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ネタバレ要素を確認: 以降の記述には、ゲーム・漫画などの核心部分について記述されている可能性があります。 |
『難易度』(ナンイド、Difficulty mode) は、ゲームの難しさを示す相対的な指標。このページでは『メトロイドシリーズ』における「ハードモード」等の難易度設定について解説する。
解説[]

『ドレッド』における難易度選択画面
『メトロイド フュージョン』以降の2Dメトロイドシリーズと『メトロイドプライム ハンターズ』を除く全てのプライムシリーズに実装されている要素。プレイヤーは自分の実力あるいは目的に応じてゲームの難易度を選択することができる。
難易度設定によって変化する部分は作品ごとに異なるが、基本的には純粋な難易度の難化/易化以外はエンディングのご褒美程度にとどまり、ストーリー部分や進行ルートに変化はない。また、難易度を変更できるのはゲーム開始時のみであり、途中で変更することはできない。
このページでは主にゲームプレイに関わる部分について記述する。エンディングの変化についてはメトロイドシリーズのエンディング一覧を参照。
各作品における特徴[]
メトロイド フュージョン[]
- 日本語版にのみ難易度設定が存在する。
- 「EASY」「NORMAL」「HARD」の三段階の難易度が存在する。メッセージを「コドモむき」に設定した場合、それぞれ「やさしい」「ふつう」「むずかしい」という表記になるが、テキスト以外の内容は「オトナむき」と同じである。
- 最初に選択できるのはEASY/やさしいとNORMAL/ふつうのみであり、NORMAL/ふつうのどちらかをクリアするとHARD/むずかしいが選択できるようになる。
- それぞれのモードにおけるNORMAL/ふつうと比較した際の変更点は以下の通り
- EASY/やさしい
- HARD/むずかしい
メトロイド ゼロミッション[]
- 「EASY」「NORMAL」「HARD」の三段階の難易度が存在する。メッセージを「コドモむき」に設定した場合、それぞれ「やさしい」「ふつう」「むずかしい」という表記になるが、テキスト以外の内容は「オトナむき」と同じである。
- 最初に選択できるのはEASY/やさしいとNORMAL/ふつうのみであり、NORMAL/ふつうのどちらかをクリアするとHARD/むずかしいが選択できるようになる。
- それぞれのモードにおけるNORMAL/ふつうと比較した際の変更点は以下の通り
- EASY/やさしい
- HARD/むずかしい
METROID Other M[]
- 「ノーマルモード」「ハードモード」の2種類の難易度が存在する。
- ハードモード
- ノーマルモードをアイテム回収率を100%にしてクリアするとハードモードを選択可能になる。
- ハードモードではミサイルタンク、エネルギータンク、エネルギーパーツ、リカバリータンク、アクセルチャージといった収集アイテムが一切存在せず、実質的なアイテム回収率0%プレイとなる。また、サムスが敵から受けるダメージも増加している。
メトロイド サムスリターンズ[]
- 「NORMAL」「HARD」「FUSION」の3種類の難易度が存在する。
- HARD
- NORMALをクリアすると選択可能になる。HARDではサムスが敵から受けるダメージがNORMALと比較して2倍になっている。出現する敵や攻撃パターン、アイテムの効果などには変更はない。
- FUSION
- NORMALクリア後にメトロイド (クリーチャー)のamiiboを読み込ませることにより、HARDに加えてFUSIONを選択可能になる。
メトロイド ドレッド[]
- 全4種類の難易度が存在。デフォルトでは「ノーマル」「ハード」2種類のモードが存在。その後2022年2月10日の無料アップデート第1弾にて、初心者向けの「ルーキーモード」と、超高難易度の「ドレッドモード」が追加された。
- ハードモード
- ノーマルモードをクリアすると選択可能になる。ノーマルモードと比較して、サムスが敵から受ける被ダメージ量が2倍となっている。出現する敵、敵の攻撃パターン、アイテム効果などには変更はない。
- ドロップアイテムを取得した際の回復量が多い
- ゲーム開始時のミサイル弾数が多い (15→30発)
- ボスの攻撃で受けるダメージ量が少ない
- 破壊可能なボスの弾を壊しやすい
- フィニッシュカウンターが成功しやすい
