - 分裂後の一部個体にはアイスビームが効かない。