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ジゲンバクダン サドウ
タダチニ ダッシュツ セヨ
初代『メトロイド』テキスト


自爆装置』(Self-Destruct System / Time Bomb) は、惑星や施設を自爆させるための時限装置。『時限爆弾 (ジゲンバクダン)』『自爆プログラム』とも呼称される。

解説[]

機密保持や安全確保などを目的として、一部の研究施設などに設置される自己破壊装置。装置が起動するとカウントダウンが始まり、タイムが0になると強力な爆発を引き起こし、施設・惑星を完全に自己崩壊させる。重要施設等の安全が脅かされると自動的に作動するタイプや、手動操作で任意に起動するタイプなど、様々なバリエーションが存在する。基本的に一度作動した自爆装置は停止できないため、爆発に巻き込まれないよう安全な場所にまで退避しなくてはならない。間に合わなかった場合はゲームオーバーとなる。

ボス撃破後に制限時間内に脱出ポイントまで移動するという緊迫のシチュエーションは『メトロイドシリーズ』の定番イベントとなっており、第1作『メトロイド』で使用されて以降、様々な形で使用され続けている。

各作品における特徴[]

メトロイド[]

初登場。マザーブレインを破壊すると自動的に装置が作動。小さな足場を飛び移りながら最上部のエレベーターに乗り込むことになる。制限時間は999カウント。

スーパーメトロイド[]

Escape Sequence in Rocky Cave SM

クレテリアからの脱出 (スーパー)

作中で2回使用される。最序盤のスペースコロニーでは1分以内にスタート地点のエレベーターに乗ることになる。2回目は最終盤のマザーブレイン撃破後に発動、3分以内にクレテリアスターシップを目指すことになる。
なお、日本語字幕では両方とも『自爆装置』となっているが、英語表記ではスペースコロニーの装置が『Self-Destruct System』で、ゼーベスの装置が『Time Bomb』と表現が異なっている。後者は初代『メトロイド』の英語表記を踏襲したものと推測される。
本作のコミカライズ作品であるコミック版『スーパーメトロイド』では、リドリーがスペースコロニーの自爆プログラムを作動させた旨を発言している。サムス達は自爆プログラムの停止を試みるが、解除コマンドが効かないため断念。カウントダウン100秒以内にシップに戻り、コロニーから脱出している。

メトロイド フュージョン[]

このステーションの最深部にある自爆装置を起動させれば、それは可能だ。
惑星を吹き飛ばすほどの、破壊力を持つ爆薬は、Xの存在を無に返してくれるだろう。
このステーションと……私を道連れに。


本作の舞台となるB.S.L.に惑星1つを爆破できる強力な自爆装置が搭載されており、これに纏わるイベントが2度発生する。
1度目は、Xが擬態した研究員が、サムスを倒すためにセクター3 PYRの冷却装置を停止させてボイラーを暴走させ、自爆装置を暴発させようと試みる。6分以内にセクター3 PYRの冷却装置の回復を試みることになる。2度目は、物語のラスト、銀河連邦軍がXの確保に乗り出すのを防ぐため、B.S.L.を惑星SR388に衝突させ、自爆装置によって双方とも爆破する計画がサムスとアダムによって立てられ、実行された。B.S.L.の軌道を変更した後、B.S.L.が激突するまでにスターシップに向かい、脱出を目指す。

メトロイド ゼロミッション[]

Tourian Escape Sequence MZM

ツーリアンからの脱出 (MZM)

作中で2回使用される。1回目は第一部の終盤、マザーブレイン撃破と同時に自爆装置が作動。崩壊するツーリアンから脱出して、クレテリアにあるスターシップを目指すことになる。リメイク元作品の初代『メトロイド』では描かれなかった、地表部への脱出まで描写されている。爆破規模は比較的小さく、ツーリアン・クレテリアの一部区画の破壊だけに留まっている。
2回目は伝説のパワードスーツ入手後、マザーシップ深部のメカリドリーを撃破した際に自爆装置が作動。制限時間内にマザーシップ先頭部に位置する脱出艇を目指すことになる。装置作動後にはアラートが鳴る等の演出はあるが、1回目の装置とは異なり周囲で小爆発が起きることは無い。こちらも爆破後の被害は小規模で、マザーシップの破壊だけに留まっている。
なお、本作の自爆装置はプレイヤーが選択した難易度によって制限時間が変動する。

METROID Other M[]

クリア後、再びボトルシップを探索し、ファントゥーンを撃破してさらに進んでイベント後、自爆装置が起動。ゼロスーツの状態で5分以内にスターシップまで戻り、脱出しなければならない。

メトロイド ドレッド[]

レイヴンビーク-Xを撃破した後、自爆装置が起動。3分以内にハヌビア上層のスターシップを目指すことになる。

メトロイドプライム2 ダークエコーズ[]

正確には自爆装置では無いが類似イベントが存在。ダークエーテルエンペラーイングを撃破し、全ての惑星エネルギーを吸収すると、存在を維持できなくなったダークエーテルが崩壊を始め、8分以内にポータルからエーテルへ脱出を目指すことになる。脱出する前にダークサムスとの戦闘が存在する。

メトロイドプライム フェデレーションフォース[]

研究所の最深部には、自爆装置の存在が確認されている。
その装置を起動して、すぐに脱出するんだ!


M17 Self-Destruct System MPFF

自爆装置を起動させる小隊 (MPFF)

M17: 研究所爆破にて登場。タルバニア研究所跡地をパイレーツが占拠、秘密裏にメトロイドの培養実験を行っており、同研究所の最深部に自爆装置が設置されていた。そうした情報を掴んだフェデレーションフォースは研究所に潜入、施設内のメトロイドを残らず殲滅するため自爆装置を作動させるのだった。制限時間は400秒。

大乱闘スマッシュブラザーズDX[]

レギュラー戦アドベンチャーの「ブリンスタ」においてサムス撃破後に自爆装置の作動を踏襲したイベントが発生。細い足場を乗り継ぎながら上のエレベーターを目指すという初代『メトロイド』を意識した地形となっている。途中にフィギュアが落ちていることもある。制限時間は40秒で、間に合わなくても次のステージには進めるがストックを1つ失う。その後惑星ゼーベスが爆発し、次の舞台であるポップスターに向かうというムービーが流れる。

登場作品[]

関連項目[]

  • カウントダウン
  • 脱出VS.リドリー - それぞれ初代『メトロイド』と『スーパーメトロイド』での自爆装置作動時に流れる楽曲。他の作品でも踏襲されることがある。
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