銀河連邦議会の決断に躊躇はなかった。
サムス・アランよ、メトロイドを殲滅せよ!
サムス・アランよ、メトロイドを殲滅せよ!
メトロイド サムスリターンズ オープニング
『銀河連邦議会』(Galactic Federation Council) は、銀河連邦の主要な行政・統治機関。『銀河連邦最高議会[1]』『連邦本会議場』とも呼称される。
解説[]
銀河連邦の主要な行政機関。合議制の組織で、各惑星の代表者が本会議場に集い、広大な銀河社会を統治するための様々な意思決定・評議が行われている。最高議長はキートン。前議長はヴォーグル。最高議長は連邦議員の中から選出される。
腕利きのバウンティ・ハンター「サムス・アラン」が遂行した2つの重要なミッション、マザーブレインの破壊を最終目的とした「ゼロミッション」と、SR388のメトロイド殲滅任務は、この銀河連邦議会で決議された[2]。
各作品における特徴[]
スーパーメトロイド[]
- 初登場。取扱説明書で『銀河連邦最高議会』の存在が明記されている。前作『メトロイドⅡ RETURN OF SAMUS』でサムスが遂行したSR388のメトロイド殲滅任務が、連邦議会の意思決定により実施されたことが判明している。
メトロイド (マガジンZ)[]
- 銀河首都ダイバンに設置された『連邦本会議場』で評議が行われている[3]。本会議場はM字型の高層建造物で、その中央最上階にドーム型の議場が設置されている。議場は無数の議員席が円型に設置されており、中央のステージに議長や代表者が登壇、評議・答弁が行われる。中央ステージには円筒状の巨大モニターもある。ステージの外周は空洞になっており[4]、下階に雲が流れる様子が見える。質疑応答の際には、質問者がフライングソーサーに乗って、ステージ中央の回答者に接近できる。
メトロイド サムスリターンズ[]
- オープニング映像に登場。『スーパー』と同様、連邦議会よりSR388のメトロイド殲滅指令が下され、サムスが依頼を受けた旨のストーリー解説がなされている。
- 議決の様子を説明する1枚絵もあり、議会の特徴は前述の『メトロイド (マガジンZ)』と完全一致している。議場の中央ステージでは、赤いローブを着用した白髪の地球人種男性議員が熱弁している様子が描写されているが、この人物の正体は不明。中央の円筒状モニターにはメトロイドが映し出されている。
オフィシャルデータ[]
取扱説明書[]
その後銀河連邦首脳部は、SR388に数多く棲息すると思われる危険な生物メトロイドを絶滅させるべく特殊部隊を派遣したが、全部隊が消息を絶つという事態に陥ってしまった。
もはやこの事態を解決できる者はサムス以外にありえない!銀河連邦最高議会はSR388にサムス・アランを派遣、メトロイドを殲滅することを決定したのである。
登場作品[]
- スーパーメトロイド (名称のみ)
- メトロイド サムスリターンズ
- メトロイド (マガジンZ)
豆知識[]
- 銀河連邦議会の議場のデザインは、映画『スターウォーズ』新三部作の首都惑星「コルサント」に設置された銀河元老院会議場を彷彿とさせる。
- 『メトロイド (マガジンZ)』の連載が新三部作公開と同時期であり、参考にした可能性は高い。
ギャラリー[]
脚注[]
- ↑ 『スーパーメトロイド』取扱説明書より。
- ↑ 前者のゼロミッションに関しては取扱説明書等に記載が無い。しかし、SR388メトロイド殲滅任務の決定が議会で行われたことを考慮すると、ゼロミッションも同様である可能性が極めて高い。『メトロイド (マガジンZ)』ではキートン議長がサムスに対して直々にゼロミッションを依頼するシーンもある。
- ↑ 単に『連邦議会』としているコマもある。
- ↑ ガラス張りの可能性もある。