- ドレッドモードで即死判定となる要素/ならない要素は以下の通り。
- 即死判定となる要素
- 敵の攻撃・接触ダメージ
- 毒ガスによるスリップダメージ
- 炎噴出装置等の障害物によるダメージ
- E.M.M.I.-06WBの電気性ビーム[2]
- 即死判定とならない要素
- 即死判定となる要素
メトロイドプライム[]
- バージョンによって選択できる難易度およびその名称が異なっている。表にまとめると以下のようになる。
低難度 通常 高難度 GC版 - ノーマル ハード 『Wiiであそぶ』版 ノーマル ベテラン ハード 『トリロジー』版 ノーマル ベテラン ハイパー 『リマスタード』 カジュアル ノーマル ハード
オリジナル (GC版)[]
- オリジナルのGC版では「ノーマル」と「ハード」が存在する。
- ノーマルをクリアすることでハードが選択可能になる。
Wiiであそぶ メトロイドプライム[]
- 「ノーマル」「ベテラン」「ハード」の三段階の難易度が存在する。ノーマルもしくはベテランをクリアすることでハードが選択可能になる。ハードはGC版と同じだが、ベテランはGC版におけるノーマルと同等となっている。ノーマルは実質「イージー」相当の低難度モードとなっている。
- ノーマルはベテラン(GC版におけるノーマル)と比較して敵から受けるダメージが半分に、敵に与えるダメージが2倍になっている。
メトロイドプライム トリロジー[]
- 『Wiiであそぶ』版とほぼ同じだが、名称が『プライム3』に合わせて「ハード」から「ハイパー」表記に変更されている。
メトロイドプライム リマスタード[]
難易度選択画面 (MP1R)
- これにより、『リマスタード』のノーマルとGC版のノーマルが同等の難易度となった。
メトロイドプライム2 ダークエコーズ[]
- バージョンによって選択できる難易度およびその名称が異なっている。
- オリジナルのGC版では「ノーマル」と「ハード」が存在する。
- 『Wiiであそぶ』版では「ノーマル」「ベテラン」「ハード」の三段階の難易度が存在する。
- ノーマルもしくはベテランをクリアすることでハードが選択可能になる。
- このうちハードはGC版と同じだが、ベテランはGC版におけるノーマルと同等となっており、こちらのノーマルは実質的な低難度モードとなっている。
- ノーマルはベテラン(GC版におけるノーマル)と比較して敵から受けるダメージが半分に、敵に与えるダメージが2倍になっている。
- 『トリロジー』版は『Wiiであそぶ』版とほぼ同じだが、名称が『プライム3』に合わせて「ハード」から「ハイパー」に変更されている。
メトロイドプライム3 コラプション[]
- 「ノーマル」「ベテラン」「ハイパー」の三段階の難易度が存在する。
- 本作の日本版においてはゲーム開始時のアンケート「銀河連邦請求フォーム」によって、ゲーム初回の難易度が「ノーマル」「ベテラン」の2種類から選択される。ノーマルもしくはベテランをクリアすることで難易度を任意で選択できるようになり、さらに「ハイパー」が選択可能になる。
- 海外版および『メトロイドプライム トリロジー』においてはアンケートによって難易度を決定する形式は採用されておらず、はじめから「ノーマル」「ベテラン」の2種類を任意で選択可能。
- 「ベテラン」は「ノーマル」に比べて敵から受けるダメージが2倍に、敵に与えるダメージが半分になっている。
- 「ハイパー」は「ベテラン」に比べて敵から受けるダメージが1.5倍、敵に与えるダメージが半分(それぞれ「ノーマル」の3倍、1/4)になっている他、敵がハイパーモードに入る頻度が大幅に上昇している。
メトロイドプライム ピンボール[]
- 高難度モードとして「エキスパートモード」が存在。メインモード「マルチミッション」1周目をクリアすると選択可能になる。オプション画面からON/OFFを変更できる。ONにすると、DS下画面右上にアイコンが表示される。
- エキスパートモード:ONの状態でミッション開始すると、ミニゲームがレベル2から始まる。
メトロイドプライム フェデレーションフォース[]
- 各ミッションに「ノーマルモード」と「ハードモード」が存在する。
- ノーマルモードをクリアするとハードモードが選択可能になる。ノーマルモードと比較して、敵からの攻撃や奈落やマグマへ落下時のダメージ量が増加している。
- メダルノルマのスコアも上がっており、一部のミッションではボーナスミッション達成で加算される点数が変更される。