『クアドラアクシス』(Quadraxis) は、ルミナスが建造した大型防衛兵器。聖なる浮遊要塞ホレイトの防衛を目的として開発されたが、完成直後にイングに強奪・スナッチされ、闇のホレイトを護衛するガーディアンとして利用されてしまった。
解説
ルミナス最大の防衛基地であったホレイトにおいて、最大規模の防衛兵器として作られたのがクアドラアクシスである。当初はイングが機械へのスナッチをできなかったこともあり、ルミナスは戦闘を優位に進めていたが、機械へのスナッチを可能にされると戦局は暗転した。ホレイトは陥落してイング最大の拠点と化し、同様に最大の防衛兵器であったクアドラアクシスも、ホレイト奪還の最大の障害としてサムス・アランの前に立ちふさがることとなった。
戦闘
クアドラアクシスは複数の形態を持ち、それぞれの形態ごとに攻撃パターンや弱点が異なる。
クアドラアクシス
- 作中で最初に対決する形態。姿は巨大なスプリッタ―といえよう。多彩な攻撃手段を有するうえに、装甲も強固である。弱点は自重を負担する脚部の関節部分だが、青色に発光している時にしかダメージを与えることができない。以下に攻撃手段について記す。
- 反物質砲
- 頭部に搭載されており、サムスをロックオンして発射する。ダメージは非常に大きいが、ブーストボールを使用して高速離脱することでロックオン状態を強制的に解除させることも可能である。ロックオンせずに撃ってくることもあるが、ダメージはロック時よりも少ない。
- 高速回転
- スプリッタ―同様、脚部を軸に高速回転して突撃してくる。しかし巨大であるため、サムスはその渦によって引き寄せられてしまう。直撃する前にチャージビーム等でダメージを与えることで中断させることができる。
- 衝撃波
- 脚部を用いて広範囲に衝撃波を放つ。四つの足それぞれに衝撃波発生装置がついており、そこを破壊するとこの攻撃は出なくなる。
クアドラアクシスヘッド&クアドラアクシスレッグ
- 関節部の弱点をすべて破壊するとこの形態に移行する。脚部が歩行不能となったため、頭部が分離し浮遊している。頭部の制御は脚部からの信号によって行われており、その制御によって頭部はエネルギーシールドを展開することが可能となっている。また、頭部の武装は健在である。
オープンヘッド
- 脚部からの信号が途絶えた状態の頭部。シールドが解除されダメージを与えることが可能となっているが、自己防衛機能としてスプリッタ―を投下してくる。
ファイナルヘッド
- 脚部からの信号が完全に遮断され、頭部のみが自律行動を開始している。しかし頭部と脚部双方の覆いが壊れ、磁気を放っている部分が露わとなっている。頭部の武装は引き続き健在であるが、衝撃を一定程度与えると機能が停止し、攻撃せずに浮遊するのみとなる。
オフィシャルデータ
ログブック
クアドラアクシス
メトロイドプライム2 ダークエコーズ
極大変異形態:クアドラアクシス
ルミナスが建造した大型防衛兵器。
スナッチ状態にあります。 重武装、重装甲のメカノイド。 脚部関節の装甲が低強度であることを感知しました。
クアドラアクシスは、ルミナスが建造した最大規模の防衛兵器でしたが、大規模なスナッチ攻撃により、イングに奪われました。 主兵装として反物質砲を、そして中長距離戦にはミサイルやビームバルカンなど多彩な武装を搭載しています。 あらゆる攻撃を防御する重装甲に覆われていますが、自重を支える脚部、特にその関節部分への負担が大きくなっています。
クアドラアクシスヘッド
メトロイドプライム2 ダークエコーズ
極大変異形態:クアドラアクシスヘッド
クアドラアクシスの頭部ユニット。
エネルギーシールドにより攻撃を無効化しています。脚部ユニットよりビーコンを受信中。
クアドラアクシスヘッドは高い機動性と多彩な武装を持ち、さらにエネルギーシールドによってあらゆる攻撃を無効化します。 脚部ユニットからのビーコン受信を確認。この回線の切断により、ヘッドの機能を一時的に停止させることが可能です。
クアドラアクシスレッグ
メトロイドプライム2 ダークエコーズ
極大変異形態:クアドラアクシスレッグ
クアドラアクシスの脚部ユニット。
歩行機能停止。ユニット中央部にビーコン発信装置を確認。
ユニットは機能停止状態ですが、中央部アンテナからビーコンを発信し、ヘッドユニットのシールド発生などを制御可能です。 アンテナにダメージを与えることで、ビーコンの発信を一時的に停止可能ですが、完全な回路切断には、受信装置の破壊が必要です。
オープンヘッド
メトロイドプライム2 ダークエコーズ
極大変異形態:オープンヘッド
回線が切断されています。
回線切断によりシールドが解除されました。ユニット内部にドローンの反応を確認。
回線切断により、ビーコンの受信が停止。それに伴い、クアドラアクシスヘッドの機能も一時的に停止しています。 その影響によりシールドが解除されていますが、自己防衛機能が作動しドローンの投下準備が行われています。
ファイナルヘッド
メトロイドプライム2 ダークエコーズ
極大変異形態:ファイナルヘッド
レッグユニットからのビーコン受信装置を喪失。自律行動を開始。
レッグユニットとの回線が完全に切断されました。シールド消滅。頭頂部に構造的弱点を感知。
クアドラアクシスヘッドは、レッグユニットとの通信を完全に喪失。 自律行動に移行しました。 搭載武装は、健在です。シールドと共に、頭部装甲も消失。 ダメージによる一時機能停止が可能です。頭頂部より磁気を感知、同時に構造的欠陥を2ヶ所確認。
公式サイト
「クアドラアクシス」はもともとルミナスが建造した最大規模の対イング防衛兵器。しかし、イングにスナッチされ奪われてしまう。主兵器として反物質砲、そして中長距離戦にはミサイルやビームバルカンなど多彩な武器を搭載している。
メトロイドプライム2 ダークエコーズ オフィシャルサイト