『セキュリティールーム』(Security Room) は、BIOLOGIC宇宙生物研究所に設置されている特殊な部屋。
解説
B.S.Lの施設内に多数設置されているハッチのセキュリティーロックを管轄する部屋。部屋の中央にある台座の上で立ち止まり、端末から伸びた機器にアームキャノンを接続・操作を行うことで、対応するハッチのロック状態を解除することができる。一度ロックを解除すると端末の機能が停止して操作不能となるため、開放したハッチを再びロックすることはできない。
B.S.Lのハッチにはレベル0から4までの5段階のセキュリティーレベルが設定されており、レベル0のグレーハッチはスターシップのコンピュータによる外部操作などで容易にロックを解除することが可能だが、レベル1以降のハッチは対応するセキュリティールームに入り、マニュアル操作を行わなければハッチを開放することができない。しかし、セキュリティールームは、治安上の理由から各セクターのマップ上にその所在地を表示することが禁止されている。そのためサムスは、セクター内部を探索しながら自力でセキュリティールームを探し出す必要があった。
詳細情報
- レベル1 (ブルー)
- コンピュータからの指令を受け、サムスが最初にロックの解除に向かうことになるセキュリティールーム。銀河連邦本部から送信された「ボム」データをデータルームでダウンロードするため、TROのデータルームを使用するつもりだったが、この部屋のハッチはレベル1のロックにより施錠されていた。サムスはロック解除のため、このセキュリティールームの捜索を行うことになる。
- ロックを解除して「ボム」データを取得して、順調にパワーアップを行うサムスであったが、B.S.Lのすべてのブルーハッチがアクティブになったことで、多数のXが水棲セクターのセクター4 AQAに侵入してしまう。これが原因で発生したシステム異常を解決するため、サムスはAQAへと急ぐこととなる。
- レベル2 (グリ-ン)
- サムスが2番目に訪れるセキュリティールーム。「スーパーミサイル」の支援データが銀河連邦本部から送信されたが、以前他のセクターで使用したデータルームは、相次ぐSA-Xの破壊活動によりすべて使用不能になっていた。そこでまだXの被害の及んでないセクター3 PYRでデータのダウンロードを敢行することになり、データルームを閉ざしているレベル2のハッチのロック解除を行うためにセキュリティールームを捜索することになる。
- レベル1のロック解除時と同じく、この行為はまたしてもXの侵入を許すことに繋がり、これによりB.S.Lの施設内では様々な悪影響がhっ制してしまった。
- レベル3 (イエロー)
- サムスが3番目に訪れるセキュリティールーム。セクター5 ARCのデータルームで「アイスミサイル」データをダウンロードするため、レベル3のハッチのロック解除を行う必要があったことから、このセキュリティールームを探し出すことになる。
- レベル4 (レッド)
- サムスが4番目に訪れるセキュリティールーム。オペレーションデッキや最高機密の研究施設などの重要エリアを防御する、最高レベルのセキュリティーロックを管轄する重要度の高い部屋で、セクター4 AQA下層部にある海底環境エリアに隠されていた。そのため司令塔であるコンピュータは当初から、このレベルのロック解除を行うつもりはなかった。しかし、ARCでナイトメアを撃破した後、AQAに迷い込んでしまい脱出経路を探していたサムスは偶然にもこの部屋を発見。突破口を開くため、このセキュリティーロックを独断で解除してしまう。この行為によってB.S.Lのすべての部屋が開放され、銀河連邦が施設内で秘密裏に進めていた愚かしい計画の全容が明るみに出ることになる。