『暗闇』(クラヤミ、Total darkness) は、一部『メトロイドシリーズ』に登場する環境要因の一種。電気系統の故障によって引き起こされる、停電イベントについても本稿で解説する。
解説[]
- サムス・アランのヘルメットには、暗闇を透視できる赤外線スコープが搭載されており、薄暗い洞窟・遺跡内部であれば問題なく行動可能となっている。しかし、こうした装備を以てしても視界が悪く、移動に支障を来すような完全な暗闇空間も存在する。こうした局面で探索・戦闘を行う場合、サーモバイザー等の装備を駆使して、最低限の視界を確保する必要がある。
- ボトルシップやダイロン等の人工施設では、電気系統の不備による停電で照明が消え、特定区域が暗闇に包まれていることがある。こうした場合、専用端末にアクセスして電力供給を再開すれば、照明が元に戻り区域全体が明るくなる。
各作品における特徴[]
メトロイドⅡ RETURN OF SAMUS[]
暗闇の迷路を進むサムス (M2)
- なお、本作のリメイクソフト『サムスリターンズ』には、このような暗闇部屋は存在しない。
スーパーメトロイド[]
ホタリーが全滅して暗闇に包まれた部屋 (SM)
- 暗闇は視界が悪く、移動が非常に困難になるため、なるべくホタリーを倒さずに進まなくてはならない。ホタリーをアイスビーム等で凍結させれば、誤って接触して潰すことがなくなるため、進みやすい。
メトロイド フュージョン[]
- 薄暗い部屋にサムスが入ると、円型スポットライトでサムスが照らされるため、実際の視界は比較的良く、移動が困難になるケースは全く無い。GBA実機以外でプレイする場合、ディスプレイの明るさ設定・バックライト等の効果により、さらに視界が鮮明になる。
メトロイド ゼロミッション[]
- 『フュージョン』と同様、チョウゾディアの鳥人遺跡に薄暗い部屋が存在する。こちらも視界は比較的良く、移動が困難になるケースは全く無い。
METROID Other M[]
停電で暗くなっているメインセクター (MOM)
- システム制御室に向かい、制御端末にアクセスして電気系統を回復させると、電力供給が回復・セクター全体が明るくなる。
メトロイド ドレッド[]
暗闇の中のジェネレーター (MD)
- 停電が発生している区域は2箇所あり、いずれもジェネレーター付近のインタラクティブデバイスにアクセスすると、電力供給が再開・区域全体が明るくなる。電力復旧後、一部区域は冷却装置が働いたためか低温環境に変化する。またシェイカーノート等、機能停止していたロボットが起動してサムスを攻撃するようになる。
機能停止したシェイカーノート (MD)
メトロイドプライム[]
停電した天文観測所 (MP1R)
- ゲーム中盤以降、チョウゾルーインズの各地でチョウゾゴーストが出現するようになり、それと同時に部屋の中が急速に暗くなる。視界が悪化して移動は難しくなるが、チョウゾゴースト自体は眩く発光しているため、戦闘に際しての問題は無い。
- ゲーム後半に訪れるフェイゾンマインズでも、暗くて視界の悪い部屋がいくつか存在する。中でも最下層部に位置するメトロイドファーム2は特に視界が悪く、サーモバイザーを使用しなければ突破が難しい。こうした部屋ではサターナインやフェイゾンから放射される僅かな光が、唯一の光源となっている。
サーモバイザーを利用して暗闇の中を進む (MP1R)
オフィシャルデータ[]
取扱説明書[]
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書籍[]
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登場作品[]
豆知識[]
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脚注[]
関連項目[]
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